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2019年12月08日

【作品紹介】mizuki様の「うらぶれ鉱山」2019年版。立体交差と本線鉄道

 前回記事
mizuki様の「うらぶれ鉱山」2018年版 その1
http://legotrain.seesaa.net/article/472849506.html

mizuki様の「うらぶれ鉱山」2018年版 その2
http://legotrain.seesaa.net/article/472849579.html


 聞けばご趣味の一つに廃墟(というよりは産業文化財趣味?)もあるというmizuki様のジオラマ作品「うらぶれ鉱山」。

 2018年版は早くも解体されてしまったとのことですが、2019年の9月ころに、2019年版として蘇りました!


 順を追って。先ずは製作検討から。

 コンセプトが立体交差です。高低差を造る検討から始まったようです。


 本線の気動車が通れるクリアランスを確保……。
 但し、この配置は採用されていません。


 決定稿のレイアウト。基礎板二枚分です。


 ホッパーの櫓が中心となります。高低差が初期検討より更に強調されているのですね。高低差は、この種の施設に欠かせません!


 一気にここまで製作が進んだようです。
 前回の再生品も多いのでしょうか。それにしてもホッパー櫓のインパクトよ。

 そして、線路は三段配置に。


 「うらぶれ鉱山」2020年版 完成です。

 2020年版と申しましたが、世界観的には1970-80年代ころの日本の何処かの鉱山でありますね。国内の各種鉱業の、ほぼ末期です。

 上、左から
 ナローゲージの上部軌道 非電化
 ナローゲージの下部軌道 複線電化
 地平レベルのホッパー線。デュアルゲージ
 そして、普通軌間の本線。

 とても賑やかな情景です。
 大量の情報が、破綻なく纏められています。

 信号。架線といった「機能」も効いています。信号機の存在感がなんて大きいことか! 産業軌道には欠かせないのですよね!

 植生も良い感じです。日本の鉱山はどこか草生してるほうがリアルですから。



 横切る上部軌道のインパクトが大きいです。
 ホッパーの櫓は鋼材製で、茶色はサビの表現でありましょうか。

 右手の選鉱所。大きな建物の魅力十分。
 壁面の曰く有りげな凸凹は古いコンクリにありがちです。蔦も嬉しい。

 下部軌道の複線には小さな屋根が掛かってます。この屋根のトタン感!


 斜め上から。
 
 基礎板2枚分のボリューム感!


 見上げアングルの迫力です。選鉱所、下から見ると大きく見えるのですよね。


 車両のではからった状態。寂……。


 下部軌道の電機たち。
 電化区間を大量輸送です。


 本線の気動車……怪しげな流線型のが、よこっちょをかすめてゆきます。
 
 よくみると、小さな祠が。
 

 ホッパーの突端。車止めが貧弱なので、鉱車落っことさないように気をつけて!


 ホッパーをアップで。比較的小規模なものでありましょうか。
 直に上部軌道の鉱車から本線の貨車に落とすよりは、途中に貯留機能があるとリアルになるかもしれません。骨組み部分に内板をはると、貯留部分に見えることでしょうね。


 この部分に味があります。

 複線の下部軌道。ここが人車(客車)の昇降場になっています。


 最小限のホームですが。これがあるだけで違いますよね。


 上部軌道の列車。小さな列車なのに迫力。


 ホッパーの下。ここはデュアルゲージです。
 ここには鉱車というよりは、国鉄規格の「貨車(石炭車・或いは無蓋車)」が似合いそうです。


 ここにもナローの列車がやってくるのはかなり複雑な配線が、見えないところに有るのでしょうね。


 現状の簡易貨車です。鉱山の構内用でありましょうか。
 構内専用なら簡易な貨車もありなんですよね。


 内部も! この断面図鑑的な見せ方が嬉しい!


 1階は曰く有りげな機械室。
 2階は備蓄倉庫。怪しげな機材が。
 3階が管理事務室。とのこと。

 機械室のハッタリの効かせ方が堪りません。
 倉庫はもうちょっとごちゃごちゃシてるほうが絵になりそうです。
 事務室には黒電話と壁の曰く有りげな黒板やポスターなどあれば良いなぁと思いました。
 それでも、現状で作り込み凄いです。


 妖しげな、埃っぽい空気が伝わってきます。


 入坑時はガチャガチャさぞや喧しそうです。


 後に制作された、自由形テンホイラー(8800形風)を合わせて。
 
 蒸機が凄く似合うのです。当然ながら。
 ここに拙作の貝島コッペルとか、ジョージレモン氏作の貝島アルコ。はたまた北に見立てて拙作のボールドウィン(雄別鉄道9046)とか置いて撮影したくなるのですよ!

 あとはDD13風の(DD13とは微妙に違う、私鉄仕様のDD13!)凸型




 もう、何も言いますまい!


◆◇◆◇◆◇◆◇◆




 情景です。「鉱山の一日」。
 細かい作り込みが効いてますよね。


 華奢なトラスの精密感。妖しげな架線。


 バテロコ出動。


 働く人々。

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 機関車群も。
 前回より小改良されているのが分かります。

 日本輸送機の10噸電機がモデルとのことです。無論、明延の。


 全長伸ばしてバランスよく。パンタ周りもより精密に。


 客車(人車)は不思議な丸みを帯びてます。申し訳程度のベンチレータが良い味。


 もちろんミニフィグ搭乗可能。
 激狭なのですが、でもこの種の車両は機関車も人車も激狭らしいですね……。残念ながら乗ったことないんですけども。乗りたかったなぁ。


 オールスター・キャスト。


 電機2色と、バテロコ 
 とても味のある、愛されるべき「産業機械」であります!


 電機のパンタ側。白い箱が何か保安関係の増設機器でありましょうか?


 走行は不可能なサイズのナローゲージですが、このサイズならではのリアルは魅力です。なお、走行化は外部動力(糸での牽引など)試みられているようです。これも期待が膨らむのですね。
 

 おまけ(笑)









 続編の、香り……?
 
 楽しみにしております。

posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介・ナロー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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