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2018年12月11日

【作品紹介】アイン様の営団6000系。千代田線の一時代!(一次試作車もありますよ♪)

 帝都高速度交通営団6000系。先日引退した千代田線の嘗ての主力でした。
 また、常磐線の各駅停車や、小田急の準急でも運用の多かった車でした。

 21世紀に通用する技術とデザインを纏った電車は、1968年当時はさぞかし未来的にみえたことでしょう。サイリスタチョッパはごく黎明期のもの。左右非対称の前面もこれが創始だった筈です。内装は木目多用の通勤型らしからぬもので当時なりにゴージャス感はあったのですよ。尤も1990年代に小田急線で良く乗ってたときは「昭和の応接間」とか個人的には呼んでましたけど(笑)。

 試作は二次に亘って行われ、3両の一次試作車(1968年)と、6両編成の二次試作車(1969年)がありました。前者は最終的に支線用の3両編成となり、後者は中間車挿入で10連化の上、本線用のトップナンバー6001Fに。
 量産は1970年から1990年迄。車体形状は1981年以降窓構造が変更下降窓に。無論、機器や内装なども編成ごとに差異が大きかったのです。

 試作車も含めて冷房化やVVVF化(つまり機器の総取替!)、車体更新も行われて活躍は2010年代まで及びます。初の廃車が2012年。試作から40年の長寿。然し、一度勢力が崩れると置き換えは急ピッチで進み、先日の完全引退となったのでした。

 然し。活躍は未だ続きます。およそ2/3ほどの編成がジャカルタ近郊に転用。
 驚くべきは二次試作車6001Fも活躍中ということ(試作車なんてまっさきに廃車されそうなものなのに)。一方、一次試作車の3両も動態保存兼訓練車として綾瀬に残されているようです。丸ノ内線300/400/500形同様、電車の歴史に残るべき車ですので、大事にされること願いたいですね。

 余談。有楽町線の7000系に半蔵門線8000系も近縁の車です。これらも未だ現役で前者は副都心線転用で更に活動範囲が広がってます。昔の電車も長持ちでしたが(例えば銀座線の1200形は1933-1983年と寿命50年!)、今の?電車も負けてませんね。東京メトロは丸ノ内線の方に新車投入リソース割いてますから、7000/8000系の方は当面健在で、1200形の長寿記録を更新する車が顕れるかもしれません?
 
 と、長文失礼。

 先方の記事です
東京メトロ6000系を製作中です…
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40789614.html
東京メトロ6000系製作中です…2
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40805970.html
営団(東京メトロ)6000系完成です!
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40811216.html
営団(東京メトロ)6000系 改修
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40817951.html




 1本目の記事より。まず、1981年以降の下降窓車を、既存作の8000系ベースに造られようとしていたようですね(実物も、あの世代以降の6000系は8000系のフィードバックが入ってたりします)。
 ヘッドライトを丸目にするだけで、印象が大きく変わってくるもの。というか、この前面解釈・造形は6000系の方が寧ろ似合ってますね。
(8000系ですと、ヘッドライトが窓部傾斜の中にある造形です


 側面より。ドア窓の小さな所謂「監獄ドア」も今となっては懐かしい。
 パーツ数は喰いますが、横組のドア窓の中に上手く表現しています。

 割付は運転台周りに余裕をもたせており、全長との辻褄は連結面側の窓省略でばっさり割り切ってます。自分なら運転台周りを詰め込んで連結側も窓を起きたいところですが、ここは好みが割れるところでしょうか。

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 2本めの記事より。
 なんと、1両を1次試作車に仕様を変えてこられました。

 でも、先に左の量産車を観ていきましょう。
 帯から下の逆テーパを割愛して、スッキリした顔になっています。車体の下辺が揃うのでよりスマートでも有りますね。

 そして、リアルで精細な胴受が目に止まります。
 6000系はその最後までスカートを装着せず、胴受は目立つ部品でした。よいディテールでしょう。
 
 良くみると、側窓も改修されています。後述。


 さて。一次試作車。
 足回りの全周スカートを履き、真ん中を結ぶ緑帯のない強烈な姿でありました。アルミの軽い電車であるのですが、なんという重量感!

 その特異な雰囲気が十分に伝わってきます。
 それにしても、このマニアックにすぎる題材選ばれた地点で「すごい」です。

 側スカートの表現は苦心されたとのことですが、十分にそれっぽいです。2x2等のカーブスロープで内側にテーパ付けられたら前部スカートとのラインが繋がり、もっと良かったんじゃないかと思うのですが。


 試作車の、試運転。
 相方は8000系です。側窓は桟の目立つ2段窓表現です。6000系は未来的でありましたけど、窓の小ささだけは未来は未来でも、ちとディストピア的な未来感でしたね。
(尤も流石に反省して、8000系以降は大きな窓に戻り、これは今の新車にも続いてますが)
 とはいえ、今になってみるとそれはそれで味のあるものです?



 3本目の記事より。
 4両編成ので完成です。仕様は半分が量産車。半分が試作車です。
 もし、東京メトロが6000系の動態保存とか行うとしたら、案外こんな混成になるのかもしれません?(先述のように、試作車は編成ごと残ってます)




 量産車。側窓の小さな初期量産車に改修されてるのに注目。
 この初期量産車、1990年代に下降窓/固定窓に改造されており、やや見栄えが改善されているんですよね(今残ってる7000系も同様)。

 その窓を横組で再現されています。


 中間車。側窓の特徴が良くわかりましょう。
 センターピラーはクリアよりも黒にしたほうが、実物の印象に近いかもしれません。


 そして、一次試作車側。
 特異な、怪しげな感じが堪りません。


 側帯が細いのも要注目です。
 1968年なりの「レトロヒューチャー」さえも感じさせる佇まいなのですね。

 2パンタの中間車はなかなかの重厚感です。


 改めて試作車と量産車の並び。
 傾斜角が試作車のほうが立ってたとか言われてますが、レゴでの再現は流石に困難ですよね。
 
 余談ついでですが、二次試作車(後の6001F)も車体裾が少し長いというこれまた特異な姿でありましたねぇ。内装も少し違い、この車に乗れると嬉しかったものです。




 完成して本線へ。小田急SE車との並びです。原型との並びこそありませんでしたが、SSE改造後は小田急線内 本厚木までの区間で並んだりすれ違うのが日常でありました。

 つまり、営団6000系は、小田急の一般車としても使えるのですよね。


 流石に一次試作車のこの姿で代々木上原には来なかったとは思われますが……。
 一次試作車はそもそも本線では運用できず、また二次試作車も車体裾が小田急の車両限界に当たるとかで小田急には乗りいれていませんでした。

 でも、画期的な電車史に残る仲間同士の並びでもあります。


 量産車と30000形 EXE。ついこないだまでの日常の一つでした。


 GSE 70000形と。GSEデビュウから僅かな期間はあり得たでしょうか。
 

 

 8000系との並び。
 8000系はすぐ近くの田園都市線走りつつ、出会う機会がないままですね。
 何時か譲渡先とかでこの並びは叶うのでしょうか……? 尤も8000系はジャカルタ譲渡がないままですが。


 最後に。4本目記事より。
 
 一次試作車は側スカートを撤去した1970年代半ばの姿に改められました。それでも未だ特異な印象は残っておりますね。この姿で確かVVVFのテストとか行ってたらしい。
 で、1980年ころに前部スカート撤去、帯を前面にも廻して量産車に近い形態に。機器は抵抗制御化とダウングレード。製造後12年でやっと「乗客を乗せる」ようになったのでした。
 然しそれでも抜けぬクセのある車両で、以後、北綾瀬支線のヌシに。


 新造の?床下機器も凝ってます。

 
 思えば、レゴの地下鉄モデルも充実してきました。銀座線各種に丸ノ内線。この千代田線に半蔵門線。

 しかし。意外と手付かずなのが日比谷線と東西線ですね。乗り入れ先の東武や東急、はたまた中央線との絡みもできるので面白そうな題材ではありますけども。同じ意味で有楽町線・副都心線も濃ゆい濃ゆい。南北線もこれから面白くなってきそうです。東急が絡めるだけじゃなくて相鉄が入ってくるって噂も?

 都営も語ると話が止まりませんよ……。
 嗚呼、ぶっとい鉱脈が、文字通り東京の地下に埋もれてるのですね。
 
 2019年のJAMのテーマは「東京」ですから、東京の地下鉄は旬として盛り上げってきそうです。
 

 参考
 6000系1次試作車の公式写真(東京メトロ公式)。側スカート下げた姿。

 6000系1次試作車のカラー画像があります。側スカート外した姿。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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