思えばレゴムービーは「1」が偉大すぎたので、「2」は過度な期待であったのかもしれません。
「2」はテーマが薄い。
そして、くどくどとしつこい。ダシが効いて無くて(というかダシという概念がなく)ボリューミーなだけな(そして量は多い)、アメリカの庶民メシ的な辛さというというと酷評に過ぎますでしょうか。
いや、アメリカの庶民メシ嫌いじゃないですけどね。でも三食をそれ食っての2週間はやや辛かったアメリカ旅行(苦笑)。
もっとスピーディで濃い映画造れたんじゃないかと思いました。
ツイートでも触れましたけど「ダークエイジ」って問題だってレゴにはあります。そこを描いてほしかったかも。でも「3」の課題かも?
一方で裏エメットみたいなキャラはなんか視点がブレまくり。
彼は何者だったんでしょう? バッドマン目立ちすぎ。嫌いじゃないですけどね。でも目立ちすぎ。
レゴは好きだけど、わけが分からず。
そして、理解するのに疲労する……。
すいません。
皆さんは割と絶賛されているので「合わなかった」だけなのでしょうね。
言うまでもなく、「人形アニメ的」な動きは素晴らしいです。ビルが崩れる時にパーツ飛び散るのには感動しましたもん。ちゃんとレゴの映画です。
それだけに、惜しかった。
レゴムービー2
— 関山@浦賀/池袋鉄道模型芸術祭お疲れ様でした (@houmeisya) 2019年4月1日
素直に最高と言えなかったごめんなさい。
トレイン分が皆無なのは仕方ないとして、やや冗長でした。
実写パートに至るまでがやや長くて正直辛かったのです。
男の子がそろそろ「ダークエイジ」(思春期のレゴ離れ)に掛かる頃だったんで、それをネタにしても良かったんじゃ無いかなぁと思うのです。
— 関山@浦賀/池袋鉄道模型芸術祭お疲れ様でした (@houmeisya) 2019年4月1日
レゴムービー2の感想
— 関山@浦賀/池袋鉄道模型芸術祭お疲れ様でした (@houmeisya) 2019年4月1日
…ただね。
五更瑠璃の居ない俺妹。
山田エルフの居ないエロマンガ。
キツかった。正直。 pic.twitter.com/fSazAGF8xo
まぁこれはジョークですが。
でも主人公?の男の子だってハイティーンになりゃ恋愛が興味ごとに、或いはアニメやラノベなどの狭義のオタク趣味が興味ごとになり、レゴから離れてしまうかもしれないのですよ?
貴方は五更瑠璃嬢や山田エルフ女史の誘惑に耐えられますか?
(妹はどうでもいい。桐野もさぎりもそんな好きじゃない。所詮妹じゃん……)
10年前のレゴ社の規模ならまだ
— 関山@浦賀/池袋鉄道模型芸術祭お疲れ様でした (@houmeisya) 2019年4月1日
「真面目に街」「真面目に宇宙」「真面目に海賊」「真面目にお城」「真面目にトレイン」とか言ってられた気がするんだけど今の余りに巨人だとどうなるんだか
気にしすぎかも知れないけど
反映してるような閉塞感かも
— 関山@浦賀/池袋鉄道模型芸術祭お疲れ様でした (@houmeisya) 2019年4月1日
商品のクオリティは上がるけど価格も上がり続ける(日本だけじゃなくて国際的に)。出てこないヒット商品。マニアビルダー(自分らね)の製品離れとか(最近部品しか買ってないw
最近は5年前ほど、レゴ社の年次報告書に景気の良い数字……売上前年比で150%!増しみたいな……は踊ってないんですよね。
2003年ころのピンチはバイオニクルの元気と、また「原点回帰」で乗り切れました。あの頃はまだ小回りだってギリギリ効いてた。
然し、今の巨人は……如何に立ち回ればよいのでしょう?
いろいろ考えさせられた、「レゴムービー2」の鑑賞であったのでした。
反応など追記させて頂きます(4/11記)。
脚本に物足りなさを感じるの、わかります
— V.14(ぶい・ふぉーてぃーん) (@V14_LEGO) 2019年4月9日
そうですね。脚本が弱くてミュージカル的シーンがひたすら続く感じでした。ミュージカル否定するわけではなくて、レゴムービー2に期待するものが違ったのでしょう…。
— 関山@浦賀/ (@houmeisya) 2019年4月9日
そこでそういう心境になるかどうかは割と趣味嗜好(そういう路線が好きかどうか)によるので、人を選ぶ映画ではあるし、しばらく咀嚼しないとそこにたどり着かないというのはまあ欠点だとは思いますね。。。
— EmmetAndBricks (@EmmetAndBricks) 2019年4月9日
そうですね。些か明快さが失われたような気がします。
— 関山@浦賀/ (@houmeisya) 2019年4月9日
キャラの関係もわかりにくくなってしまった感じが有りまして。
僕も前作が好きなので、純粋な続編だと感じさせてくれた冒頭はウキウキワクワクだったんですけど、テーマが浮き彫りになってきた中盤あたりで冗長さを感じて眠くなっちゃいましたね
— shun (@shun1raw3) 2019年4月9日
アニメで例えるなら「まどマギ本編と、「叛逆の物語」かなぁ。
— 関山@浦賀/ (@houmeisya) 2019年4月9日
レゴムービーの1と2って。コンセプト継承して同一スタッフが作ってるのに何かズレてしまった感じがする。内面的な物語の続編になって、外面的な解放のあった前作と違う印象になってしまった。ハマる人にはハマるけど苦手な人には…な?
いや、強引な喩えだけど。
— 関山@浦賀/ (@houmeisya) 2019年4月9日
レゴムービー2。観たかったのは全国制覇の本編の後に、廃校の再危機から同じ流れで一同蜂起の「ガルパン劇場版」だったのかもしれない。
1作目のほうが万人受けしますよね。2作目はよりマニアックで、また逆説的ですがある意味「レゴ」という要素が薄まった感じがするのが、かえって本当にレゴを愛する人達には物足りなさを感じさせてしまうのかもと思います
— EmmetAndBricks (@EmmetAndBricks) 2019年4月9日
今後のダークエイジの描き方は数十年のブランクの経験者として期待したいです
まあ極端な話、2作目は題材がレゴでなくても成立してしまう話なんですよね(汗)
— EmmetAndBricks (@EmmetAndBricks) 2019年4月9日
むしろレゴに関係なく広くクリエイター系の人達に刺さりやすい作品となったように思います
ボロボロシティは如何にもなティーンエージャー(しいて訳せば中二病)が作りそうなレゴの街であって、あの辺は寧ろ良かったです。マッドマックス思わせるシーンとかは嬉しかったですから。
— 関山@浦賀/ (@houmeisya) 2019年4月9日
レゴムービー1はお仕事大王がレゴガチ勢で僕らレゴクラスタに刺さったんだよね。レゴムービー2はAFOLいないからね。レゴ版トイストーリーを見てるような感じだった。
— Tamotsu公式 (@Tamotsu_4WLC) 2019年4月9日
<更にツイート追記 4月20日>
レゴムービー2、ダークエイジを特に経験せずレゴ趣味を持ったまま思春期に突入した人間、日本で言えばAFOLの活動をネットで知ってしまってそのままレゴで遊び続けた平成初期以降生まれの世代にはクるものがある
— なぜ皆マーフィーと呼ぶのか? (@MurphySOHC16V) 2019年4月13日
世代差?
@houmeisya レゴムービー2が薄く感じるというのは、同意です。
— マツタケ所長 (@mazta__k) 2019年4月13日
話が少し複雑なのか設定がブレてるのか、内容が分かりづらかったなぁ。小さな子供には理解できないですね。でもバスケが一瞬入っていたのは良かった!
色々小ネタが仕込まれてましたが、吹替じゃ限界を感じますね。今度字幕で見たい。
話が少し複雑で設定のブレ、同感です 前作はシンプルなストーリーでブレない設定でかつ深みを出せておりましたものね
個人的に残念だったレゴムービー2の感想です。
— V.14(ぶい・ふぉーてぃーん) (@V14_LEGO) 2019年4月9日
以下ネタバレ。
あとレゴオタクとしての発言が目立つので悪しからず
続編ということで、妹が出てくることはわかっていました。
— V.14(ぶい・ふぉーてぃーん) (@V14_LEGO) 2019年4月9日
さらに予告やセットの発表を見て二つの期待を抱きました。
今作がデュプロを取り入れ、レゴの世界と融合し得ることを示すことと、女性キャラの活躍が前作以上に観られることです。
前者に至ってはほぼハズレでした。
— V.14(ぶい・ふぉーてぃーん) (@V14_LEGO) 2019年4月9日
デュプロはエメットの視点を通して、意思疎通が可能とは思えぬ原始的な存在として映りました。
レゴと合体するギャグの一つくらい欲しかったです。
後者も微妙でした。
— V.14(ぶい・ふぉーてぃーん) (@V14_LEGO) 2019年4月9日
というのも今作新登場の女性キャラは共感しづらかったです。
どういう性格で、何を目標としていて、克服するべきことは何かを終盤まで明らかにしなかったため子供の頃の自分が見ていたら結構混乱したと思います。
前作はキャラ紹介が非常にテンポよく、また何度もブロックを組ませる場面を見せたために共感しやすかった。
— V.14(ぶい・ふぉーてぃーん) (@V14_LEGO) 2019年4月9日
そう、今作新登場のキャラはブロックを組まない!
ネガポジ反転ベイダーは他のキャラを引き回すだけ、シェイプシフターは歌うだけ、エメットオルタはかっこいい乗り物に乗るだけでした。
これはレゴムービーの登場人物として如何なものか。
— V.14(ぶい・ふぉーてぃーん) (@V14_LEGO) 2019年4月9日
特にわがまま女王のキャラの薄さは致命的だと感じました。
英語名はWatevra Wa'Nabi(なりたいと思ったものなんでも)ですが、実際のところ何になりたいのか。
キャラが定まっていないため悪役にも善人にもなりきれません。
さらに付け加えると、わがまま女王を善人扱いするのは危ないとさえ感じます。
— V.14(ぶい・ふぉーてぃーん) (@V14_LEGO) 2019年4月9日
彼女の星雲では彼女は立派な統治者とされていますが、何をもって我々も同意できるのでしょうか。
前作がおしごと大王の全体主義に疑問を投げかける内容であっただけに、わがまま女王の扱いは非常に厄介じゃないでしょうか。
悪役の話。
— V.14(ぶい・ふぉーてぃーん) (@V14_LEGO) 2019年4月9日
公開前に発表されたセットを見ると、悪役がいない!
どういうストーリーになるのか色々と想像してしまいました。
女性キャラに共感できない分、レックスには魅入ってしまいます。
— V.14(ぶい・ふぉーてぃーん) (@V14_LEGO) 2019年4月9日
何よりセットかっこいいし。
そんな彼を悪役にした後でのフォローが足りないと思いました。
レックスはどうすればよかったのか。
彼に共感した観客は何を学べばよかったのか。
レックス「破壊も時には必要だ、創造の前には破壊が来る」
— V.14(ぶい・ふぉーてぃーん) (@V14_LEGO) 2019年4月9日
自分「確かにパーツ足りなくなるもんな」
トランプが大統領となった今、他者への理解を拒むものを悪役にしたい気持ちはわかります。
— V.14(ぶい・ふぉーてぃーん) (@V14_LEGO) 2019年4月9日
劇中のレックスも孤独の道を歩み、じきに理解を不要と考える男になってしまいました。
では劇中の「善人」は理解に努めたのでしょうか?
いや、皆武装した宇宙船で対決を挑みました。
流石にこの流れは過激なので、レックスは元から存在しなかったことにされます。
— V.14(ぶい・ふぉーてぃーん) (@V14_LEGO) 2019年4月9日
こんな展開でわがまま女王とシスター星雲の住人を信頼できるかと言われると微妙です。
トランプを倒したからといって、自分がトランプでない保証にはなりません。
そろそろ考えがまとまらなくなってきました。
— V.14(ぶい・ふぉーてぃーん) (@V14_LEGO) 2019年4月9日
最後にもう一つ。
前作は大都市、アメリカ西部、中世と広いテーマの舞台がいくつか用意されていましたが(さらに登場していない世界にも言及している)、今作の舞台は色々と限定的になっていて場所のイメージが膨らみませんでした。
私の疑問点や不満点が見事に言語化されており嬉しいです。
— 関山@浦賀/伊豆急電車まつりご来場有難う御座いました! (@houmeisya) 2019年4月14日
わけわからん映画だった…理由が解析されてますね。キャラがブレまくりなのは家族向け娯楽作としては辛いところでしょう