しかし、2018年からのPowered UP。なかなか後方互換のアダプタを造ってくれません。もういい加減どこかの社外品メーカーが立ち上がってほしいなぁ! とか思っておりましたら、こんな実験が行われていたのでした。
ひとつのPUセンサーを使用して、センサーが赤色を検出したら、そのセンサーからPFにモーターを止める信号を出すテスト。 #Lego #PowerFunction #PF #PoweredUp #PU #sensor pic.twitter.com/Tpe6i7cxCY
— ひだか まさお (@MasaoHidaka) June 3, 2020
PUセンサーから赤外線出させて、PFの受光機コントロールしているってことでしょうか! これはおもしろそうです。
— 関山@浦賀/非干渉・非服従! (@houmeisya) June 3, 2020
そのとおりです。ひとつのPUセンサーで、極端ですが、4ch分のPFがコントロールできることになります。このテストは、ひとつのセンサーが、通常のセンサーとして機能して、かつ、PFもコントロールできるかを確認したものです。
— ひだか まさお (@MasaoHidaka) June 4, 2020
PUセンサーから赤外線送出させることができるのは、正直驚いております。これはPUのアプリから操作できるのでしょうか?
— 関山@浦賀/非干渉・非服従! (@houmeisya) June 4, 2020
PUのアプリが更新されていて、PFをコントロールする機能が追加されています。
— ひだか まさお (@MasaoHidaka) June 4, 2020
トレインだったら、駅に入ってきたPF制御の車両を、PUのセンサー検出で、ストップ&ゴーとかできそうですけど。
— ひだか まさお (@MasaoHidaka) June 4, 2020
さて。
想像外の互換性のとり方ですね。
PUのセンサーに赤外線を射出させ、それで以ってワイヤレスに旧来のPFとの後方互換をとってきましたとは。
PFベースの車両の自動運転も見えてきます。
そして、個人的に妄想しましたのは。
PUセンサーを直線状の線路の端と端に起き、センサーをハブに繋げる。センサーからPFの受光機を操作して電圧及び正負の切り替え操作を行う。受光機の出力先は9Vレール……。
要はPUセンサーを2個使って、9Vの直線的往復運転を魔改造なし社外品無しで実現できないかという構想です。
尤も、PUのケーブル長さに縛られるので、そこは線材の改造が要されますが(苦笑)。延長ケーブル出して欲しいもんですね。そうすれば魔改造も捗る(え?
いや、トレインの直線的往復自動運転はPUセンサーを動力車につけて、カラーコード識別で既に実現しています。ただ、これは動力車をPUにしなければならないこと、また動力車にPUセンサーを搭載する必要あるのが「鉄道模型的」には抵抗が否めないんですよね。……まぁ、PUセンサーも最近はかなり価格は下がっていていますが。
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