で、気になってTrixBrixのHPを覗いた、また新商品が増えてた!!
— K7A4 (@_K7A4) 2019年12月2日
ポイント用の電動機、踏切用の遮断器、センサー、信号機など…https://t.co/AL2ztvMAy9 pic.twitter.com/NRFP635Wmc
他に気になったパッケージは「切り替え4セット」と「踏切セット」。価格は切り替えが109€(約13000円)で踏切が79€(約9500円)。妥当な値段なのかはサッパリ分からん… pic.twitter.com/BkCMEpKNtg
— K7A4 (@_K7A4) 2019年12月2日
3Dプリントによるカスタムレールで世界を拓き、そして世界に普及しつつあるTRIX-BRIXですが、ついに制御機器系への進出です。
この分野、本家は1980年頃の灰レール12Vで手掛けて以降まったくノータッチになってしまったものです(玩具って事考えたらアレはオーバースペックでしょう)。
最近も3Dプリントのカスタム品はあったようですが、高コストになってしまうのであまり注目されませんでしたが。
しかし。
trix-brixさん、セット価格109ユーロとかなり頑張ってます。
https://www.trixbrix.eu/en_US/p/4-Switch-Combo-for-Trixbrix-Switches/154

109ユーロの中身はコントロールbox(2スイッチ)1個、光学センサー2個、ポイントマシン4基、信号機2基です。これ、かなりの大盤振る舞いではないでしょうか! というか利益出てるのか正直、不安になる価格なのですが……。
一応、このセットだと使いみちが或る程度制約されるのは注意です。
センサーは信号機点灯用でしょう。動画では列車の通過毎にポイント切り替えるような使い方も出来るような感じですが、ちょっと定かではありません。
ポイントマシンは渡り線に設置して、2基を1つのスイッチで操作するような使い方が前提になりそうです。
とはいえ、コントロールboxを追加すれば(1個21ユーロ)ポイントの使い方は自由になるでしょう。
廉価な色灯信号も世界を変えてしまう力持っていそうです。レイアウトで信号機って意外と目立つんですよね。
なお、コストも鑑みてか当然システムは有線です。無線にしてコスト上げずに済ませた英断に拍手! ですね。
さて。
実際の使用イメージですけど、すべてのポイントを電動化は非現実的ですから(配線も面倒そうです)、本線と副本線(待避線)の切替のみに使うのが良さそうですね?
これが複線でポイントマシン4基分。そして2機能のスイッチで足ります。
P1/ ̄ ̄ ̄ ̄\P2
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P3\____/P4
こんな感じ。
P1・P2とP3・P4は連動で良いのです。
……あ、109ユーロの基本セットでこれが出来ちゃうんですね(たぶん)。
その上、色灯信号の演出まで付いてくる!
これは「買い」かもしれません。

https://www.trixbrix.eu/en_US/p/Boom-Barriers-Combo/148
こちらは踏切電動化セット。79ユーロ。
センサー2基と、踏切のバー(遮断桿)を動かすサーボが2基です。あと踏切のLEDも。
往年の12Vにも電動踏切がありましたが、流石に1981年地点でセンサーは付けられずスイッチ操作で踏切動かすというものでした(踏切番が必要……)。
これは光学センサーで自動です。バーは自分で好きなものを工夫しましょう(笑)。
純正品でもブーストとか色々使えばできそうなんですが、あれ79ユーロじゃすみませんからね。コストパフォーマンスも高い!
で、自動踏切は身内の運転会よりは、寧ろ大規模な公開展示イベント向けかもしれませんね。光って遮断桿の動く踏切は魅了有るはずです(音は鳴らないみたいですが)。
注:
これらのシステム、幸いにも売れたようで、2020年1月17日現在「out of stock」です。
再生産に期待しましょう……。売れてるのは、無論良いことです。