その中でも人気あるのは旧型の300形。それも現役の305Fです。
300形は嘗ては5本在籍して、1本ごとに出自も形状の違ったもの。最後の305Fだけになって久しいのですが、江ノ電のシンボル的車両に。
長く、守っていってほしいと思うのです。

305Fの新性能化冷房化された現在の姿です。
(こだわりだすと、時代によって姿が大きく変わってくる題材ですからね)
305Fは所謂「バス窓」が特徴ですけども、作品では割愛。而して違和感なく305Fに見えるのですよね。
1両の全長を20ポッチに押さえて、小型電車感を強調。
実は関山が以前試作してそのままになっている301Fや502Fに合わせてくださったのでした。でも、ほどよいバランスではないでしょうか。
(関山版も再開したいものです)
前面は以前の気分屋氏作品を継承しています。あれがベスト表現でしょう。

側面割付。
側窓周り、クリーム色多めに取ることで305Fらしい明るさです(301-304Fだともう1プレート分クリーム色がないほうが良いでしょうか)。
注目されたいのはドア前後の窓柱で半プレート分。無論、ブラケットの利用によるものです。
ドアの凹み表現もあり。コストと手間は掛かりますが効果大きいですね。

屋上。古めの電車ですがタイル平滑に。アンテナ避雷器冷房装置と並びます。ここらは最新型と変わらない機器配置であり、これはこれで305Fの魅力でもあります。

前面は胴受け周りの出来も細かい。連結器は車体マウント。
限界曲線は標準カーブです。胴受け外して連結器を台車マウント仮設すればR24も行けるんじゃないでしょうか?

連接部アップ。
ホロは片方の車体に固定する、Mugen氏の方法です。動作確実。


連接部内部。連結に一手間かかるのが目下の問題だとか。

車体構成。横組の窓まわりの取り付け方が分かりますね。

三面折妻の内部構造です。
パーツ数は増えますが、強度があり、角度が自由に調整できるとのこと。。

試作中の模様。いろいろ完成版との仕様違いがりますね。
前面窓であったり、窓ユニットの左右サイドの合わせ方であったり。
これはこれで、興味深い資料になリます。