
合理性。それはポジティブに使うべきでありましょう。
このストラクチャーに関しては。
国鉄らしさ。
無機的な感じ。
まるでグリーンマックスのストラクチャーキット。創る楽しさいっぱい(略。
全て褒め言葉ですよ!

曰く「5分以内に設営、撤去可能・郵送可能よって中身は一切無しのハリボテだけど、トートバッグでも輸送可能 」
輸送の問題保管の問題は大きいのです。
繰り返しますが、輸送を公共交通機関に頼らねばならない場合は(車持ちでも遠征になると……)、輸送の問題は大きいものです。

モデルは釧路駅だそうです。
釧路駅。道内主要駅が1990年代以降、尽く刷新されてくなかで網走と並んで「国鉄」な雰囲気を今に残しています。1964年築とのことで、蒸気機関車との併存時代はもちろん、8722の曳く雄別鉄道の列車までこの駅構内に入ってきてたんでしょう。
ただの真四角なビルになっていないのは、垂直方向の柱表現。
水平方向のレンガタイル張りの処理……。そして入り口の斜めのドア。この斜めドア表現が作品時代の存在感を大きくしています。
ペントハウスもポイントです。クーリングタワーとか屋上水槽まで考慮すると大げさになっちゃいますから、デイテールの引き算も大事でありましょうか。
ただ、ごてごてした後付の看板類は欲しいかも?

もちろん、駅舎以外に鉄道管理局庁舎、役場などに転用利くのは、グリーンマックスやら1980年代のtomixのノリでいけるの云うまでもありません。
国鉄車両と合わせて様になるのはもちろんなのですが、大手私鉄のちょっとした駅や、中小私鉄の気合の入った駅にも使い回せることでしょう。やはり、素晴らしき合理性なのでありました。