しかし、空気を蒸気に見立てたエアライブスチームならば物理的には可能です。
(本物の蒸気機関車だって、保存用展示用には圧搾空気で動かすことあるんですよ)
そんなわけで、過去に実験作は幾つか造られているのですが、鉄道車両の形状はなかなかたどり着けず、でした。
しかし。これはすごい。何か数段階をすっ飛ばしたオーバーテクノノロジー???
情報源はべこねん様です
https://twitter.com/bekonen7/status/1270908674509164545
「公式大動輪を従輪として使うサイズ感と空気圧で走行するのバケモノすぎる…」とのこと。激しく同感です。
ああ小型化 できないものかしら。
あと、製品に落とし込みできないのかなぁと考えさせられてしまいます。
無論、もっとショボくでも構わないので! このクオリティでは手に余りますよ(笑)。
はっきり申せば、3-5万円クラスのテクニック大箱で。そしてトレインレール走行可!
サイズも8幅くらいに納めてなんとか。
海陸空の乗り物があんなに充実してるテクニックに「軌」だけがないことに苛ついてるファンは少なくないと思うのですよ(笑)。
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さて、この作品。
レゴアイディアに提案されております
https://ideas.lego.com/projects/dc67d247-ee40-423b-8864-d468fa701e14

そこからの引用画像です。
1D1のミカドです。欧州系。フランスの1D1R辺りがモデルでしょうか。
観ての通り14幅の超大型モデルです。
トレインレールには対応しません。その意味で、現状で「鉄道模型」とは言えない問題はありますが。

相当なサイズと迫力。そしてそれに見合う精細感。

14幅であることが分かります。大動輪が先輪というスケール感。

サイドビュウ。

キャブ内は操作系。左から逆転機。エアブレーキ。右が汽笛です。
圧力計はこの機関車の要でしょう。


ブレーキロッドがエア駆動(本物と同じ)。そしてブレーキシューが動きます。
鉄道車両で実は見逃されがちなダイナミックな部分ですね。ここは。

エアは手押しポンプで。
電動ポンプとリモコン化は可能……?

内部構造のようです。
中間ピストンとフリーホイールが技術の肝になってるようですね。