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2020年06月15日

【レゴ製品 トレイン】#10277 クロコダイルロコモティブ 公式発表


 5月末にリークされた、久々の10000番代の大型トレイン製品のクロコダイル ロコモティブ 10277ですが、日本時間での6月15日の夕方くらいに、ついに公式発表されたようです。

 画像は公式の広報用ですが、一応「thebrickfan」から転載しております(原サイズ画像は上記から得られます)。


 箱。嘗て無くかっこよいものです。このまま、飾っておきたい?
 あと商品ロゴも。電気機関車という感じがします。わかってます!

 「18+」は鮮烈ですね。しかし1271ピースというのは現実的なパーツ数でしょう。

 先に記しておけば価格はUSD 99.99(税別)、ドイツでは99.99ユーロ(税込)とか云われておりますから、以前のエメラルドナイトやマースクトレイン、ホライゾンエクスプレスから逸脱はしていないのですよ!
 発売日(レゴブランドストア)も噂通りに7月1日です。もうすぐです。
(日本もそれほど時差はないと考えるべきでしょう。内外価格差は控えめにお願いしたいものですが)


 箱裏面。無論、Powered Upによる動力化対応です。



 おなじみのプレスリリースも転載しておきましょう。

「おもちゃの電車のセットで遊んだ子供の時間を覚えていますか?このLEGO Crocodile Locomotive Building Kitを使用すれば、責任を逃れて楽しい日々を過ごすことができますが、今回は完全に大人向けです。ビルドに時間をかけ、この印象的なモデルに組み込まれた機能を探索しながら、崇高なエンジニアリングに没頭してください。

鉄道アイコンを作成して表示します。象徴的なクロコダイル機関車の本格的で展示可能なLEGOモデルバージョンを作成するときに、このやりがいのある建物の挑戦でリラックスしてください。

この充実した建築プロジェクトで心を清め、日々のグラインドから脱出しましょう。おもちゃの列車セットへの情熱があなたに決して残っていない場合は、鉄道旅行の黄金時代のヴィンテージクラシックであるクロコダイル機関車の驚くべき詳細を再現するのが大好きです。 1919年から1927年にスイス連邦鉄道向けに最初に建設されたクラスCe 6/8 II機関車に触発された細部への印象的な注意この美しいLEGOモデルには、リアルなディテールが詰め込まれています。車輪の回転に合わせて動くサイドロッドと、上下に動く可動式パンタグラフを備えているので、探索することがたくさんあります。屋根を持ち上げて乗務員区画にアクセスし、2つのミニフィギュアを使用して、この象徴的な列車の物語を現実のものにします。パワーアップコンポーネント(別売り)を追加して、機関車をモーターで駆動します。クロコダイル機関車(10277)は、美しいデザインを愛する大人のためのLEGOモデル作成キットのコレクションの一部です。このモデルは、モデルトレインを愛するすべての人に素晴らしい贈り物にもなります。

このレゴクロコダイル機関車(10277)モデルキットは、ビンテージの機関車モデルを構築したい大人や、電車が大好きで次の趣味のプロジェクトを探している人に最適です。 このビルド可能なモデルトレインを実現することで、やりがいのあるチャレンジをお楽しみください。次に、このセットに詰め込まれた特徴と機能を探索します。このセットは、古典的なクロコダイル機関車を祝います。 オリジナルのクロコダイル機関車に忠実な本格的な機能を備えた驚くべき詳細を発見します。ツール、ディスプレイトラック、プラークを備えた2つのLEGOミニフィギュアは、古典的な列車を構築した後の探索に役立ちます。 モデル鉄道ファン、鉄道愛好家、LEGO愛好家に最適なこの大人向けの建物キットは、建物のファンを完全なリラクゼーションの世界へと運ぶための創造的なギフトや誕生日プレゼントになります。 この列車のモデルは、高さ6インチ(16cm)、長さ20.5インチ(52cm)、幅3.5インチ(8cm)で、誇りをもって見せる美しいディスプレイピースです。 バッテリーが不要なため、この没入型の建築プロジェクトにすぐに参加できます。機関車を電動化するには、1個の88009および1個の88013パワーアップコンポーネント(別売)を追加します。 大人向けのこのビルディングセットには、コーヒーテーブルスタイルのビルディングインストラクションが含まれており、デザインの詳細があなたを刺激し、刺激します。 大人向けの一連の刺激的なLEGOR建築モデルセットの一部。LEGO建築ファン、およびエレガントなデザイン、美しい建築、細部が詰まったモデルを愛する愛好家向けに設計されています。」


 ええと、「Ce 6/8 II」と明示していますね。

 また、レゴ社自体が「大人のレゴ(+18)」市場に力を入れてるながれもあります。その中での一つというポジションもあるのでしょう。
 トレインファンが見捨てられずに済んだことは感謝しなければなりません。


 製品に戻りましょう。


 全体像です。リーク時と大きくは変わっていません。

 大きすぎ? と思ったサイズですが、ボンネット部分のランボードが7幅。そして中間車体が6幅ですから、コンサバティブな6幅スケールのモデルと言ってもよい。
 しかし、7幅のリアルな世界観にそのまま溶け込めそうです。

 リーク時の予想外したのは車輪の構成で、第2動輪・第5動輪がフランジレスになっています(全軸フランジありを予想してました)。

 実物の車軸配置は 1C-C1ですが、この製品では1B+B+B1にアレンジされているのですね。そうじゃないとカーブをスムーズには曲がれません。


 ボンネットの造形がなめらかですね。1x10の大型カーブスロープの功績です。
 前方ディテールは文句なしです。黒ソーセージのジャンパ栓は嬉しい方も多いことでしょう(笑)。

 このアングルで注目したいのは、7幅のランボードが大動輪のフランジに掛かった造形になっていることです。これによって腰高にならずに済ませています(腰高になると凄くかっこ悪いです)。
 さらっとすごい設計を製品の次元でやってのけてます。


 重厚さが伝わってきます。動輪全軸に掛かっているサイドロッドは中間の2軸は省略されていますけども、ステップや手すり、ブレーキシューといったディテールで巧くごまかされているのですね。

 運転台窓は2x2x6の一体部品です。

 パンタグラフの形状はやや残念? 丁寧なのですが下枠部分がやや大きすぎる? 下枠部を長3のバーに置換する改造はありでしょうね。


 サイドビュウ。

 無理のない構造が一目瞭然です。中間車体と前後ボンネットはボールジョイントの1点接続ですから平易に切り離しができます。輸送や保管に便利です。
 先輪は更にボールジョイントで連結。カーブや勾配に強い作り。さすがは「製品」ですね。

 中間車体の構造ですが、サイドにタイルを貼る造形で、旧型電機のリベットフルな印象を再現しきっています。ここは相当なセンスのような。正直、脱帽モノです。

 それにしても全長20ポッチの中間車体ですが、動力化関連の機器はすべて此処に収まっているのです……。良い意味で極限設計してますね。おそらくですが、2軸駆動のはず。どういう構成なのか? 車体中心で平ギアで落とし込み、ベベルギアでの前後軸駆動か?
 完璧に余談ですが、ユニバーサルジョイント使えば全軸駆動化も夢ではない? 完璧な製品にみえて、実はマニアックな改造の余地もまた大きいのですよ。


 屋根上。1x4フェンスを横に組んだランボードが実に憎い!

 ダークグリーンの碍子や赤い配線も美しい。あらゆる部分の作り方が、今後のこの種の旧型電気機関車のスタンダードを変えてしまいそうです。


 指定のモーター。PU版Lモーター。単品番号は88013です。
 テクニックの電動セットに既に広範に使われていますので、単品購入しなくても既にお持ちの方もいるかも知れませんね。
 
 なお、PUハブ88009は通常のPUトレインに含まれる単4電池boxです。


 操作はPUリモコンではなくて、スマホのアプリ前提です。ON/OFFではなくて段階制御ができる由。
 これでPU-Mモータも制御できること願ってます(笑)。PUの使いにくいと云われてた部分がマジでいろいろ解決解消しますから。
 アプリのUIデザインは旧型鉄道車両想定なのが嬉しいです。丸型のマスターコントローラは瑞西の電機にはよく観られるものですよね。


 屋根外し状態。1x4フェンスのランボードが分かります。

 写真の左手にPUハブ、右にLモーターでしょうか? 車内の空間にケーブルは押し込めそうです。


 これまた気になる内部画像。2x8アーチで繋がった内部機器と運転台はモーターライズ化には取り外すことが分かります。タン色のギアは動力化に使う部品でしょう。


 想定してる? アダルティな雰囲気。

 でも、レゴらしいカジュアルさが有るのは上手いですね。アダルティですけどおっさん臭くないのは褒めていいですよ(笑)。


 飾りレールは不要という向きもあるでしょう。自分もリーク時にはそう思ってました(笑)。しかし。

 この写真の様に目線に持ってきて眺めて恍惚するのに、飾りレールは必須です(笑)。

 直線レール4本分 すなわち64ポッチ分。
 日本形の蒸機を6-8幅で造られてる方ならちょうどよい寸法でしょう。
 32ポッチクラスの電車なら2両編成が楽しめちゃいます。

 まぁレゴのパーツである以上、無駄なんてありえないんですが。


 ミニフィグ及び解説板。

 最高速度65km/hというロースペックが記されてるのは寧ろ味ですね。機関士と機関助士のミニフィグは新パターンでしょうか。現代欧州設定(つまりは動態保存機)と想定するなら女性の機関士も珍しくはありませんよね。

 

 そんなわけで、期待がますます膨らむのでした。
 そして、想像以上に精密で、想像以上にセンスが秀逸なことも分かりましょう。

 レゴトレインの界隈を再び華やかに賑やかにしてくれること願いますし、この製品は十分なポテンシャル、もっておりましょうね。

 改造やら、組換での遊びも楽しめそうです。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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