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2019年11月16日

【鉄道作品ナローゲージ】コッペル。この王道の軽便蒸機!/「給電用」緩急車

 日本における軽便蒸機は一にコッペル、二にコッペル。他は有象無象……。

 これは言いすぎかも知れませんし、輸入機にはもっと良いものもあったのかもしれません(同じくドイツのクラウスも優秀ですよね)。
 然しまぁ、国産機よりも信頼され、篤く使われたのがドイツのコッペルの機関車でありました。その輸入両数は1067mm軌間用も含め、450両を超えるもの。

 おかげで、コッペルのBタンクやCタンクは1910-1940年代に掛けて、全国各地の軽便鉄道で見られたようです……また軍用(鉄道連隊)に土木工事用に。とはいえ1930年代には気動車の登場で出番が減りだし、活躍は1950年代には終わっているのですが。経営に余裕のない軽便鉄道であるがゆえに経営合理化即ち無煙化は親方日の丸な日本国有鉄道なんかより早かったのでした。

 それでも頸城鉄道(新潟県)や井笠鉄道(岡山県)は1971年の廃線までコッペルを維持していました。後に西武鉄道山口線で走ったり(1972-1977頃)も。



 モデルはその井笠鉄道1号です。写真や資料など得やすいものですから。

 1912年に輸入された、9噸の小さな機関車でした。西武から還ってきてからは静態保存になり、今に至ります。


 拙作は5幅で全長11ポッチという機関車です。小さく造ること、心がけ。

 キャブはモータで埋まってますが、上部は覆ってます。手すりや配管はハッタリとしてなかなか有効。ナンバープレート類も色添え。
 Φ2ポッチの缶胴、煙突や安全弁?等はクリップ固定です。
 
 サイドロッド省略メインロッドのみ可動です。ロッドの先はトランシーバ使ってます。


 ほぼ真正面。とてもちっこく見えてなかなか気分が良いんですよ。
 3幅の前方構体に注目です。動力系の芯が1幅ですから、これで好都合なのです。


 サイドビュウ。缶胴の下が抜けてるのも良い感じです。

 さて、動力系に関してはこちら参照を。
http://legotrain.seesaa.net/article/471960887.html

 先に断っておけば自走はしますが単独では無理で、電池及び受光ユニットを別車両に積む必要があります。それならユーレイ方式でも良いんじゃないか? ってことになりそうですが……。

 ……然し、軽便貨車のサイズにモータ電池受光部一式全て搭載するのは意外と難しく、また車輪径を軽便の客貨車に関しては極力小さくしたいので、ユーレイ方式も不都合ではあるのでした。

 あと、苦心したのは重量バランス。どうしてもモータが重い。
 少しでも前方重くなるようにパーツを小分けにして、その上でダミーの磁石連結器まで付けました。
 

 裏面 乃至 背面。

 運用方法から単独走行不可なので、背面はモータむき出しの割切です。大柄になるのはやっぱり嫌!
 なお、模型の機関車としてはちらりちらりとギアが見えるのもまた愛嬌でありましょう?

 モータのケーブルは最低限に切り詰めて、端に9V通電ポッチを付けてコネクタとしました。


 運用時はこんな感じです。

 給電する緩急有蓋車(ワフ)がセットになる由。


 なかなか良い組み合わせだと思いませんか?

 無論「給電車」の組み合わせは任意です。小型客車や他車種を給電車にする検討もあります。森林鉄道用や軍用・工事用・鉱山用ではまた違った給電車も必要になるでしょうし。


 ミニマムな貨物列車として!

 なお、実際に走らせたところ、この後ろに有蓋貨車1両、客車(栃尾電鉄のサハ)1両を繋げてもなお余裕がありました。

 実物も名機のコッペル。模型も名機になりえますか?


 「給電」ワフは受光ユニットのパイロットランプが見えるようにしています。LED色は目立つますが致し方なしですね。

 このへんは玩具としての安心感の名残です。


 ワフ単体で。何処にでもいそうな平均的な、木造有蓋緩急車を狙いました。
 当然、最小限のサイズです。木道車体の表現は久々に1x1ブロック方式。
 
 足回りは「斧」使って軸箱周りの表現としてみました。車輪むき出しは嫌いなのです。
 屋根が深めなのは車掌の乗務環境を少しでもよくするため……ではなくて、少しでも電池を目立たなくするためです(笑)。


 手ブレーキハンドルカバーは当然欲しい装置です。
 窓はダミーですが気持ちだけでも。手すりはハッタリ。


 足回りも含めて、程よい狭軌感ですねぇ。


 電池の格納状況。スナップはみだし上等スイッチ代わりですから。


 足回りは「プレート挟み込み」で固定。簡単に交換メンテ出来ます。
 電池と受光ユニット(魔改造済)がこんな感じで収まってます。
 



 蒸機は正直不安な題材であったのですが。
 然し、このコッペルは頗る快調!



 コッペル+ワフでローラーコースターカーブ(R14相当)も走行してしまいますから運用範囲の幅は広そうでありますね。
 あれ、軍用の軌匡(簡易レール。要は模型のレールのような線路と枕木の結合体です)とみなせば、レトロミリタリ方面とも仲良く?遊べそうな感じ。

 本物が万能なら、模型も万能なのでありましょう?
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 鉄道作品ナローゲージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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