(一方で、意外と初代 253系の作品が殆どないんですよね)
先にE353系でJR東の特急車両をフル編成再現された超豆茸様が、今度はE259系をフル編成再現です。

車体断面こそシンプルに割り切っておりますけども、この前頭部!
適度な解像度で、ベストなバランスを尽くしてはおりませんでしょうか。
凝った表現は入れていなくとも、標準に近い技法やパーツの中で美しさを出し切る。
カーブスロープ系の充実あってこそでもあります。然し、カーブスロープも普及して久しく。熟成感があるのかも知れません。奇をてらわぬ、王道的良さ味でもあるのかもと。
全面車体裾のやや張り出している部分の処理が「なるほど」という感じです。
キャノピはクリアで、ここはコンサバティヴな安心感があります。
運転台屋根後尾ラインも綺麗ですね。
正面のNEXロゴも小気味よい解釈でありましょう。パーツの中で無理なく「らしさ」追求されておりますから。

先ずは6連です。
先にも触れましたが、複雑な車体残面形状は角型に割り切り。でも6幅なら「無理しない」のも正解の一つです。

そして6連x2へ。
同形のメカが並ぶと世界にリアルティが生まれるのですよ。

圧巻。12連のフル編成です。長いですよね。


併結の萌ポイント。中間運転台部分。
ここは独自のドローバー開発を功をなしておりますね。ただ、理想申せば連結面間距離の短縮が出来たらと思うのです。
それでも、超豆茸様のクオリティは、解像度のコントロールによる物量勝負(というよりは資源配分の巧さ)の制約の中で、徐々に上がっているのですよね。

ライト点灯。隙間から漏れるLED光が美しいのです。

別カット。12両はやはり長いのです。
運転可能な箇所は選びますが、しかし、この迫力は拝んでみたいものですね。
そして、動画へ。
いつも凝った編集ですし、実物のサウンドは効果的、魅力的なのです。
なお、何箇所かちらりちらりとE353系が映るシーンも。JREの現役特急車同士の共演も惹かれたりするのです。