レゴ キハ183系×急行まりも
https://legocity2.hatenablog.com/entry/2019/04/09/120000
レゴ 14系客車(スハネフ14)
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40903412.html
レゴ オハネ14 500番台
https://legocity2.hatenablog.com/entry/2019/04/05/213000

1992年から観られた、道内夜行列車「まりも(おおぞら)」での気動車併結用の14系寝台客車です。先行する「利尻」用に続くものでした。
気動車用の引き通しを設けて、また貫通幌・貫通路の仕様も気動車用に揃えられていましたので実質キサハネ183?(キサハネ184??)。但し、過渡期には通常の14系客車として使われてたこともあったようです。
なお、昼の列車では律儀に切り離しを行い、苗穂や釧路に客車だけ留置されていた模様。寝台車の座席代用があれば面白かったのでしょうけど、付随車曳いては速度も出ず、昼の特急運用は務まらなかったのでしょうね。
それにしても、JR化後1990年代まで4系統が残っていた道内の夜行列車も完全に昔語りになってしまいました。「まりも」は2008年に臨時列車も完全廃止……。
往年は意外と寝台需要があり、「まりも(おおぞら)」では2両連結でしたし、最後まで残った「はまなす」も寝台3両くらい付けてましたよね。今は高速バスが取って代わった……というほどには本数もなく、夜行需要そのものがシュリンクしてしまった印象が辛いものです。

183系気動車に合わせたカラーリングのオハネ14。
14系寝台としての造形はスタンダードなものですが、横組窓に深い屋根とうまく雰囲気を出しています。
入口横のエンブレムはプリントタイルで。また車番の灰色1x1が芸コマですね。
色は鮮やか。青以外の客車というのも、それはそれで良いものでありました。

こちらはスハネフ14。電源供給機能を持っていました。
妻面は3面折妻です。ヒンジで角度を付けています。アイン様の解釈だと角度がやや浅い? 妻面の後退角の浅いスハネフ15風の感じに見えるのが惜しい? はまなす用のスハネフ14だとオハネフ25 200代改造でこの形状の車もありました。「まりも(おおぞら)」用だと、角度深くして、貫通扉部分を半ポッチ(位の)張り出しにしたほうが良さそうです。
それでも、先のオハネ14同様、懐かしい客車の雰囲気を湛える作品です。エンブレム表現も同様。排気筒がスハネフ14らしく。

回送シーン? 機関車が客車1両だけ牽いてく列車というのも良いものです。

スハネフとオハネの2両。これが183系気動車に挟まれて、札幌〜釧路を結んで居たのでした。

賑やかな臨時列車か? EF60の牽くスハフ12・オハ50の後ろに14系寝台。
まだ「なんでもあり」だった1990年代だったら、こんな編成走っても大騒ぎにならずに自然なものとして終わってしまったかもしれませんね。


いつか正調の14系座席車を作られたら、過度期の急行「まりも」が出来るかもしれません。

本番は特急「おおぞら(夜行)」の方です。

183系500代に牽かれる14系は実に魅力的……。客車急行とは違う良さがありましたね。

堂々の6連です。
183系の初期車2両と500代2両が寝台車挟む編成。キロ183ハイデッカーはフィクションですが、然し運用の都合で変則編成とかあったかもしれませんね。
そういえば14系になる前の急行「狩勝→まりも」も、寝台車とは別にスロ54を付けてたはずです。

183系スラント側から。見事な編成美です!
見る分には格好良いスラントの183系ですが、夜行の自由席だと定員が少なくまた座席が旧型ゆえあまり歓迎されなかった記憶があります(苦笑)。

閑話休題。アイン様のこの駅の雰囲気が、ちょうど道内の特急停車駅っぽい感じで183系が似合うのですよね。
アイン様の北海道題材、もう少し続きます。お楽しみに!