擬人化するなら絶対に長女の10形は、ガチにゴスロリ決めちゃってますよね。
で、次女の20形はロリ系だけど、それほどガチじゃなくて少しは普通になろうとしてる感じ。ナチュラルカラーでアクセサリも控え目。
三女500形は、昭和モダン系で別方向でファッション固めてる感じ……でしょうか。
(なお、2000形辺りは、パンツスーツで大人っぽい仕事できる感じかしら)
ええと真面目に解説するとあの3形式は側面や足回りなど共通点が多いです。
レトロモダンというコンセプトもあの沿線にふさわしいものでありましょう。個人的には好きな三姉妹なのですよ。


まずはLDD図から。塗装に関しては二種類検討されたようです。
良く言われることですけども、レゴの濃青はいささか濃すぎる
レゴの普通の青はいさささ、明るすぎる。間が欲しいんですよね。でもこれ以上新色増やすな! なパラドックスなのですよ?
絞り込まれた前面造形。3x4や3x2の窓をメインにした思い切った側面造形。窓上のアーチこそ省略なのですが、優雅さは全く損なわれておりませんね。
大きな窓は、この三姉妹のもつモダンさの表現にもなっておりましょう。

完成車。まずはパーツ入手的に無理の少ない、通常青仕様です。
スカート周りの装飾表現がユニークです。前面の絞り込みは複雑な形状ですが、上手く見立てが出来たものです。またパーツが合わさる部分は丸味部品にして角を逃す。

全体印象。
斜めの窓部分に納得と、感動です。窓枠をパネルで避けているのも巧い。

サイドビュウ。大きめの窓がいい感じですね。窓配置はかなり大胆に割り切りですが、せせこましくなくて良いのですよ。
簡素でも内装造ったり、ミニフィグ立たせても良いかも。
ドアは凹み表現ありですが、この側面だと必然性も高いでしょう。それにしてもドア上部で0.5プレートの調整入れてるのですね。
なお、動力車。動力台車は中央連接台車です。

前面斜め部分の内部支持。望遠鏡パーツはヒンジを避けるため。

内部構造です。

連結面。

走行機器はPU仕様。上下逆に入れて床下からスイッチ操作です。PUならでは……。


ダミーのダブルルーフの中身は抜けており、そこに屋上機器が収まってます。平滑仕上げはこの世代の電車の必然でしょう。

300形305Fと並び。世代は大きく違うものの、共に江ノ電の名物。
サイズ的に整合性取っているのはもちろんです。

無論、連結対応です。実物でも良くある「重連」ですね。
世代違いの重連の組わせも江ノ電の楽しみと。次は何が来るかな……?
(で、意外と同形式の重連がレアだったり)

1000形(SUU氏作)との並びです。

もう1枚。スケールはやや異なるものの、雰囲気は綺麗に揃っておりますね。
りょうへい氏の素晴らしいジオラマでの撮影も楽しみですし、また神奈川県なら行きやすいところですから、何時かシーズンオフの平日にでも現地野外撮影とか出来たら楽しいだろうなぁと思うのでした。