何でも扱っています。4.5Vトレインからスター・ウォーズにバイオニクルも!
教材用等の大量調達もお任せください

◆◇◆◇◆◇◆
レゴの「全て」を世界から。日本語日本円・品切れなしのパーツ調達!
絶版パーツ、絶版セットもOK。廉価な中古も扱。


絶版になった特殊部品が欲しい、基本ブロックや特定色の大量の調達がしたい、
とにかく「安く」レゴが欲しい……というビルダーの声にお答えします。
注文を受けてから調達を行うため、即納体制は取れません。
しかし、当店に在庫切れはございません!

カンザンブリックは、日本のレゴビルドを変えてみせます!


◆◇◆◇◆◇◆
カスタムパーツ(BBB他)・カスタムキット(ME Models)の取寄せも

2021年01月17日

【作品紹介】さくりん様の9850形 日本形マレーの大迫力

 思えばマレー式の作例も増えて来ました。

 ゆゆ様の9850は思い出されますし、bikkubo様のビックボーイ。柴様も自由形米系マレー作品あります。拙作は小さなマレーの独98.7。

 記事にしてないのも多いですが(苦笑)、まず最新作たるさくりん様作品です。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 マレー式は瑞西のマレー氏が考案した関節式蒸機の一種。
 走り装置を前後に二組持ち、必然的に4シリンダ機関車となります。また元来のマレー式は後方を高圧シリンダ、前方を低圧シリンダとした複式機関車です。
(後世には前後とも高圧シリンダにしたシンプルマレーが開発され、単式ですが)

 日本には6形式が導入。
 4500 4510 この2つは小型タンク機。
 9020 9750 9800 9850は大型テンダ機。総数は56両。
 何れも独乃至アメリカからの輸入機でした。

 9850形はドイツのヘンシェルで 1912年に12両製造されたものです。
 全長18m超、運転整備重量99噸(炭水車込)は当時としては最大級の機関車。

 マレーイコール箱根越え(御殿場線)のイメージは強いのですが、同じく東海道の京都口や、東北本線、信越本線、関西本線でも活躍してた模様。ただ、扱いにくいので最後の方は箱根越えに集中配置されたようです。

 貨物列車の本務機。また、急行旅客列車の補機を務めていました。

 丹那トンネルの開業を待つことなく、1930年にはD50に置き換えられ全機が引退してしまいます。全盛期は10年ほどであり、保存されたのも9850形が1両のみです。
 
 世界的に見ればこの種の関節形機関車は成功例も多いのですが……。また、山がちな日本では未だ改良の余地はあったと思うのですが。



 日本には不向きであったといえ、その勇壮な姿は忘れえぬもの。

 さくりん様の作品は鉄道博物館の保存機9856を再現したものです。

 スケールは「やや大きめ解釈」で、1245mmの動輪に標準大動輪を用いています。そこから全体の大きさが決まった感じでしょうか。缶銅も太めに。キャブは7幅。

 レール3.5本分全長。ベストな外見バランスですね。
 大きめ解釈も寧ろ、迫力に感じられるのです。


 エンジン部サイドビュウ。缶の太さと足回りのバランスが良い感じです。
 
 主台枠が全長で取れないので構造は難しくなります。


 バックビュウ。炭水車含めて重量感が堪りません。

 さて。動力は何処に?
 無難なテンダドライブは避けているのですよ!


 フロントデッキ。煙室扉のデザインもそうですが、9850はアメロコ的な意匠も結構見えており、そこも魅力でありましょうか。
 アメリカ製大型機もまた、日本では保存されていない無念のジャンルですから。

 缶胴は実は4幅です。これでもパワー感は出せるのですね。

 巨大な前部シリンダ(低圧シリンダ)は9幅に達していますが、この迫力も必然的なものでしょう。


 上から。ランボードに1x4の格子フェンス使っているのに注目です。この表現が凄く美しいのですよ。

 煙突は……もう少し太いほうが良いと思うのですが、どんなものでしょうか?


 迫力あるシリンダ回り。やや気がかりなのはスライドバー回りの摩擦が大きそうなこと。この作りだと作ったときは順調でもすぐに動作が重くなりますから。
 ただ、シリコンスプレーによる注脂が今は一般的ですから問題にはならないでしょう。
 赤いエンドビーム奢っているのは良い効果ですね。
 

 後部シリンダと、キャブ周り。キャブ窓の十字格子が嬉しい!
 キャブ下半部をタイル外だし組にしてるのも注目です。


 さて。気になる内部。

 Mモータをキャブ内に搭載。前後とも動力伝達し、全12輪を駆動します! これにはヤラれました。後部のみ駆動とか無難なところは狙って無いのです。

 駆動軸数増えることによるパワーと、伝達効率によるパワーロスの比較は難しいですが、この動作は浪漫に満ちておりますよ。客車3両程度は曳けるそうなので、Mモータとしては優秀な動力でしょうね。

 なお、後部台車も旋回します。実物では固定ですが。模型だと走行性能考えて前後とも旋回にしたほうが良いですよね。


 前部足回り。真ん中のベベルギアで動力を承けます。


 裏側。真ん中の動輪をギア駆動して、前後動輪にはロッド伝達です。


 前後の走り装置と、炭水車。連結はボールジョイント。
 炭水車は第1軸が左右遷動します。


 走行動画です。2020年10月の海老名での記録です。


 この機関車、大正設定でyamatai氏辺りの原形8850の曳く急行列車(無論 木造客車)の補機を務めさせてるのがベストマッチでしょうか。パシフィック8900や、はたまたC51も。

 昭和初期設定だと、本務機がC53で鋼製客車。ギリギリ間に合うか間に合わないかですが3シリンダ機との組み合わせは浪漫ありましょうね。

 無論、重貨物列車が似合いそうなの云うまでもありません。

 架空なら北海道地区への転用が成功して、運炭列車曳くところも妄想してしまいます。そして、戦中戦後まで生き延びることができていたら……と。
 
posted by 関山 at 17:01| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]