165系電車の部品を多々流用した事実上の旧型更新車でしたが、地方線区にも新車をもたらす効果はあったのでしょう。車体形状は105系にも通じるシンプルなもの。下降窓は当時としては立派な装備でした。
ただ、2ドアクロスシート車を3ドア全ロング車に置き換える方針はサービス上はどうかと思われるものでしたが……。
(E129系のような半ロング半クロスのレイアウトがなぜ当時行えなかったのか?)
2016年迄に205系や211系に追われる形で引退し、高崎配属車はそのままお隣の上信電鉄に転籍しております。
地方私鉄としては使いやすい電車でしょうか。

ゆま様の作品。
ご地元の群馬の車両ということで選定されたそうです。
カラフルな緑とピンクのラインが印象的。意外と細かい塗り分けですよね。
側ドアは半ポッチずらしでの凹みあり。
側窓は横組ですっきり。プレート5枚分でちょうど正方形の窓を実現。ドア間三個窓は実物どおりです。
前面はこの地点だと一部横組み併用でした。105系以来のパンダ顔が再現されています。前照灯が無いのは惜しいのですが……。1x2-1x2ブラケットあればと思うのでした。
スカートが凝った表現です。

若干の修正へての2両編成化です。
クハ106は分散式冷房装置、クモハ107は集中式冷房装置という種車由来の特徴が表現されています。また、屋根は近年のスタンダード? カーブスロープにタイルの平滑仕上げ。
前面は縦組み部分を排した作りに改め。これは賛否が割れるところでありますね。こちらのほうがシンプルで無理のない表現ではありますが。

2両編成。高校生オフでの活躍の様子です。
107系は碓氷峠の通過対策を行ってたそうなのですが、横川から先軽井沢・長野方面はもっぱら115系電車が使われており、107系+EF63というシーンは無かった模様です。
ただ、横川駅では常にEF63と顔を合わせてた由。並べてみたいですね。

走行!
ゆま様の初トレイン作品ですが、なかなか最初からハイレベルです。
今後も、期待しております。
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追加。かい様撮影の写真です。
流石に上手く、作品の良さを引き出しておりますね。
懸案の灯火類ですが僅かな加工で付けられそうなので楽しみにしております。107系の顔はライトケースの印象が大きかったですから。