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2019年02月08日

【作品紹介】hiro様の戦前「富士」編成 7幅フルスケール、内装付!(1) スイテ37000


 紹介が遅れてしまったことを先ずお詫び致します。
 大物にすぎると、記事一つ書くのも大変なことになりますので。

 また、複数回に分けることもご容赦願います。

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 さて。
 特急「富士」は過去のものになってしまいました。

 多くの方の印象に有るのは、東京から九州日豊方面の寝台列車でありましょう。これが1964年から2009年迄運行されておりました。20系→24系・24系25形・14系ですね。

 その前は、1960-1964年運行の特急電車。151系の時代です。
 
 更にその前は……。
 「富士」の歴史は日本の特急列車の歴史!

 1906年に運行開始の「最大急行」は東海道本線の1/2列車。この日本を代表した速達・特別な列車に愛称がついたのが1929年。1/2列車が「富士」。1923年から運行の3/4列車が「櫻」と。
 戦前の特急はまさに特別な列車であり、「富士」「櫻」、そして後に加わる「燕」「鴎」がその全てでありました。いずれも東海道・山陽本線です。

 機関車はC51からC53そしてC59へ。
 客車も木造車から初期鋼製車、広窓鋼製車に変わってゆき、また運行区間が下関まで延伸もされましたが、1944年に戦争のために廃止されてしまいました。
 
 余談幾つか。
 「富士」は1/2等専用。「櫻」は3等車のみ。とはいえ「櫻」の3等車は一方向け座席の特別な特急用客車でした。後に富士にも特急用3等車が加わります。
 廃止は富士が1944年。よくぞ戦時下まで残していたと言うべきですね。ドイツでは1940年には特急は全廃。連合国でも英国では相当早くに特急は運行停止されていますから。



 hiro様の作品ですが、1930年代初頭設定でしょう。


 鋼製客車で、1/2等のみの編成です。7幅で、ほぼフルスケールです。

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 先ずは1等展望車 スイテ37000より

 鋼製展望車として最初のもので1930年に3両が製造されたもの。ほぼ同時期にスイテ37010も2両製造されておりますが、スイテ37000は洋式内装(アールデコ調 白木屋式とも)、スイテ37010はかの「桃山式」です。

 戦後営業用で残った3両は両者を纏めてマイテ39形(1・11・21)となり、マイテ39 21には1960年の廃車時までスイテ37000由来のアールデコの内装が残されておりました。鉄道博物館保存のマイテ39 11がスイテ37010由来の桃山式です。
 
 初期の鋼製客車でダブルルーフの重厚なものですが、窓サイズはやや大きくなり明るい印象になっておりました。


 hiro様の作品。露台周りの繊細さ。手すりのメッシュ。隅柱。細部への配慮が行き届く。展望車……というより古い客電車の必然、アンチクライマーもしっかりと。
 もちろん、富士のテールマークも表現されています。


 内装。左が展望室。右が1等客室。
 「富士」では個室の1等寝台車も連結ですから、展望車はすべて開放室でした。

 白いカバーの掛かったソファが並びます。この白カバー、大事な表現ですね。
 7幅なので、内装も自然に作られています。


 左が1等室。右が展望室。1等室には網棚の表現が。


 展望室。窓カーテンが効果的です。右手にはキャビネット。
 外装の白帯がちょうど、座席の背になっているのですね。

 流石に白木屋式の装飾表現まではありません。頑張って造るとすると幕板部分を側面ポッチ付きブロックにして、1x1やΦ1のタイルで模様を造る……?




 サイドビュウ。
 このスケールゆえ、帯幅は2プレート分。バランスが良いのです。

 展望室の2+2の広窓はマイテの象徴でありましたね。
 そして、1等室部分は小窓が並びます。メリハリのある側面でありましょう。

 三軸の台車(TR78)はイコライザをタイル表現です。
 そのかわり、固定軸で3軸(軸距空け)であり、走行抵抗は大きいかもしれません。全長32-34ポッチ程度のモデルなら、拙作のマイテ39 21のように軸距なしで車輪くっつけてしまっても良いのですが、この大きさではそうもいかないですよね。難しい問題です。

 でも、ルックスは抜群です。

 なお、ウインドシルヘッダーの表現は割愛です。正直なところ、無くても気にならないです。全体のバランスが良いので、ディテールの割愛が許される感じなのでしょうか?


 製作中画像より。床下機器の装着前ですね。


 実車には無かったものですが、1等室に備えられたオルガン。文字タイルによる鍵盤表現です。

 余談ですが。オルガン(ピアノ)常備した鉄道車両は日本では数える程しかなく。明治期の私鉄食堂車と、あとはサロンカーなにわのスロフ14 703程度でしょうか。あとオリエント急行'88ではピアノバー車の演奏があったそうです。夢のある装備ですね。


 これも製作中画像より。1等室にまだカーテンがありません。


 製作中画像より。ダブルルーフの造形が分かります。
 カーブスロープの充実で、ダブルルーフ表現が進化しているのが分かりますよね。

 先にも触れましたが、スイテ37000は現存しませんが、内装が異なるスイテ37010(マイテ39 11)は鉄道博物館で保存されています。その雰囲気を十分に伝える作品なのです。


【続く。次回は1等寝台車マイネ37100と2等寝台車マロネ37350です】
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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