何でも扱っています。4.5Vトレインからスター・ウォーズにバイオニクルも!
教材用等の大量調達もお任せください

◆◇◆◇◆◇◆
レゴの「全て」を世界から。日本語日本円・品切れなしのパーツ調達!
絶版パーツ、絶版セットもOK。廉価な中古も扱。


絶版になった特殊部品が欲しい、基本ブロックや特定色の大量の調達がしたい、
とにかく「安く」レゴが欲しい……というビルダーの声にお答えします。
注文を受けてから調達を行うため、即納体制は取れません。
しかし、当店に在庫切れはございません!

カンザンブリックは、日本のレゴビルドを変えてみせます!


◆◇◆◇◆◇◆
カスタムパーツ(BBB他)・カスタムキット(ME Models)の取寄せも

2018年12月28日

【作品紹介】きせのん様の「急行便」貨車。ワム90000、ワム70000、ワキ1000、ワムフ100。鮮やかに!/EH10も


 国鉄貨物の「宅扱」(戦前)や「急行便」(戦後)の貨車は惹かれるものです。

 黒い貨車に橙や黄色の帯を巻き、付記される「宅扱」「急行」「特急」の文字。実に鮮やかでカッコいいものでした。そして早そうな印象。実際、これらの列車は通常貨車よりも高速走行できる車を選出しておりました。

 詳細はイラストで見る貨物輸送図鑑の呈を示す「伊勢崎軌道」様の「貨車の絵 その3」が詳しいです。1965年ころまでは見られたようですね。
http://www.sea.sannet.ne.jp/isesakikidou/kasya3.html

 なお、黄帯巻いた貨車というと1968年からは寧ろ低速用の識別になってしまいました。


 まずはおなじみの?ワム90000形より。

 戦前の標準形ワム23000を改良・改造したもので、ワム80000以前は有蓋車と言えば「これ!」といえる形状でした。尤も1980年ころには退役してしまったのですが。
 きせのん様作品はドアのリブ表現が精細です。2x4タイルをドアに使いつつ、隙間に1x4パネルの端を出してリブにするという細かさ。内部構造はどうなってるのでしょうか?

 屋根も1x3のカーブスロープ並べる手間です。
 この二軸有蓋車の地点で、ただものではなく……。


 左がワム90000。右はワキ1000。製造時期が近いです。




 ワム70000形。国鉄貨車近代化の第一歩。ワム90000とワム80000の中間形態とも言えます。ドアはレアパーツのスライドドア黒を。
 屋根は2x3スロープと1x3カーブスロープの互いで、リブ表現にしています。

 妻面も注目です。グリルパーツ用いてリブ表現にしているのですね。

 ドアを別表現にすれば、他は応用の効きそうな手法の多いモデルです。


 ワキ1000 一次車。

 1949年から製造された大型貨車で、戦前のワキ1に倣ったものです。
 なお戦前戦後のワキ車は、恰も荷物車のように車内での仕分け作業があるため、窓がありました。これら窓ありのワキは1970年代に激減して、1980年代には見られない車になってしまいます。

 きせのん様の作品は2x2の窓を横組みで使い、実車の窓の横長感を表現しています(!)。黄色帯もプレート2枚分ではなくて、タイルの嵌め込みのようです(!!)。


 貨車にしてこの精細感重量感!
 あらゆる部分で究極を目指した貨車モデルです。

 妻面には貫通扉。
 屋根上にはベンチレータもあります。屋根そのものは7幅にして雨樋表現を兼ねているようですね。
 

 ワキ1000形 二次車・四次車。
 ドア部分の窓を省略したタイプです。ドア間窓も1つ減ってますね。この形が一番使いやすかった模様ですね。ワキ1000製造終了後もワキ1形300番台が同様の形状で造られてたりしますから。

 やはり、ドアにはリブ表現があります。側窓は横組のこだわり。


 妻面の貫通扉もあります。
 なお、他の写真でも分かると思いますが、台車が通常のレゴ車輪ではなく、自作のTR41です。いかにも貨車らしい台車は、貨車モデルでの世界を変えるものでありましょう? 尤も自作貨車台車には走行抵抗などの問題もありますから、そこは適材適所ではあるのでしょうね。


 TR41 詳細です。トレイン車輪の中身のみを使っています。
 テクニック軸の動力車用車輪を使うと、或いはコスト高承知でBBBミニを使うと少しは取扱平易になるかもしれませんが……?




 貨車に話戻して、ワキ1000形 三次車。
 窓が完全になくなったタイプです。

 戦前戦後のワキとしてはイレギュラーな存在でした。貨車として窓無しは寧ろ普通なのですが、然して妙な不気味さが。


 ワムフ100形。緩急車。
 複数の乗務員の勤務・添乗に対応した広めの車掌室と便所・ストーブの設備を持つ、長距離用の緩急車です。

 戦後の新制車のほか、戦前のワムフ1を改造したものもあります。きせのん様の作品は後者のようで、リベット意識した車体表現が目を引くところです。1x2プレートの横組でリベット列の表現なのですね。

 デッキの表現は2x3窓フレーム使ったもので、他の緩急車・車掌車にも応用効きましょう。


 印象的というか衝撃的なのが台車です。
 ワキ1と同じTR24で、この台車は高速走行可能な高級品でした。

 レゴ的なルックス再現。アームや塗装ローラ軸まで駆使した極めて意欲的なもので、優れたルックスにつながっています……。


 合わせた牽引機はもちろん、EH10です。

 薬師山氏の作品を参考にしたものとのこと。微小な違いは有るのかもしれません。
 足回りは焦茶の台車枠で、ここも薬師山氏作品に倣ったところです。

 この黒に黄色帯同士の取り合わせ。昭和20年代末から30年までまでという時代考証。
 似合うのは、言うまでもありません。
 

 黒と黄色の貨物列車の美しさ、ほれぼれとさせられますね。
 後世の鮮やかな貨物列車とも、はたまた黒一色の蒸気機関車の貨物列車とも違う、特別な魅力が此処にあります。

 時代的にはそれこそ、淡緑のEF58とか青い客車、湘南色やスカ色の電車。そして赤の特急電車……と揃うはずです。
 あの時代の役者も揃って居るので、競演叶えばと!


 12月9日の長津田トレインオフでの、あっと驚く展示物でした。
 EH10に動力が間に合わず走行できなかったのがとても心残りです……。
 再登場に期待しております。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]