
https://brickset.com/sets/71044-1/Disney-Train-and-Station
8月13日に発表された製品です。
(10月現在。国内でもレゴストア扱いされていますね)
第一印象記してしまうと
「ものすごく貴重なトレイン製品化枠を、なんて無駄使いしやがって!」
「世界中のレゴトレインファンの神経これ以上、逆なですんな!」
って感じでした。いやはや。
よく製品を観ると結構丁寧な造形のアメリカンスタイルの4-4-0。
この種のアメリカ系古典機としては過去最良の出来であります。メインロッドも省略されてませんし。
炭水車の縁の表現など「やるな!」って思うのです。素直にかっこよいと認めたい。
機関車のキャブや客車が8幅なのは賛否は分かれるところですが、画期的でもありましょう。
ラージスケールのメリットは享受しちゃってるんですよね。賛否は分かれるところでありましょうが(大事なことなので二度言いました)。
でもなぁ。
同じtomixの9mmナローゲージでも、我等が欲しかったのは猫屋線であって、ウエスタンリバー鉄道じゃねーんだよ、って感じなんですよねぇ。
tomixのウエスタンリバー鉄道についてはこちら。
鉄道模型趣味 TMS
— 籠原第一機関区 (@Kagohara3sen) 2019年1月22日
1983年 5.6月号を入手
数年探し回ってやっと入手できたこの2冊はなんと108円
ディズニーランドオープンの月に発行された本にはウエスタンリバー鉄道の模型化にあたった当時のTomix入魂の証が本の中に詰め込まれています。 pic.twitter.com/l9x8bGc6lq
1983年の結構気合の入った製品であり、今はプレミアモデル。
しかし、当時は全く見向きもされなかったのでした。いくら協三工業製の本物の汽車といえど、遊園地の汽車への需要はしれたものでしょう……。
一方、猫屋線は最近のトミーテックがやたら力入れてる鉄コレナローゲージ味噌汁軽便の廉価製品ですねそこそこ売れてる。帰ってきた小林信夫氏でもあります。
(小林信夫氏。トミーナインスケール時代にトミーに在籍して各種企画とかされてた由です。今は猫屋線の企画に関わられてる模様です)
何より安いので改造されまくりで自由な世界観作りの一助にもなってるのですよね。自分もLゲージやってなかったら絶対に買いまくってると思うのですw


我々が欲しいのは、猫屋線なのです。
(いや別にレゴ社が味噌汁軽便やれって意味じゃないですよ誤解なきように)
無論、これがディズニーファンに向けた製品であり、トレインファン鉄道模型のファンに向けた製品でないのは自明でしょう。
なら、遊園地の汽車出す前に鉄道模型のファンに届く製品もちゃんと出して欲しい! に尽きます。
10000代のトレインが2013年のホライゾン(TGV)以降6年も出てないんですよねぇ。あと他ジャンルでも思いますけど、製品の単価も容赦なく上げ過ぎちゃいないかい?
セット内容豪華にして価格吊り上げる商法は鉄道模型界隈でも多いですが、国際的に取り締まれないもんでしょうかねぇ。
最後に。
細かいところですが、車輪パーツが2019年の新型になっています。金属軸のないタイプ。そして先輪の車輪が早くも赤バージョンです。このパーツは広汎に出回ってほしいですね。
あぁぁ殆ど愚痴です。
レゴ社は鉄道模型分かるやつ、一人くらい雇ってほしいですね。