赤でもあり、オレンジでもあり。
これまで赤解釈が主流でありましたが、オレンジはどんなものかと思っておりましたが。意外と「イケる!」のでした。

製作中の模様。お題はおなじみのDE10。
嘗ては「(1形式で)日本で一番両数の多い機関車」でありました。汎用の万能機です。

かなり完成に近づいてきました。8幅ですが、リアルと言うよりはユーモラスな、イラスト的暖かさを感じさせる造形です。

完成!
丸っこい造形。オレンジ解釈が暖かみと、そして力強さを醸し出しております。
キャブの上部のすぼまりも8幅あるとごく自然に見えるのですね。船舶用の窓部品が使えるのもオレンジにされた理由かもしれませんが、全体で成功されています。
非常に印象的なのが、サイドステップ(台枠部分)の前方への絞り込みでしょうか。此処に大胆な丸み持ってくることで、独特の魅力が生まれています。DE10等ディーゼル機関車の気が付きにくい魅力かもしれません。
手すりの精細感が大事なのは言うまでもありません。
同じ意味で、ステップ周り・フロントエプロンも細かく作り込みが入っています。
(ここは既にアメリカ形ディーゼル機関車何両も造られたきたしゅん様らしく、です)

サイドビュウ。まるやかな部分とエッジの立った部分のメリハリ!
注目されたいのが足回りで、この大きさ故にAAA-Cという車軸配置で、真ん中の燃料タンクの大きさなどのバランスが凄くリアルなのです。戯画的解釈は入った作品ですが、全体のバランスに凄く説得力があるのですね。燃料タンク自体もディテール望ましい感じです。
台車は無理してインサイドフレーム表現は行っていません。走行性能と耐久性重視という割り切りでしょうか。この方向性はありですね。
それでも、台車バネの大きく突出した表現に愛情感じます。そして、「8幅である必然性」も!

二両造られていますので、重連前提です。動力はPUx2あたりとなるのでしょうか?

DE10の重連は本格的に列車……長大編成の貨物列車や、寝台特急や座席急行牽かせても絵になるのですよね。何れも実績がありますし。
形状は大きく違うますけども、所謂汎用の「ロード・スイッチャー」の日本版とも言えたのがDE10だったのかもしれません。
8幅の客貨車作品が充実しつつある昨今のレゴトレイン界隈ですので、活躍の機会も多そうでありますね。
ところで、斜め前下方からの写真がありません(苦笑)。
件の台車バネであったり、そもそもの8幅メリットである狭軌感の魅力など一番肝心のアングルが無いのですよ(笑)。その角度がないのに、此処まで魅力的に見えるのがこの作品のポテンシャルなのかもしれませんけども。
最後に。
ほんと、ディーゼル機関車の色は今後迷いどころになりそうな気がします。機関車の形状に合わせて柔軟に考えるべきなのでしょうね。中間色が豊富な時代だからこその、贅沢な悩みであるのかもしれません。


