でも、設計のスジはなかなか良さそうなのですよ。
写真2枚だけなので憶測語りも多いのはご容赦を。
でも、捨てがたい作品ですし、いろいろ参考にもなりましょう!
構成は 機関車(モーター車)+受光ユニット車+電池車となるようです。
PF機器は魔改造なし。
車体幅は4幅+プレート4枚分で、5幅以上6幅未満に見受けられます。いや、実質5幅のようですね。

赤いディーゼル機関車。
キャブ内にモーター搭載。動力をベベルギアで上下方向に落としこむ安定した手法です。注目したいのは、長さ5Lのハーフハイトアームでモーター軸と下方の推進軸を結びつけて、モータの浮き上がりを抑えていることでしょう! また、モータからはベベルギアの大小できちんと減速しています。
このギア配置、ナローゲージ以外の蒸機作品などでも応用できそうです。
機関車の造形は欧州系の香りがします。
気がかりなのはホイルベースがやや長いことで、これだとナローカーブレールの走行は難しいかもしれません。急カーブに対してアタック角大きすぎ?
推進軸の固定位置を変えれば、ホイルベースを短縮することは出来そうです。
この種の機関車はホイルベース短め、オーバーハングはたっぷりの方が可愛らしさも出てきますので、直せるなら直されては如何でしょうか?

受光ユニットを隠す 有蓋貨車。
電池は更に別の車という割り切りにより、ゆとり保った車内配置です。
4幅にタイル貼った車体構成が見えますね。上手く行けば、4幅+プレート2枚厚? 5幅未満???
車輪は通常の軸穴ですから、走行性能も期待できそうです。
電池車の画像はありませんが、この受光ユニット車と同じ作りで行けそうに思えます。
現状で走行試験の結果などは伺っておりませんが(注:2020年2月でも)、しかし、この編成・構成は出来とスジが良いものと言えましょう。
何らかの続きがあること、願っております。