ただし、おちついて運営もできた、満足ゆく一日となったのです。
多くの方のご観覧、ありがとうございました。
明日も引き続き、宜しくお願いいたします。

効果は……もとい高架は新幹線専用にあらず。hiro様の583系「きたぐに」。

本線は外国形枠。
三木様のA4銀とHST。

展示エリアも充実。というか遥か向こうに列車が見える不思議な遠近感。

C62 2とC62 3の重連は今回の華でありましょう。
前補機が隼様で、本務機がyamatai様。後者は完成が「設営当日」だったのですが、無事大任果たしておりました。

REGIO JET。チェコ国鉄のシーメンス。
yonetaka様の「製品らしさ」を保ったアレンジです。黄色は難しい色なのですが、この完成版はカッコいい! ですね。

北海道がメインテーマだと脇役?
……脇役とは思えぬ存在感が、hiro様のEF58+20系客車でした。
これもまた、鉄道模型(O、HO、N)の王道であります。

かい様の新作DE10。PF2.0によるコンパクト化を図ってます。
すれ違うコンテナ車はなし様新作。テールライト!

ユウユウ様のホール級。英国蒸機ブーム再び来るか?
ホグワーツ急行をザらス限定なんてアホなことやった担当者、正座させて説教したいですけどね!
(消費者のほうが偉いに決まってるだろ、ビルンの無能ども)
過激発言はともかく、このアングルでこのメンツが並んでいると、なんとなくドーバーっぽいですね。
信号機は英日それほど差異がないのも有り難いです。
(というか日本が英国流儀ですが元来は)

たるご様の高速列車は「低床感」がしっかりしています。
重心の低さは大事なんです。

同じくたるご様。方向ガラッと変わった新作が789系電車。
現代的シーンが似合います。

拙作の国鉄気動車。キハ22を先頭に、キハ56とキロ26の混成です。
これも前日ギリギリの落成でした。でも作ってよかった。

鉱山エリアにて。
ホッパーは2011年ころ造った給炭用の「再生」です。まぁ石炭積み込み用にも見えるでしょう……。
ボールドウィンが並ぶと、古典ロコの居た専用線という趣に。
本線を往くのはキハ40。時代的ミスマッチも面白いものです。
なお、キハ40も たるご様新作。

yonenaga様の、7839ベースのドイツ鉄道近郊形は色あせない作品です。
大陸欧州系が薄いの申し訳ないやら。
ただ、フランス方面CIWL方面がいろいろ動き出す流れではあります。外国形出来るプレイヤーは増えつつありますよね。

1日目は出番の無かった、ユウユウ様の札幌市電 散水車は今日は大活躍。
暑い日に似合う涼しげな題材です。札幌市の平均気温は気にしちゃいけないお約束ですよ。

続行運転で函館の単車も。
この空気ができたのは奇跡かも。

港で待機する、tn-factory様のDE10。他のDEとは一味違う作り込みとこだわりの作品です。動力系は流石に9V前提でありますが。

炭鉱地区で活躍するキハ40(初代の方)。隼様作品。
キハ40(初代)の時代は当たり前の風景だったのでしょうね。
(いやキハ40(二代目)の時代も未だ石炭列車あっただろとか突っ込んじゃいけません)

583系は連絡船背景が妙に似合うのです。あの「♪上野発の夜行列車」のイメージは20系でもあり、583系でもありましたよね(ほんとはどっちなんでしょ?)
尤もきたぐに色は青森までは行きませんでしたけども。

5udon様のE233系。数少ない首都圏題材。
この会場までにみなさんが乗ってくる電車で究極のご地元題材でもあります。なおりんかい線の主力は乗り入れ車の方で、りんかい線ネイティヴの70系はもはや希少車。

好きなアングルです。
新幹線をバックに。単行気動車が往く情景。

il様の作品も2日目から。283系。鋭角的な前照灯ケースがカッコいい。

283系は編成の前後で新旧塗装混ざりになっています。
新塗装も良いものですね。白も似合います。

車体断面のこだわりもよく伝わってきます。
8幅ではあるのですが、すれ違う なし氏のスケールよりも一回り大きめ。
無事に走行が叶いました。

高架は新幹線用に。
しゅん様のH5+E6系の連結運転。各々でフル編成。地を揺るがす迫力

超ロングノーズ同士の連結。「函館行」「秋田行」の2階建てがレギュラーというのは、嘗ての東北筋の急行列車の血筋は途絶えずと。

電車同士。
テーマは「北海道」「外国形」「北海道以外の日本形」の3つを相互に入れ替えてました。

82系(鱒寿司氏と拙作の混成)と、283系と、281系。歴代「北斗」の並びです。

その背後に789系「白鳥」も。道内特急勢揃い!

感慨深い並びでありましょう。
なお、この角度だとスケール差も上手くごまかせます(笑)。

hiro様のキワ90。九州の車ですが、何故か似合う。

行き交う新幹線同士。交差する在来線特急も大ターミナル的雰囲気。

赤と緑。鮮烈ですね。

緑と緑。これも良いのです。
H6系はしゅん様とmugen様の2本が揃いましたが、それぞれに良さがあります。
そして、並べても違和感はなかったのでした。できの良さ……に尽きます。

目玉。k.martworks様のC62 2が待機中。
もっとも大きく、もっとも大きな作品。
(他の3作は、一応6幅スケールなのでした)

C62。こちらはSUU様作品。動輪に24歯ギア使用で、純正品オンリーかつボックス動輪再現なのです。
今回はやや出番が少なめではあり、ちょっと残念でした。


bikkubo様のキマロキ(D51・9600)と、C62重連「ニセコ」(隼様・yamatai様)のすれ違い。大型蒸機の重連同士。もはやお祭りです。

対抗するわけじゃありませんが、C55の「利尻」。
C62「ニセコ」に比べてちょっと地味ではありましたが、最後まで残った蒸機牽引の急行列車でした。ところでこの時代だとオロハネ10が要りますね。今後の課題です。
機関車拙作。客車はyamatai様。

高架はフリーに。
yonetaka様のICE3に、SUU様のEH800貨物列車。

5Udon様の釧路臨港鉄道DE601と同社の専用石炭車。
現役唯一の運炭列車ですね。

EF58の牽く旧型客車編成。東海道か山陽筋の急行という趣。

そして、大物が動き出す。
K.martworks様のC62 2と、SATO様のトワイライトエクスプレスの組み合わせ。

スケールが合います。ありえないのですが、違和感がない組み合わせ。
C62 3の動態時代にこの組み合わせがあっても良かったように思えますが、動態保存機としてC62があまりに扱いにくく実現できなかったのが残念ですね。

なお、京都鉄道博物館の構内でならワンチャンスある組み合わせかも……?

2日目の最後に。
高架上では、今の「津軽海峡線」の再現となりました。ここは貨物と新幹線が「共存」する線区です。
それにしても津軽海峡線。
ED79と50系客車の時代。
EH500と789系電車の時代。
そして、EH800とH5E5系の時代。
30年も経てば、代替わりもするってものでしょう。
(なおライバルのフェリーも、相当に船舶のラインナップが変わってますよね……)
<続>
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