しかし、疎かにはできません。
2月10日に佐倉で催された、第1回佐倉ユーカリ運転会の模様です。
主題は
「大半径曲線」による「長編成列車」の「高速運転」。
どうしても場所的制約で行いにくい運転なのですが、その魅力は抗いがたいものがあります。
なにより、関東でも大半径曲線が理想となる8幅派・フル編成派の方も少なくないですから、mazta-k様の呼びかけに結構な人数が集まり、小気味よい規模の運転会が楽しめたのでした。
なお、今後も継続されるとのこと。
次回は5月26日(日)で同じく佐倉です。
※参加・見学希望の方は、関山にご連絡お願いいたします。

しゅん様のH5系。
なし様の架線柱の林を抜けて。

8幅のフル編成が狭く見えない規模。

mazta-k様のOeBBのインターシティ。
標準機、タウルスの牽引。今回は最近出番の少ない?大陸欧州系も「祭り」にしようという雰囲気だったのでした。

客レ退避させてぶち抜く高速列車って図柄は、最近は世界各国(除く 日本)で見られるシーンですね。

FBI様の9600。
今回の大半径はTRIX-BRIXの3DプリントによるR88及びR104です。
以前のMe-modelsのものよりも精度高く、現状では好評でした。
(3Dプリント品は経年変化も気がかりではありますけども)
なお、TRIX-BRIXはR24/R56/R72/R88/R104をリリースしています。R40が標準カーブですね。

R104をゆくH5。カーブこそが見せ場に。

フルスピードでの運転に、恐怖感がありません。

蒸機を追い越す新幹線というなかなか楽しい絵面であります。

客レと高速列車の併存並進に、欧州よりも寧ろ中国を感じるのは気の所為でしょうか?

久々に大陸欧州なので、欧州たる「ヨーロッパ・ロシア」のChs2を持ってきました。ソ連→ロシアの機関車ですが、チェコ製です。


mazta-k様のチェコ国鉄客車をお借りして、東からやってきた列車という雰囲気を強めてみました。

すれ違うのは、オーストリアの純西側な……。
最近はかなり入り混じってるのがあのあたりの現実のようですね。冷戦は過去のものに。

駅周り。配線はこちらがわはシンプルに。
ポイントはR104タイプの番数の大きなタイプ。これもtrix-brix製品で、mazta-k様の導入品です。ありがとうございます。

ひたすら、運転を楽しむストイックな世界。これはこれで、あり!
でも、架線柱が立っていると世界が広がります。
架線柱や、今回はなかったですが信号機って大事なのですよね。

大陸欧州系題材の楽しさは、機関車と客車を入れ替えて遊べること。
東側の古い機関車が、西側の新しい客車を曳くミスマッチもまたリアルなマッチングです。

逆もまた然り!

タウルスが中露混成の列車曳くと、ユーラシアは一つ……と思わされるのですよね。
あの線路の向こうには何が有るの……?
輝くパリが、更には地中海があるのですよ!

大カーブなのに、この密度感。

最後尾がロシア鉄道の西側直通用寝台車で、嘗てはイベリア半島まで直通していたのでした。イギリスに直通するものもあったと聞きます。実はソビエトは国際列車大国なのでした。
今も、モスクワ〜パリが新型寝台車で運行されています。乗りたい!

OeBBの揃い編成が東欧にやってくることもありそうです?

この日の拙作新作。瑞西国鉄Ae4/7形電機。
PUトレインモータにBBBラージを直挿しという大胆な動力ですが、トラブル無く走りました。
客車はワゴンリP形。窓割り楽しいデュプレックススリーパー。

瑞西の客車はmazta-k様から。旧型電機の動態保存運転って雰囲気ですね。

欧州系の列車が揃いました。

左端はmazta-k様のドイツ鉄道101形。ドイツの寝台車従えて。
右端はワゴンリですから、西・東・東・西です。

Chs2の曳くワゴンリ。
革命前のロシアでは国際寝台車会社はサービス行ってたと言われてますし、またソ連末期の1988年にオリエント・エクスプレス88として、日本までへの長旅をシベリア経由で行ったりしてました。このときは直流電化区間ではChs2が牽引してたはず……!

101の曳くナイトジェット。色の揃う前の過度期の編成です。
今はダークブルーに揃った新生ナイトジェットになっているとか。寝台列車が再生できる欧州が羨ましいですねぇ……。

架線の下。
シングルスリップスイッチも入る、やはり欧州感のある配線です。

昔の夜行列車と、今の夜行列車の並進です。
快適に、廉価に……って進化が進んでいるのですね。

広々とした駅構内はやはり大陸欧州。

再び日本形メインに。<次回続く>