E353系。2015年の先行車の落成から営業入りまでかなり時間かかってましたが、然し、2017年に営業投入されるとあとの増備ペースは早いもので驚かされます。世代的に先々代な189系(183系)がつい先日まで居たのが嘘のようですよね……。
レゴでは既にアイン様作品(2015)
http://legotrain.seesaa.net/article/425634617.html
、及びクロック様作品(2017)があります。
http://legotrain.seesaa.net/article/450217223.html
それぞれに違うアプローチでした。

そして、超豆茸様作品もまた別アプローチです
前頭部試作です。ポッチが側面に顕れず。
そして側面はツライチに。斜め部分はスロープで形成。
キモになっているのはL形パネルですね。これでもって斜め帯部分と、前頭の黒くなってる部分を挟み込み、そして隙間を目立たせず、と。

先頭車試作中。
よくみると四角く割り切ってる箇所もありますのに(貫通扉回りとか)、全体として流麗な印象を与えているのは、斜め帯と形状を整えたスカートのおかげでしょう。

側面。側窓の六角状の処理は割愛ですが、違和感はありません。
前頭部は隙間ゼロとはいきませんが、でもかなり上手く埋めておりますよね。

屋根頂部。

真正面。平らなのに、平らに見えず。きちんとラウンドして見えるのは側面への処理の巧さによるのでしょう。
スカートや連結器回りも美しい。
シンプルさと美観の両方を手に入れつつある……?

先ずは、3連での完成です。
付属編成は3両編成ですよね。コンパクトな良さ味が。

中間車に動力系。
取扱の簡便さ重視の配置は一つの正解でしょう。

完成版の、全面側面。試作版と大きな差異はないようですね。

そして、基本編成フルの9連へ。

連なる中間車がフル編成の魅力です。
超豆茸様のフットワークの軽さが、フル編成を可能にしておりますね……。というより、同じ中間車つくる根気も凄いと思うのです。
(関山には無理ですよ!)

グリーン車も。
窓まわりのブラックライン、デザインとして効いていますよね。

そして、12両フル編成へ! 9+3です。

前よりのアングルで破綻しない造形、見事!
6幅ジャストのツライチかつ、サイドポッチレスが威力を発揮してますね。
その上に、フル編成なのです。

先頭車ローアングル。

そして、基本+付属ならではの魅力。先頭車同士の連結部です。
貫通形といえど流線型ですから、その連結部さえ流麗に。Vなライン!

ライトはその後、点灯位置の修正を行ったそうです。実物は上よりですからこれで正解ですね。ただ、下方で光ってる落ち着きも捨てがたいものはありますが。
ともあれ、超豆茸様の特急車両。フル編成と、高い製作ペース。
そしてそこにクオリティが加わりつつある。何かが変わる気配のある、そんな作品なのでした。
動画もあります。編集クオリティが毎回上がっておりますね。