2006年からの従来型2878c01は金属軸含む4ピース形でしたよね。
既に広範に流通し、相場感から言えば従来型より100円ほど安く手に入る感じ。
供給状態にもよりますので一概に言えませんが(今は[2020年2月]一時的に良くないです)、カンザンブリックで扱うとして1組200円程度で済む感じでしょうか?
車輪が高い手に入りにくい……という問題から解決された問題は大きいでしょう。旧タイプの金属軸はレゴ社内で製造できず、外部委託なのも供給や価格で不利な要素だったそうで。
一方で、金属軸廃したことでの転がり性能や、耐久性への懸念も伝えられるところです。
で、遅れながらも出てきた公式見解。
Official LEGO Response to Train Wheel Design Changes https://t.co/8SDP1zX9rH @YouTubeより
— 関山@浦賀/次は2/11横浜大倉山オフ?・2/29艦船オフ川崎参加 (@houmeisya) 2019年12月14日
動画。
レゴ社員の発表によると、新型車輪は旧型に比べて
— iL (@iL313692) 2019年12月13日
・左右独立回転によりデフ組み込みと同じ効果で走行性能向上
・金属軸廃止により子供でも組み立て簡単
・ポッチが増えて頑丈に組める
・摩耗は同程度
・電池長持ち
・製造コスト削減(車輪のコスト削減分をブロックの増加分にまわす)
だそうです。
その要約です。il様ありがとうございます。
公式発表をどこまで信じて良いものか難しいですが……。
左右独立化は「急カーブ連続する区間」に於いては確実に走行抵抗を抑える効果はありそうに思えます。
コスト削減(と供給性の向上)は既に、bricklinkの相場という形で目に見えてメリットが伝わるところです。
個人的には。
やはり相場下がったのが有り難いです。また電車や小型車両を小レイアウトで走らせるような使い方が多いので、メリットは既に享受しておりますね。
耐久性は未だ結論が出せませんが、9V初期の金属ピポット軸タイプ2878c01[1991-2005]のこと思えば多分良くなってるとは思うのです。あのタイプはすぐに回転が渋くなる……最悪でありました。あとそれ以前、灰レール4.5v用12V用も分解して給脂(=シリコン?)しないと駄目だとか。まぁだんだん良くなってるのは事実であると。
一方で。ラージスケールの方からは、新型では重量級車両では走行抵抗が重くなるという話を伺ってもおります。
難しい問題です。
あと。
レゴ社内だけで車輪部品が賄えるようになったことで、トレイン車輪を使った製品が出しやすくなるんじゃないかという見解もあります。(2020年現在)、未だ動きが見えないのがなんとももどかしくはあるのですけども。