いつか同じこと書きそうな気がするので それを防ぐためです。
2018年の日本国有鉄道だけど、それほどJRの現実と変わってないというのが自分の見方。ローカル線や夜行列車は切られたと思うし、でも新幹線は現実並みに出来て都市部通勤インフラ強化も続いてたと。
— 関山@浦賀/レゴ艦船オフお疲れ様でした!/次は小金井ヒコーキオフ (@houmeisya) 2018年10月31日
でも並行在来線切り捨てありw。
ただ豪華観光列車だけはありえないんじゃないかって気はするけども。
一部の人が言うほどユートピアでもなく、一部の人が言うほどのディストピアでもないでしょうと。役所とかだって1980年代以前と、今とではずいぶん接客部門の印象とか変わってることは考慮する必要はありましょうね。なので、1970年代以前の国鉄のネガティブな印象は引きずらなかったとは思うのですが。
(国鉄は職員の態度がひどいやストばっか、ですが。あの時代は私鉄でも酷い職員多かったし、また私鉄だってスト乱発してたことは忘れちゃいけません)
ただ、分割民営が夜行列車やローカル線の廃止整理を却って「引き伸ばした」可能性はあります。
個人的に嫌いな豪華すぎる観光列車の類は、国鉄だとやりにくかったでしょうね。カシオペアくらいは実現してたでしょうが。ここだけは国鉄が良かったかもなぁと。
(A寝台以上、グリーン車以上を造らないのが日本国有鉄道の襟持ではありました)
ところで「洞爺丸が沈まなかった」仮説を考えてる。青函トンネル建設が凄ーく先送りにされちゃって、2018年現在で新幹線は青森に達してるのに青函連絡船乗換は続いてるの。2018年の国鉄青函航路。どうなってただろうか? 津軽丸型の代船は確実。で、新幹線連絡の高速便はジェットフォイルか?
— 関山@浦賀/レゴ艦船オフお疲れ様でした!/次は小金井ヒコーキオフ (@houmeisya) 2018年10月31日
青函トンネル不在仮説は気になってるものです。
北海道新幹線が計画された地点で、青函トンネルも普通に考えたら整備はされそうですが。しかし莫大な予算ががが。
2018年の青函航路、高速車両渡船が「ゆにこんII」やナッチャンやTSLの流れで実現したたかという妄想もしたくなるけど、貨車の航送にそんな高コスト船は要らない罠。二代目津軽丸や三代目摩周丸とかの貨客船と、渡島丸型の貨物船、あとは旅客専用高速便のジェットフォイルというのが落とし所なんかね。
— 関山@浦賀/レゴ艦船オフお疲れ様でした!/次は小金井ヒコーキオフ (@houmeisya) 2018年10月31日
青函航路(民間)の高速化は、青函トンネル開通後にいろいろ模索されてましたね。
ただ、高速艇のゆにこん初代、高速フェリーのゆにこんII、少し時代離れてのナッチャン姉妹。どれ一つも成功してないのです。死屍累々。
この航路は「遅くても安い」青函フェリーさんが地味に成功してて、津軽海峡フェリーもぞれに倣ってる感じです。
但し、トンネルも新幹線もない状況下だと旅客専用の高速便としてジェットフォイル(国鉄)は就航してたは思います。宇高航路もホーバーが急行で有りましたしね。
ジェットフォイルはあの種の船舶の中ではスジの良いほうだから……。それでも東京函館で5時間半とかかかってて、批判されてそう。
— 関山@浦賀/レゴ艦船オフお疲れ様でした!/次は小金井ヒコーキオフ (@houmeisya) 2018年10月31日
青函トンネルは渇望されるもなかなか予算が下りないまま……。新幹線の札幌開業に間に合うかどうか? みたいな妄想。
嘗てはホーバーとともに持て囃された水中翼船の中で、唯一現役の形ですね。素人目には効率悪そう(イニシャルコストもランニングコストもバカ高!)なイメージなのですがジェットフォイルって。でも設計そのもののスジは良いのでしょう。
青函トンネルの開通は北海道新幹線札幌開業に合わせた2030年を予定しています……???
ただ、土木技術は1970-80年代よりは向上していますので、その恩恵は受けていたとは思います。貨物列車との併存用に単線並行を選んだ可能性もありましょう?
一方で、宇高航路は廃止されてない世界線が想像しにくい。瀬戸大橋のない世界線や、瀬戸大橋が「道路専用」になってる世界線は想像しにくいので。いや瀬戸大橋が道路専用だと四国の鉄道はもう終わってると思う。恐ろしすぎる。
— 関山@浦賀/レゴ艦船オフお疲れ様でした!/次は小金井ヒコーキオフ (@houmeisya) 2018年10月31日
宇高航路の妄想。
現実として瀬戸大橋(本四備讃ルート)が道路専用になってた可能性は有りや無しや? いやそうなってたら四国の鉄道はどうやっても終わってたでしょう。
話戻るけど、荷物輸送の全面廃止も、ローカル線の廃止や3セク化も、また「夜行列車廃止論」も国鉄時代だからなぁ。貨物の縮小も
— 関山@浦賀/レゴ艦船オフお疲れ様でした!/次は小金井ヒコーキオフ (@houmeisya) 2018年10月31日
一方で300系への流れとか、在来線高速化スーパー特急とか、スレンレスの通勤形近郊形も国鉄時代に研究したり一部実現したりしてた。
やはり違う未来は想像しにくいかな。
「幻の国鉄車両」読むと、国鉄時代末期にはかなり前向きな車両計画を立てており、それがJR初期に影響与えていたことがわかります。
次世代高速新幹線として300系(スーパーひかり)の構想は100系のデビュウ頃には考えられてたのですよ。
なので、一部で言われるほど2018年の日本国有鉄道は「利用者のディストピア、国鉄形ファンのユートピア」にはなってなかったと。
地域に合わせた車両的なものは1980年代前半位には多々登場してました。
JNR2018をユートピアのように語るのも、ディストピアのように語るのも多分違うと思う。
— 関山@浦賀/レゴ艦船オフお疲れ様でした!/次は小金井ヒコーキオフ (@houmeisya) 2018年10月31日
後このスレッドの反省点。JNR2018の世界線と、「洞爺丸が沈まなかった」世界線は別に考えないと!
— 関山@浦賀/レゴ艦船オフお疲れ様でした!/次は小金井ヒコーキオフ (@houmeisya) 2018年10月31日
日本国有鉄道が青函トンネル運用してる可能性もありえたし、JR北海道が青函航路続けてる世界線もあり得る。
ますます世界線が分岐ですよ(笑)。
続いて荷物輸送絡みの妄想です。
当時の記憶があるからこそなのですが、国鉄は最後まで荷物輸送は見捨てておらず投資や近代化は続けており(1980年ころまでどかどか荷物車新造し、大規模荷物デポの横浜羽沢は1980年開業。ひかり宅配便などの新規需要開拓)、それゆえに1986年11月の全面廃止は余りに青天の霹靂でした。たった2-3年で廃止を強行してしまったことになります。それだけ赤字部門ではあったのでしょうが。
ところで素朴な疑問。
— 関山@浦賀/レゴ艦船オフお疲れ様でした!/次は小金井ヒコーキオフ (@houmeisya) 2018年10月31日
鉄道郵便郵送の廃止は、
「国鉄が郵便を一方的に切り捨てた」のか
「郵政が国鉄に愛想を尽かした!」のか。
……後者の方なんだろうなぁ。たぶん。
日本国有鉄道よりも郵政省のほうがお金も権力もあったから(苦笑)。
飽くまで妄想レベルですが。
なお、郵政省も1982年までは郵便車の新造してました……。あんまり計画性無かった?
郵政からの「別れ話」がなかったら、鉄道荷物は健在だったんだろうか?
— 関山@浦賀/レゴ艦船オフお疲れ様でした!/次は小金井ヒコーキオフ (@houmeisya) 2018年10月31日
早い時期に国鉄ファミリーだった日本通運に小口分野は投げて、ペリカン便と鉄道小荷物は統合できてたら?とかの妄想はしてしまう。「JR荷物」かJR貨物の荷物部門か。
はたまた巨大な鉄道荷物インフラを物流各社で共有する形での「JR荷物」を作るか。ロールパレットの導入は国鉄はヤマトよりも早かったんだよねぇ。あの価値が評価されてたらと妄想
— 関山@浦賀/レゴ艦船オフお疲れ様でした!/次は小金井ヒコーキオフ (@houmeisya) 2018年10月31日
JR荷物の2018年現在は想像できない
段階的縮小と、貨物への統合とコンテナ化で、現実と変わらなくなってる可能性はある
あのとき、ヤマトや日通などに荷物輸送の「あいのり」での継続を模索してたら……とか考えてしまうのですよね。
現代の「鉄道荷物」は滅んだように見えて、必然性のある場所では生き延びてるのは事実。佐川もヤマトも郵便も基幹輸送に鉄道コンテナ使ってるし。末端部輸送での鉄道使用の試みもあるし(嵐電や、今度決まった宗谷本線)。
— 関山@浦賀/レゴ艦船オフお疲れ様でした!/次は小金井ヒコーキオフ (@houmeisya) 2018年10月31日
繰り返しますが、1986年11月の荷物輸送全面廃止は余りに性急な流れで、何があったのか気がかりではあるのです。荷物輸送に関しては旅客や貨物ほどに誰かが書き残してくれるわけでもないですから。
(新聞や雑誌の輸送にはかなりの影響はあったと思われるのですが、さて?)
ただ、扱い量が1980年代に激減していったことだけは事実です。
大規模なテコ入れ(民間業者の相乗りの解禁)がないまま、郵便さんから愛想つかされていたらやはり廃止は必至って見方もできちゃうのです。