buchi様作品 2005年
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=135161
アイン様作品 2017年
http://legotrain.seesaa.net/article/450523614.html
そして、今度は超豆茸様が「15両フル編成」で手がけて来られました。
それにしても、一時期のブロックパターン塗分とか200番代旧塗装とか難度の下がる185系はあるのに、皆様田町電車区基本番台の「斜めライン」で来られるのは凄いことですね。あれがやっぱり一番185系らしい! のですよ。

堂々の15連フルです。10連+5連。今も見られる国鉄・JR特急最長編成。東京口だからこそ。
前照灯点灯も趣深めます。

前面造形です。嘗て無かった作りであり、全面下半部を4幅横組みで大胆に構成しています。この手法で何が出来るかというと、横長の角ケージングヘッドライトが自然にできるのですよね。その下の尾灯の位置や形状も文句なしと。緑帯の比率も適切でありましょう。
裾の緑帯はスカート側に持たせる手ですが、余り違和感はありません。
前面上部、2x2パネルの合わせです。
前面はタイル1枚分づつ膨らんだ形状ですが、ここも一つの割り切りではありましょうね。レゴトレイン6幅の「馬面感」からは解放されるメリットはあります。
(一方で、寸法うまく詰めたら6幅ツライチにもできそうですよね?)
おでこ部分がややごついのはちょっと惜しいです。
側面ですが、量産性考慮はフル編成ならとても大事! 制約の中でうまく窓割り表現しておりましょう。斜めラインは2本に省略して、かつブロック単位でのディジタルな表現ですが、これはうまく出来てると思います。15両分この表現と思うと頭が下がりますよ……。

15連ゆえの中間連結部分。伊豆急下田行と修善寺行を分割併合です。
185系。悪い電車じゃないんですよねぇ。
古い設備のままで「特急」じゃなくて、早い時期に快速に格下げしてたら……とか思っちゃったりもするんですけど。

カーブで身をくねらせ、長編成ゆえの、魅惑のシーン。この堂々とした東海道線の優等列車は嘗ての153系や157系の子孫であり、それが健在であること喜ぶべきなのかも……と。
タイムリミットは2021年。先に思えますが、やはり迫っているのでしょうね。撮る方、お早めに!
動画もあります。長大編成は寧ろ動画映えがするものですね。