常に最小型、そして最も先鋭的なアイディアを導入されてくる作品に驚かされるのですが、今度のも「新しい」作品であります。
先方のブログ記事こちらです 8月21日付「国鉄 C56形 蒸気機関車」
http://boxlego.blog61.fc2.com/blog-entry-552.html
8月24日の熊本オフでの、華麗なデビウ飾ったのでした。
C56形は昭和中期の支線区用の中小型のテンダ機関車。テンダ機としては最も小型の部類でもあります。それゆえ入線線区は選びませんでした。タンク機関車同様の機動性得るためにスロープテンダでバック運転対応なのも特徴でした。
160両製造で半数が戦時中に徴用されてしまったため少数派でありました。但し、このクラスを置換えられるディーゼル機関車の開発や導入が遅れたため、1970年代の蒸機末期まで生き延びることが出来たのです。
160号機が近年まで、JR西日本の動態保存機でありましたね。また、44号機が大井川鉄道で動態になっています。

車輪は純正品大動輪です。そのためC56にしては大柄になってしまうかと思いきやさにあらず。全長31ポッチに収めています。
無論、自作動力でエンジンドライブ機です。
特徴はやはり、ジョージレモン様の特徴であるタイル巻きつけの缶胴。綺麗な丸みと細身が出せます。一部をプレートにしてポチ出すことで、ディテールの取り付けベースにしているのですね。
なお、このアングルからだと缶胴と動輪の間に「向こうが抜けている」のが分かりますね。エンジンドライブなのにこの軽快感。やられました。

C56だと大事なバックビュウです。
電池BOXの搭載場所になるのですが、特徴のスロープテンダをウエッジプレートで表現しているのが大胆、そしてなるほどと。
電池box隠しのブラケットが半プレート分、そこに2プレート分でテンダがジャスト6ポッチ幅になるのですよ。
無論ポッチはリベットにもみえますから違和感は有りません。
エンジンドライブ故にテンダの足回りが素直になるのもメリットですよね。

サイドビュウ。
やはり、向こうが透けてみえる軽快感! 先の細さがC56です。
なお、缶胴もキャブより3ポッチ分、つまりボイラ部分は順組スロープです。ここは中にモータが有るゆえの已む無しだそうですが、メリハリにもなっています。
配管類は最低限とのことですが、6幅蒸機ならこれくらいで適切なバランスでは無いでしょうか。

動輪アップ
モータはシーリングされています。メインロッドはbikkubo式。

ドーム回り。これまでのジョージレモン様作品同様ですが、ドームは「配管」で固定されています。
キャブ上には受光部分。
キャブ内ではMモータの上に受光ユニット載ってる由です。二階建て。

非公式側アップ。

真正面より。

前回作、8620との並びです。
8620もC56も、蒸機末期までローカル線に生き残ってましたよね。

運行開始記念。国旗掲げて。
お召し列車も曳けちゃいそうです。C56のお召もあったはず……。

熊本オフ(8月22日)での落成記念列車です。
これからの活躍が期待される、C56ですね。
最後に、制作過程のツイートも興味深いので纏めておきましょう。
忘備録に書いたけど私もC56の製作に取り掛かろう。
— ジョージ・レモン (@boxlegoblog) 2019年7月27日
後々見返すのにも便利なので進捗はこのツイートに返信で報告します。随時アドバイス頂ければと思います。
仕様は純正動輪、PFMモーター駆動、テンダーに電池BOXの予定です。8620に2ヶ月以上かけましたが、C56はどれくらいかかるかな?#レゴトレ https://t.co/t0Rqz2ayod
テンダーを製作する。C56は後方視界確保のため、切り欠きテンダーを採用している。6幅車体に4幅の電池BOXを組み込んだ上に切り欠きにさせるとは、早速心が折れそう。とりあえず斜めプレートでそれらしくまとめた。電池交換はテンダーを破壊しないとできない仕様である…(写真4枚目は使用イメージ) pic.twitter.com/4jff1GFobc
— ジョージ・レモン (@boxlegoblog) 2019年7月27日
この過程に注目です。

テンダだけ試作?した段階で、既存作の自由形テンホイラーに繋いだところ。
これはこれで不思議と様になる組み合わせでした。
今日の進捗
— ジョージ・レモン (@boxlegoblog) 2019年7月28日
炭水車をカサ増しし、灯火類とナンバープレートを加えた。
そしてMモーターと受光器と動輪を用意して仮台車を作成した。駆動部をどう組むか考える。私は動力系統を作るのが上手くないので、ここは慎重にいきたいところだ。シリンダー類も考えなきゃいけない。果たして上手くいくかなあ… pic.twitter.com/NR4lCKCWnb
今日の進捗ダメです
— ジョージ・レモン (@boxlegoblog) 2019年7月29日
大まかに機器配置を決めてMモーターの固定を行った。駆動輪は赤の動輪だけである。ゴムを巻いてテストを行ったところ単独でなら走行は可能であったので、とりあえずこれで進もうかとは思う。Mモーターがちょうど缶胴の下部位置にあり缶胴が作りにくいのが問題だ。 pic.twitter.com/QfPBj7jjmt
トゥデーイズ進捗ダメです
— ジョージ・レモン (@boxlegoblog) 2019年7月31日
ロッド類と缶胴を設置
C56…か…? pic.twitter.com/N8LHwd3Cbx
今日の進捗
— ジョージ・レモン (@boxlegoblog) 2019年8月1日
過去作の8620と同じ缶胴で作ってみては?というアドバイスが。8620から一時的に缶胴を取って付けてみた。が、残念ながら缶胴の底がモーターと干渉してしまい缶胴の位置が必然的に高くなってしまう…
折衷案としてカーブプレート+8620式缶胴のハイブリットタイプも用意したが…どうかな? pic.twitter.com/7jPsabvjoC
C56を作ろう ボツ編
— ジョージ・レモン (@boxlegoblog) 2019年8月2日
C56は堅実な設計にしよう
ちくしょう!Mモーターを変な位置に据え付けた!お前はいつもそうだ。
このカマはお前の人生そのものだ。まともに動きやしない。
お前は色んなカマを作るが、ひとつだって良いものが無い。
誰もお前を愛さない。 pic.twitter.com/MwVGvm01QB
かなりトリッキーな案もあったのですね……(驚)。
久方の進捗
— ジョージ・レモン (@boxlegoblog) 2019年8月6日
缶胴の障壁となってしまったMモーターの位置をテンダー寄りへと変更した。中央のフランジレスが駆動輪となり、ロッドが前後の動輪(ゴム巻)に動力を伝え線路を走る。
缶胴は黒タイル枯渇により濃緑で代用している。ちょっぴりタイ国鉄仕様である。
キャブも作ったが、ちょっとデカイか…? pic.twitter.com/mlbZfTIHc7
濃緑の缶胴は豊肥本線時代の8620を思い出したり。
TLで美しいレゴのC56が出てて、どうせ俺なんて…どうせ…と嫉妬・絶望・憧れを抱きつつの今日の進捗
— ジョージ・レモン (@boxlegoblog) 2019年8月7日
前輪部位置を少しズラし、連結器やランボード、そしてデフ板を装着。個人的にはデフ板無しの方が好きだ(だから8620にはつけなかった)が、無いと入れ替え機の扱いになりかねないので付けることにする。 pic.twitter.com/iPvsPZBZ0K
今夜の進捗
— ジョージ・レモン (@boxlegoblog) 2019年8月8日
屋根を延長した。
テンダーの作りを一部変えて強度を上げた。
以上…あまり進まなかったな…
残るはキャブ下の機器、シリンダー類、缶胴の上と左右に機器類を取り付ければ完成か?
モノが悪くても完成させて熊本レゴオフに持っていけたらいいな。熊本にC56の静態保存機があるし。 pic.twitter.com/I4qF58su3I
今日の進捗
— ジョージ・レモン (@boxlegoblog) 2019年8月11日
各種配管とロッド類を取り付けた。配管位置が悪いのか違和感が…だが良い方法が見当たらないのでとりあえずこれで。
あと一つだけやらなきゃいけないことが…単独走行テストは行ったが牽引力テストをしていないのだ。ここまで作っておいて、もっと先にやっておくことあったろバカァ!! pic.twitter.com/wuggWK7MVV
走行・牽引試験実施
— ジョージ・レモン (@boxlegoblog) 2019年8月12日
ひどい画角で申し訳ないが、狭い汚部屋なのでこの部分しか映せなず…
自作旧客2両は牽引可能。ポイント通過は問題なし。お得意(?)のバック運転も問題はなさそうだ。Mモーターのパワーならこんなもんでしょう。 pic.twitter.com/3KbJIheQci
久々の進捗
— ジョージ・レモン (@boxlegoblog) 2019年8月16日
動力伝達部に少し変更を加えた(見えないけど)
細かいところを突き詰めすぎると永遠に完成しないので、これでひとまず「完成」とする。残るは写真を撮ってブログやツイッターにUPするだけだ。なんとか熊本レゴオフには間に合った。なおC56の保存車が熊本にあると思っていたが勘違いだった… pic.twitter.com/dN2WiJzT9w


