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2019年12月12日

【作品紹介】yamatai様の8850形蒸気機関車 原型

 8850形は明治の末に次期急行列車用機関車として、8700・8850・8900形とともに輸入・製造されたものの一つ。1911年にドイツのボルジッヒで12両。1913年に川崎造船で12両がコピー生産されたものです。

 特徴は当時としては珍しかった棒台枠を採用。
 また、メインロッドが第1動輪に掛かっているのも日本では珍しい形でした(動輪3軸だと通常は第2動輪にメインロッドが掛かります)。
 目立つのはアーチ型の窓が2つ並んだ優雅なキャブでしょう。実用本位のドイツ機にしては装飾的な部分でありました。

 この8850形、当時なりに大型、そして近代的な機関車でありました。これは仲間の8700・8850・8900形に対しても優れていたのです。
 戦後1947年迄廃車出すこと無く揃っていたのは名機の証か。

 戦後の中で1951年までに廃車されましたが、2両が三井鉱山奈井江に払い下げ。1962年迄活躍を続けています。



 実物写真。鉄道ファン誌1969年7月号より。


 実物写真。wikipediaより。
 動輪が後ろ寄りで、先輪との間に余裕があるスタイルは恰も1920年代の高級乗用車を彷彿させるのです。
 優雅であるだけでなく、高い中心線のボイラは力強さもあるものでした。
 強く、美しい機関車であったのです。

 1920年代後半には空気制動化でいろいろ搭載機器が増えて姿も変わってゆきますが、基本のフォルムは不変のままでありました。
 さて。



 yamatai様の作品は原型仕様・7幅で纏められたものです。
 
 先ずはこの美しいフォルム! 細すぎず太すぎず。短すぎず長すぎず。「Lゲージ」のあるべきバランスの中でのベストな造形ではありませんか。

 缶胴はΦ4円筒によるもので、7幅のランボードと良い釣り合い。
 円筒やドームの造形もエレガントなものです。

 キャブ窓は誰もが思いつくアーチ型窓を使ったもの。この窓部品見て8850を妄想したのは私だけではありますまい……見事に先を越されてしまったのですが!
 キャブ屋根は半ポッチずらしという品の良さです。

 足回りは2-Cのテンホイラーを、1+1Cに解釈して、シリンダ部分の可動を避けています。そのために動輪はフランジレス−フランジ−フランジレスの配置です。それによって第三動輪とキャブの兼ね合いも成立させているのですね。

 ディテールは原型ということもあって、控えめです。プレート類以外は黒で揃え(ロッドを灰色……銀色という解釈さえ避けてる禁欲!)、渋い印象に。それ故に明治・大正の機関車ならではのエンドビームの朱が映えるのです。
 

 前よりから。7幅のバランスの良さですね。
 きちっと無理なく狭軌の機関車に見えます。鉄道模型のファインスケールとはまぁ別の世界ではありますけども。


 この角度から見るとランボードの平滑仕上げが効いてるのが分かりますね。ちょっと奥まったスプラッシャも上品ですし。


 なお、テンダは6幅+拡幅部分です。よって6幅の客貨車との合わせも違和感ないものに。
 テンダは原型の増炭覆などないもの。縁上の表現に、サイドのタイル張り。凝った古典機テンダですね。


 テンダドライブ機ゆえ、動力系はすべてテンダで完結しています。Powered UPの電池boxとトレインモータが収まる。足回りは川崎製のタイプで片ボギー式です。


 後ろ斜め、が美しい機関車であり、作品です。


 キャブ内は簡素にもメーター類の表現があり、良き雰囲気に。


 改めて、公式側。
 ディテールは最低限なのですが、フォルムで魅せる作品です。

 注目してほしいのは缶胴とスプラッシャの間の隙間です。
 この機関車の軽快な持ち味、顕れておりましょう。


 サイドビュウ。

 破綻なく。ベストなもの。


 模型的な見下ろしアングルも安心感あります。
 1x3カーブ使ったキャブ屋根の丸みもエレガントでありますし。

 このシリーズで、8700(原型)や8900も何時か拝見したいと思ってしまうのですね。いやいきなりC53でも良いのですよ?

 以上。関山の撮影です。
 作品を撮影してて「すごく気持ちが良い」のでした。良い被写体は、撮影者も幸せにしてくれるのですね。

 それにしても、合わせる客車なども妄想したくなります。
 先ずは拙作の九州鉄道ブリル客車(「ある列車」)辺り合わせてみたくなりますよ。





 これは東大学祭での展示の模様です。
 ジオラマベースあり。


 余録です。
 LDDでの検討中ですね。大きく変更はない模様ですが、煙突が違いますね。完成版の方がより優雅に。
 エンドビームはダミーに割り切り形状が良いです。


 サイドビュウ。棒台枠で有るがゆえの、足回りの繊細さよ!


 さて、隣の機関車は?

 LDDとはいえおまけ扱いは失礼。別記事に致しましょう!
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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