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2020年01月11日

【作品紹介】地味なる改良の効果は大。 ジョージレモン様の8620 2両目!

 8620は9600と共に、名機です。

 サイズ的な使い勝手の良さが、大正の機関車を蒸機のほぼ終末期まで延命させたのでした。お陰で作例も多いですよね。

 ジョージレモン様の前作はタイルを巻きつけた缶胴の表現で皆を驚かせたもの。その綺麗な丸みよ!
 ただ、動力系はやや無理があり、PFトレインモータに大きめの動輪を直挿ししたものでありました。
 
 これ、欠点多いのです。
 速度が理論上は2倍出ます。その代わり、トルクがガタ落ちになります。
 前者は……それほど速すぎにならずに済みます。理由は分かりませんが。
 後者は重篤な問題でして。蒸機の場合はメインロッドやサイドロッドがもろに機械抵抗になってしまうので、トルク不足はとても辛いのです。

 無論、Mモータなど用いた自作動力も万能ではありません。然し、大動輪との組合せではMモータ(あるいはLモータ)に対してギア比1:1はそこそこ実用的という認識で間違いはありますまい?


 その方向で改良というよりは「新造」されたのが、ジョージレモン様の2両目の8620です。

 8620が2両……。左が新造機です。
 外見的特徴としては1プレート分ボイラ中心高さが即ち缶胴が上がりました。

 これによって、8620だと意外と目立つ、缶胴と第一動輪スプラッシャ上の間隙が目立つようになっています。写真だとわかりやすいですよね。ここが8620らしく。

 力強さが増したのは言うまでもありません。
 8620はスマートですが貧弱な機関車ではありませんし、また古典機というカテゴライズには入らないでしょう。寧ろ制式機です。
 ですから、そこそこのパワー感は必要と思うのです。

 で、その意味で右の旧作はやや線が細く、8620に至る前の試作的な形式の一つ? という印象でしょうか。
 良い意味で古典機的風情で、それはそれで嫌いではありませんけども。


 よりわかりやすく。左が新作、右が旧作です。
(写真はオリジナルを左右反転しております)

 サイドから見ると、缶胴の上がった左のほうが8620らしいのです。
 缶胴上端とキャブの高さ差異が適切印象です。

 右の旧作、キャブと缶胴の落差が大きく、違和感になっていますし、やはり貧弱な印象にも繋がっています。
(線の細い美しさと、貧弱さは別物でありましょう。スレンダーとやせっぽちは別物ですよ)



 さて。新8620を見てまいりましょう。

 特徴的な缶胴。缶胴と台枠の間の隙間の表現。全長バランスも程よい感じです。まずまず整ったモデルであります。

 改良希望点幾つかです。
 フロントデッキ上の主題枠と、シリンダ上部のカバーは、缶胴に合わせて1プレートづつ嵩上げしてはどうでしょうか。
(あるいは、ランボード全般をタイル張りにして2プレート分の厚みにしてしまうのは有りかもしれません)
 空気制動仕様だと思いますが、後部ランボードの下にエアタンク表現は欲しいですね。動輪の露出も抑えられて品も良くなりますし。タンク無理でもせめて配管だけでも?
 

 サイドビュウ。向こうが抜けてる第一動輪! 第二動輪の上も半分くらい抜けてる。すごく軽快です。

 キャブは乙字型を綺麗に再現です。やや鈍重な感じがあるので、キャブ下端を1-2プレート裾上げされてはどうでしょうか? 動態機の58654も8630もキャブ下端と、ランボード前部が揃った形状ですし。尤も原型だとキャブ裾とテンダの裾は揃った仕様が正ですから。その場合なら、キャブ窓を1プレート下げて、窓上に水切り表現しては如何でしょうか?

 口出し恐縮ですが、前作よりずっと良くなったのは事実ですよ。


 バックビュウ。この角度から見るとなかなか細密感があります。
 やはり缶胴が上がった効果は分かりますね。


 今回一番大きな変化の動力系。
 Mモータ1基。20歯ベベルギアから台枠内の12歯ベベルギアへ増速の入るギア配置ですが、12歯ベベルは台枠内に収まるため、スペース面のメリットが大きいのです。逆が理想ですが、そうすると台枠を分断するという本末転倒でありますからね。

 このギア比は拙作でも採用していますが、1:1よりも程よいスピードが得られて悪くありません。本線を軽快にかけてくって感じになるのですよ。
 ただ、牽引力はややシビアです。トレインモータ直挿しに比べると確実にマシではありますが。



 走行テストの模様です。
 客車3両の引き出しに成功してますから、8620としては十分なパワーでありましょう。

 あと、3軸で車輪間を1ポッチづつ空けたテンダでも脱線しないんですね……!


 今回が代替ではなくて2両目になった理由だそうです。

「前作をバラして作り直しをすると構造が分からなくなりそうだったので改良版は新造しました。なので手持ち8620が2台に。黒部品節約と前作か二代目かの識別を兼ねて、前作はテンダーに緑十字をつけた入替機仕様に変更しました。前作は別の作品を作るのにパーツが必要になるまでは置いておきます。」
 とのことです。分かりますよ、自分も改良が億劫というか怖くなること、あるんですよね。改良したつもりが「破壊」になっちまってもとに戻せない……はありますから。

 お陰で、2両を並べることが出来て、改良点が凄く明瞭に。
 いや、しつこく記してる缶胴上げに関しては、動力系修正の副作用らしいのですが、結果として成功してると思うのです。


 旧作の「緑十字」仕様です。
 1960年ころからテンダに緑十字とか、あるいは機関車に警戒色とかの試みがなされるようになってきました。


 派手なのはノーサンキューですけど、緑十字は品よくて好きです。安全への願い!


 テンダ側から。左が旧作。右が新作です。

 8620、思い切って2両体制も良いかもしれませんね。実物も、あれほど沢山いた機関車なのですから。

 でも、何かしら新作予定があるようでしたら、そちらを楽しみにしたいとも思うのです。スクラップ・アンド・ビルドは正にレゴの基本・根元であります。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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