「メインロッドはつけましょうよ……」
って会話してたような気がするのです。

いつの間にか、この作品まで進化しておりました。
7幅セミラージが可能にした、スタイリッシュな1Bタンク機関車です。
この車軸配置は日本だと鉄道創業時の110・120・150・160形などで知られるところです。全てイギリス系。160形は明治村12号であり、現役機関車ですね。
あのあたりの雰囲気を、巧くまとめておりましょう。
セミラージですから、動輪は純正大動輪です。
1Bタンクロコはそこそこ足の早い本線旅客用ですから、このスケールなら程よいバランスになります。

ジオラマでの試運転。
そしてこの機関車がすごいのはセミラージでありながら、R24カーブでの運転が可能なことです。TRIX-BRIXのミニマムカーブR24は一般には「電車専用」のイメージありましたから、そこに運用できる蒸機は驚きです。無論、先輪の首振りで可能にしています。
動力はpf魔改造なし、Mモータ駆動。極めて安定した走行見せておりました。
機器配置ですが、缶胴内に電池boxです。
Mモータは最後尾、第2動輪の後ろにあります。
メインロッドはクリップで摺動を受けているつくりがやや気がかり。ここをメガネレンチにしたらスムーズになると思うのですが。

空気制動キットを外付けしたところ。
世界観に合わせて装備は変えられます。

作者の解説です。素晴らしき!
この辺りのセンスが物凄く映像研で浅草氏でありますなぁ……。
激しく同感です
何故か頑なにこの種の小型蒸気機関車的な、可愛いモデルは出してくれないのですよね。あの会社は……。デュプロトレインは可愛い汽車のモデル安定してリリースしていますのに。。