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2019年06月07日

【鉄道作品その他】香港の列車 KTT(瑞西製機関車と日本製客車の組み合わせ!)

 JBFは国際色が豊かな催しです。
 毎年、Prince様他,香港の方が日本形車両を造って展示されておりますが、それに対して自分がなんのお返しもできてないのに抵抗がありました。

 その都度、来年こそは香港の題材作るぞ! と意気込むのですが、然しJBFはイベント前のどたばたでそれどころではない状態になり空約束になってしまう。それが3回ほど続いてしまって居たのでした。

 さて。
 香港の鉄道は以下に分けられます。
・地下鉄
・路面電車(クラシックなダブルデッカーと、郊外のLRT)
・KCR(本線鉄道。中国と連絡)
 三番目ですが、1970年代まではディーゼル機関車牽引の客車列車が長閑に運行されておりました。1980年代に電化と旅客輸送の通勤電車化が行われ、近代的になったものの、正直趣味的な面白みに欠ける状態になってしまっていたのです。

 例外は少量ながら行われている貨物営業。そして中国からやって来る客車列車群。
 ただ、後者を香港の列車というのは抵抗感が否めません。


 そんな状況でしたが、英植民地から離れる前の1995年ころから中国連絡の強化が行われるようになり、中国側からの列車の高速化(最高速度200km/h程度)が徐々に行われるようになります(スウェーデン製のX2000が導入されたりもしましたよね)。
 それに呼応して香港側が運行をはじめたのがKTT(wikipedia)。香港と広州を結ぶ准高速の都市間列車。1998年に運行を開始。

 電気機関車が二階建て客車を牽引、若しくはプッシュプル運行するものですが、機関車も客車も中国国鉄流儀のものではないのが出色です。

 電機は瑞西アドトランツ・SLM製のTLN001とTLS002。瑞西国鉄Re460形の同型機。
 客車は近畿車輛製。特等車と1等車。何れも欧州基準の1等車水準の車両であり、インテリア細部のデザインも秀逸なものだとか。食堂車はないですが、シートサービスは充実している模様です。

 惜しむらくは製造数は1編成に留まったこと。機関車2両、客車12両?
 もちろん、香港側の車は固定運用(日に3往復)。気になる検修時なのですが機関車1両にして普通の牽引列車になります。そうなると客車も減らさざるを得ないので(つまり客車の検修も行える)、少客時に行うのでしょう。


 既に製造後20年を経ていること(X2000はかなり早期に退役済)、またこの区間も高速別線が2018年に開業(広深港高速鉄道)して将来も不安になるところ。しかし、現在内装の更新が進んでいるようで、当面は運用されそうな感じです。無論高速鉄道とは上手く棲み分けして3往復の運行維持されています。

 独自の準高速列車。一度乗ってみたいものです。
 


 先ずは電気機関車から。

 スラントノーズ、そして台車まで覆ったスカート、コルゲートの車体が特徴の瑞西国鉄Re460形の同型機です。
 仲間は同じく瑞西のBLS Re465形、フィンランド国鉄Sr2形、ノルウェー国鉄EL18形が。KTT向けは僅か2両ですが、本国及びフィンランドでは主力機の一つになってるようですね。
 
 レゴ的には……。元々Re460形製作の予定はありましたので、その援用です。
 スラントはポチスロ横組と、偶数段目の0.5プレート厚単位の調整でスムージング化。フロントガラスは4幅カーキャノピー使うつもりでしたが、シャープな感じが出せないので3x4の平パネルに。これを0.5プレート左右とずらしての取り付けで、前面の微妙な丸みの表現としています。

 側面は総横組です。これはRe460でのリブ表現を想定したものですが、KTTの場合ではブロックパターンの塗り分け表現に活かすことが出来ています。

 屋根は45度スロープのソリッド感。


 サイドビュウ。全長は30ポッチで、客車を32ポッチにしたスケールにそろえてます。
 乗務員扉は手すりのみの表現。レールプレート偉大です。

 床下のスカートは台車側に表現。幸いにも黒い足回りなので隙間は目立ちません。なお……KTTでは台車スカートは実はミニなのですが、台車枠再現の解決ができなかったため本国版同様のロングスカートで。連結器もKTTでは自連ですが、レゴトレイン的にはバッファ付きが標準仕様ではありますからね?(……関山はEF58でさえもバッファ付で妥協してしまうんですが。いやバッファモールドはレゴトレインの記号的性格はあるので嫌うのもどうかと思うのですよ)

 屋根は中央部を横組みでルーバーをタイル表現。

 動力ですが暫定的に9Vです。
 内部空間は確保できてますので、Powered UP化は可能です。多分PFも……理想はPFの2M機でありましょうね。
 


 常時運用されるのは赤い方の運転台ですが、写真を探すとこちらの白青側の運転台先頭にしてる姿も見られます。
 お好みはどちら?


 客車は取り敢えず2両を作りました。
 細かいことは気にせず、取り敢えず「らしく見えれば良い」クオリティです

 全長は32ポッチで、ドアは1箇所にアレンジ。ステンレスのボディをひたすら灰色で。


 屋根は45度の6x4大型部品で思いっきり手抜き(苦笑)
 内装はいつか作りたく(いつものことですが)。妻面ディテールも課題です。

 量産性は考慮なので、あと2両ほどは作り足ししたいですね……。


 客車側面。白と緑と灰と青の意外とリズミカルな外装です。





 JBFにて。
 機関車が機関車ですので、欧州感があります。

 最後に言い訳。
 サンドグリーンの部分、実物はもっと鮮やかな色です。
 ぶっちゃけ「ダークターコイズ」なのですね。今回は手持ち資材の関係でサンドグリーンと解釈ですが……。
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 鉄道作品(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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