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2018年09月30日

【作品紹介】ジョージレモン様の芸備鉄道 キハユニ18(加悦鉄道キハ51)。4枚窓の荷台付気動車

 レゴ界隈では人気の?キハ07系に対して、戦前製気動車のもう一つの流れキハ04系列(41000系列)はあまり作品に恵まれておりません。エース君パパ様の強烈な傑作はありましたが(片上鉄道キハ300形)以後が続いておりません。

 やはり、微妙なラウンド形状の4枚窓は制作難度が高いと思われているようです。


 さて。変わって実物の話。
 1930-40年代の気動車は私鉄のほうが技術先行しており、この芸備鉄道(現 JR芸備線)キハユニ51形もそのひとつ。1936年の日本車両製。前面4枚窓はキハ41000の類似ではなくて、日本車両のデザインなのですよ。
 全長17mというのも、当時の気動車としては大型車なのでした。前後の荷台は当時の標準装備?ですね。私鉄気動車では多々みられたのでした(鮮魚台ということもあります。匂いのある魚を客室とは分けて運ぶためだったのでしょうね)。

 落成してまもなく、芸備線の国鉄買収でキハニ40921となります。

 戦後の払い下げで船木鉄道キハニ51に。船木鉄道の廃止で加悦鉄道に転じでキハ51となった由。その間に機関もガソリンからディーゼルに載せ替えられたりしたのでしょう。

 加悦鉄道では1985年の廃線まで現役だったそうですが、1970年代なかばにはキハ08やキハ10形に主力を譲ってたようです。

 現在は加悦SL広場の展示物として保存・整備されています。
 あの時代の気動車、特に荷台付気動車の現存車としてとても貴重な存在です。

 このあたり、こちら参考にさせていただきました。
「Gゲージ鉄道模型・風雅松本亭」より
 加悦鉄道キハユニ51(=芸備鉄道キハユニ18)



 肝心の4枚窓。角型ベースに窓部分を角度つけたものですが、なかなかどうして4枚窓古典気動車らしい雰囲気出てるじゃありませんか。

 あの流動感・ラウンド感が顕れておりますよ。
 荷台付を選ばれたものも先ずは正解で、徒なスクエア感は軽減できてると思うのです。尤も、荷台なしで4枚窓とかなら腰板部分をヒンジなどで折妻表現にするか、キハ42000系の作品であるような、カーブスロープの横組で作る方法もありましょうが。
 それでも、窓部分の表現でかなり良い線をせめておられます。


 屋根はパーツ不足のゆえか?擬似的ダブルルーフですが、ポチスロ並べか45度スロープ化したら良い雰囲気になりそうです。


 ジョージレモン様のご趣味か、カラーリングは国鉄買収後の旧気動車色時代ですね。いやキハニ40921がこの色に塗り替えられたかどうかは不明ですが。でも似合ってます。
 
 芸備鉄道時代はおそらく茶色。
 船木鉄道では何らかのツートンカラーだったはず。色彩不明ですが。
 加悦鉄道では赤とクリームの一般気動車色でした。

 なお、この角度からだと前照灯後ろのラジエータ?が分かりますね。加悦鉄道の現車には無いのですが、船木鉄道時代にはあったような……。ちょっと確認が出来なくて申し訳なく。

 因みに、この場所にラジエータ搭載はキハニ5000やキハ40000では見られましたので、自由形アレンジとしても自然なものですね。

 床下機器は軽快。
 腰を高めにしてるのも、古典気動車らしい足回りの軽快さ(軽量化のためにかなり無理してる)の雰囲気に近づけてるのかもと。


 サイドビュウ。左から荷物室・郵便室。客室。
 1両で荷物と郵便、お客を全て運んでしまうキハユニ、ですからね。


 サイドビュウ反対側です。
 ドア凹み表現はやはりメリハリが生まれます。ただ、このためにPF機器搭載は断念で?9V仕様です。


 真正面。
 4枚窓に荷物台。実に良い顔じゃありませんか。

 自分はこの種の旧型気動車に憧れたものの、実物の現役には間に合わなかった世代なのです……。加悦鉄道辺りが最後でしたが、それでも70年代なかばには事実上引退ですからね。別府鉄道も頑張ってましたが、行けるようになる少し前に廃線です。


 荷台の柵は開閉ができます。
 ちょっとした工夫で遊んで楽しいギミックに。

 荷台への乗車。加悦鉄道では70年代なかばの引退間際まで乗車黙認だったという記録がありますね。最高の展望車でありましょう。乗り心地はともかく?
 尤も、その時代は東北本線のEF57が未だ後デッキに客乗せて爆走してましたけども(笑)。


 荷台への荷物積載も楽しい!
 惜しいかな、レゴの自転車は収まりませんが……。自転車乗せるときはドア外すのも有りかも知れませんね。自転車は絵になりますから。




 ジョージレモン様の旧型気動車並びです。なんという好ましい世界観!

 キハ42000やキハニ5000との、スケール差異も適切ですね。
 戦前の国鉄の何処かと見なしても良いですし、戦後もキハ42000系列と荷台付気動車の共存なんて1970年代前半まではいろいろ見られたものです。


 これまでの作品との並びです。

 やはり、今度のキハユニでの技術・デザイン面での作品的向上は感じられるのですよ。既存作のアップデートも期待したいところです。


 旧型国電と。
 電車に比べて。気動車のほうが華奢だった印象が伝わってきます。

 クモハ42が運行されてる国鉄いやJRの支線の先に、荷台付気動車使ってる私鉄があって……とか考えるとドキドキしますよ。

 実物では遠い過去の情景ですが、模型では充実させるのこれから!
 楽しみにしております。
(……さて、旧型国電の拡充の方の紹介、もう少しお待ちおば)
 
 蛇足。
 それにしても、何時かレゴトレインファン同士で、加悦SL広場行きたいですねぇ……。ついでに山陰合宿。キハユニ81とキハ08(隼氏作品)を実物と並べて。あとは森や汽車のディーゼル機関車。そしてご本尊のスチーブンソン2号機ですよ。

 ええと、「実物では遠い過去……」の前言撤回!
 古きものを保存してくださってる方々に感謝なのです。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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