スペースモノレール続編。「60226 Mars Research Shuttle」がベースとのこと。
有翼宇宙船は過去のもの、再利用形は非合理的……という風潮が一時期ありましたけども、リフティングボディも含めて最近は見直されてる感は無きにしもあらず? 尤も玩具として見栄えがするのは有翼形の方なのですよね。
レゴの宇宙シリーズそのものは事実上収束しておりますけども、クラシックスペースのもともと持っていたテーマの「リアルな宇宙開発」と「STAR WARS」という意味では、前者がCityの宇宙開発テーマとして今に続いているのかも知れません。後者は言わずもがな。バンダイのガンダム、レゴ社のスターウォーズですよ!?
御託はともかく。

60226モチーフのデザインのスペースモノレール。
実に小気味よくデザインを移植されています。
もし、今もスペースモノレールが継続していたら……のifでもありますね。

製作中画像です。若干完成版と異なる所あり。

こちらから完成版の画像です。
フロントキャノピーの下、うまく埋めてますね。デザイン上、ここは難しかった筈です。

編成で。編成通して丸みの強いスマートで美しい車体!
ヒンジ部分が却って精密感与えるディテールとして機能しています。
車体裾に注目。桁抑えのカバー部分がきれいな曲面です。ここが凄く現代的に。

新旧の並びです。
鉄道車両としても、なおも現役の1980年代の旧型車と最新型の並び……という情景に見えて感慨深いのですよ。

1980年代的な未来と、ガチな21世紀の未来が並ぶ。

編成全長などはほぼ揃えられています。そこに感じるシステム感。

ここからは動画のキャプチャより。
前頭部下半部はやはり凝った造形ですね。


運転台はバーチャル・パネル式。いやグラスコクピットといえばよいのか。凄く近代化。

編成での機器配置。
ひだか式の標準通り、両先頭車にMモータ1基づつ。中間車に電池BOXと受光ユニット。

モータの斜め置きは運転台のスペースを捻出するため?

魅せるモーターになっています。モニターやメーターが効いていますね。

偏心配置。詳しい内部構造は気になりますね。

飛行士がメンテ中。使ってるミニフィグも現代的なものに統一するこの気配り。

中間車の電池box。ここのケーブル処理は今後の課題でしょうか?
さて。スペースモノレールは第三弾も製作中とのこと。期待しましょう!
中間車両は、曲面のパネルのおかげで、なかなかうまい案がでてこないままです(笑)
シャトルの造形と色づかいは、かなりよい印象で、その恩恵を受けてのモノレールなので、ここは、レゴ社のデザインに拍手です。
モーター斜め配置は、駆動軸に動力を伝達するまでのギアを減らせるので、効率がいいと勝手に思っています。
部品も減らせますし。
以下の動画で確認できます。
Lego Monorail Test 2 With Technic Parts
https://youtu.be/VKROFctGpaY
中間車、曲面パネルのお蔭でかっこよく、美しいのは事実ですね。
あのパネルのクリアがさっさとリリースされて欲しい物ですが。
シャトルのデザインも製品レベルで秀逸に思えます。でも現役の有翼宇宙船がない状態ではデザインも難しかったんじゃないかと考えさせられますよね。
斜めのモータ配置のメリット、なるほどです。
ギアを減らして効率あげられるのですね。
(大昔、スーパーレールって鉄道玩具でモータ斜め置きだったこと思い出し、です(笑))