特定モデルはないみたいですが、日本形の、それも比較的最近のタイプでしょうか。ちょっぴりJR西日本のキヤ143を思わせる雰囲気もあります。
ただし、自走形ではなくて、機関車に推されるタイプにも見えます。
ロータリー除雪車がディーゼル機関車への一体化ではなくて、独立した車両という進化をしていたら有り得そうなデザインでもあります。

8巾のスッキリしたスタイル。屋根はツルツルで丁寧。もちろんロータリーの羽根車もあります。回転ギミックなどは流石になさそうですが……?
車体後半は絞り込まれていますが、ここに左右のウイングとかあると更に雰囲気よくなるかもですね。

推してるのは先に制作されたマレー、9850形です。
日本型としてみると、流石に時代は合わないですが、でも何処か外国形と思うと違和感がありません。メインのディーゼル機関車が本線仕業に使われており、除雪は予備機のマレーが力に任せてという雰囲気がありましょう。

その、9850も前回記事に比べて改良されています。
先ず、前後のシリンダが凄く綺麗に。カーブスロープで丸みをつけて。またマレーの特徴である(シンプルマレーに対する)前後のシリンダ形状違いも再現されてます。
前部ユニットのシリンダが美しく力強い。これは別アングルも見たいものです。
キャブ長も締まった感じです。

全長もC+Cのマレーとして成立するギリギリ迄詰められておりましょうか? 足回りの大きさ的にちょうどいっぱい。現実的なサイズになると同時に、極めてバランスが良くなってます。赤の差し色は良い感じです。