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2019年09月03日

【鉄道作品日本形】1B1タンクの魅力! ナミナスウィルソンの400形? PU自走のBタンク



 タイトルに「?」を付けたのは、正直なところプロトタイプの絶対性に自信がないためです(笑)。
 いまどき主流の特定番号機はおろか、形式が特定できないってどうよ?
 って突っ込まれそうですけども。

 しかし、明治半ばの英国系1B1タンク機は両数も種類もとても多かったのです。
(400、500、600、700、230、860……他に私鉄の発注機も沢山)
 なので、あの辺りの諸形式を抽象化したモデルだと思ってくださいませ。


 で。同じような形状の機関車をナミナスウィルソン・ダブス・バルカンと言った英国勢はもとより、米ブルックスや独クラウスにまで発注したもの。それだけこの形の汽車は使いやすかったのでしょう。
 そして、国産1号の機関車860形や230形もまた同系の1B1タンクでありました。神戸工場や汽車会社、山陽鉄道が国産化に成功しているのですね。

 使いやすさ故に好まれ、戦後まで生き延びた個体も少なく有りません。
 明治期なら短区間の客車列車牽いて。昭和となれば短めの貨物列車が似合うところでしょう。末期は入換か? 模型的にも使い勝手は良いのですね。
 そして、可愛く、優雅です。
 空制化された姿も賑やかで愛嬌が。

 さて。
 レゴで作った1B1タンクを自走させることは前々から考えておりました。
 動輪部分をトレインモータにしてしまえば、ランボードから上に置かねばならないのは受光ユニットと電池BOXだけになりますから。
 そしてPowered Up! これなら電池BOX(PUハブ)のみで済みますからね。


 先にサイドビュウ見せたほうが説明もしやすいでしょう。

 全長約19ポッチの機関車に於いて、電池boxはキャブ及び炭庫の8ポッチ分に収まってます。開放的なキャブからはまぁ箱が丸見えなのですが……ここは見ない見えないお約束ですよ? でも、電池boxの黒成形品ほしいですよねぇ。
(さくりん様がシール貼って黒くするって手を考えられてましたが。それもあり!)
 
 先に言っとくと一つ破綻してるのは動輪のホイルベースが長くて、特に先輪と第一動輪の間が詰まって見えるのがあんまり美しくはない。トレインモータゆえの制約です。
(記事書きながら思ったのは、トレインモータ1ポッチ後退させて 先輪との間に余裕造ってあげたら印象マシになるんじゃないかってこと? 試してみますか)

 でも、全長10mとかいう機関車を全長19ポッチに収められたのは満足です。
(レゴの作品には対数法則ありますから。建築や船など大きな物は小さめに、乗用車や人間など小さな物は大きめに)


 動輪はBBBミニ。第1動輪フランジレス。その代わり先輪は固定。
 従輪は首振りします。

 ランボードはお馴染みのバー表現です。タイルも考えましたが重苦しくなってしまうんですよね。
 メインロッドのスライドはランボードとスライドバーの隙間を普通のΦ1丸プレート動かすだけですがこれで機能します。


 正面から。小柄な明治の汽車感?

 缶胴は最初Φ3の円筒考えましたがディテール考えたら止めといて正解か。とりあえず45度スロープは決して古びない表現です。苦心したのが独特の手すり。バイクハンドル使えると分かっても内部固定で苦心。

 派手に立ち上がってるのは空制関係の配管です。


 メインアングル。

 ここからなら電池BOXも、またホイルベースの欠陥も目立ちません(笑)。

 キャブ前端はそのまま電池BOXですからブラケットで隠してます。
 キャブの窓枠。ターンテーブル台座がうまい具合に仕事してくれました。優雅?


 斜め見下ろしだと、やはりかわいい機関車です。
 実際に模型の機関車だと見下されることが多いですものね。


 バックビュウ。先の貝島コッペルほどは破綻していませんがバック運転はまぁ諦めた方が良いって感じです(笑)。ケーブルの取り回しは苦心しました。


 中身。言うまでもなく。モータから上がってきた配線をキャブ上部に押し込み、そこから折り返してハブに接続です。


 下から。

 試運転すると空転ひどかったので動輪はゴムシール(東急ハンズで入手できる薄膜ゴムシール)貼ってます。重心バランスはお世辞にもよく有りませんし。

 それとは別に先輪や従輪に軸重が掛かりすぎてしまう問題もあり、解決策に車軸をテクニックシャフトから6Lのバーに変えてしまいました。これで軸穴内を多少遊び持って動くようになり、先輪や従輪に軸重がかからなくなります。すなわち、動輪だけに軸重掛かるようになります。
 多少の「遊び」は曲線通過性能をあげてる可能性も無きにしもあらずですが、実際どうなのでしょうか?

 性能的には二軸貨車5-6両は余裕で曳けますので、この機関車の使い方としては寧ろ十分でありましょう。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 
 この機関車、オフ会持ってってたら早速「ナミ子さん」って愛称が付きました(笑)。
 ナミナスウィルソンからナミ子さん。英国機は主製造メーカーから愛称つける流れありますから(ピーコックやネルソンなど)、順当といえば順当?

 実物同様に使いやすい機関車ゆえ、今後も広範囲に活躍してくれることでしょう……。
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 鉄道作品(日本形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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