前面の非常口を巧みに隠した形状。
湘南顔の亜流とも言える緩やかな流線型。
側面はアルミ縁の窓枠の下降窓に。淀川対岸の茶色の電車に負けないゴージャス感。
と、あらゆる意味で京阪電車の「革命」になった形式。
それまでずっと、すーっっと2000系の亜流を造ってきた京阪でしたから(5000系という変化球はありましたけども)、この革命には皆が驚き、そして6000系もそれこそ5000系のような少数形式に終わるんじゃないかと思われておりましたが。
しかし、1985年の昇圧後に元来想定していた4M4Tの8連化。
その後も1987年迄増備が続き112両の大勢力に育っていたのでした。全てが8連を組みます。
質・量の両面で京阪を変えた電車でありましょう。
2600系の淘汰が進んだ今は、両数面で最大勢力でもあるのですね。

超豆茸様の作品。無論、現行塗装での8両編成です。
6000系に始まる側面ドア間窓2つの窓配置そつなくこなします。
それよりも前面の傾斜表現ですね。
やや誇張気味に傾斜角ついた前面が表現され。凄く6000系らしく。

先頭車の2パンタもこの形式からだったような。
阪急もそうですが、関西私鉄の魅力のひとつなんですよね……。MMTTTTMM という「電動列車」的な編成を組むがゆえです。

現行塗装を旧車に波及させたとき、アークラインを採用したのは6000系から。
その意味で、6000系のデザインが以後の京阪の雛形になったのが分かりましょう。
アークライン。似合ってます。
超豆茸様の作品。貫通扉表現は割愛ですが十分それよりもらしく。
前面下部が痩せ気味なのは標識灯の位置と引き換えですが、6000系では違和感が無いですね。

8両フルの迫力です。
こんなのが複々線を行き交う情景は、いちどゆっくり眺めてみないと。
(特急で通過するだけじゃなくて)
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京阪7000系は6000系に次ぐ形式。
1989年の出町柳延長に備えての増備車で、やはり4連から製造されました。京阪は新形式車を4連で支線で「試用」する癖がありますよね。
7000系は試用の必然も大きな、初の量産VVVF車(先に6000系の一部でも試作車あり)。
前面スタイルはより合理的に垂直形状に。他は6000系のコンセプトを引き継ぎメジャー形式になるかと思いきや、7両編成x4の28両に終わってしまいました。とはいえ流れは7200系・9000系と続いてゆきます。
余談ですが、6000系のVVVF試作車は7000系に編入。またその分の6000系は7000系の車体で新造されていますので、6000系顔の7000系と、7000系顔の6000系がそれぞれ1両づつ存在するのは、京阪らしいカオスの伝統でありましょうね(笑)。


超豆茸様の作品。すっきりした前面。7連フル。

なかなか整ったスタイルではありませんか。長大橋梁をゆく姿。

後継の7200系・9000系ではまた顔が変わっていますので(若干の丸みを帯びたものに)7000系の直線的な顔は意外と少数派です。
<未完>


