特徴は非常に大きな側窓で、「金魚鉢」の愛称で親しまれました。全体に曲線で構成されたとても美しい電車!
また、91形・201形も同様のほぼ形態であり、国道線の殆どがこの形の電車で運行されていたのです。
なお、全長は15m近くもあり、当時の阪神の本線用電車(851形など)と大差がありません。路面電車として大型の部類でした。無論間接制御と電気系も優秀。
然し、廃止後の譲渡はなく……。
保存車は数両残されています。
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昨年9月ころだと思いますが。
側面の試験構体。大きな窓の作り方を検討したものです。
4段分の横組という大胆な構成が結論となりました。
色は迷いましたが、下半分を濃赤は既定として、上半分をタンかダークタンか?
パーツ種類するでは前者ですが、然し、現役時代の写真を見るとどうみてもダークタンです。
バージョン1。
先の試験構体のまま、上半ダークタンにして前面も造って形にしたもの。
悪くない! と造りながら思ってたんですよ。
また造ってから半日くらいは未だ満足だったんです。
屋根を半分までは造りました。
然し、違和感が仕事しやがります。
車高、それも床面高さが高すぎるんですね。
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バージョン2です。
側面の寸法をやりくりして、どうにか1プレート車高を落としました。合わせてドアの凸表現も入れちゃいます。
ついでに屋根と集電装置も造ってしまいました。
足回りもダミー台車枠を小さめに。軽快な感じに。
この角度だとなかなかいい感じです。
これで、完成でもいいかと思ったのですが。
真正面からも。悪くはありません? でも、妙につるつるすぎなのに違和感……。
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バージョン3。
前面の下半分を修正して、前面の傾斜を上半だけにしてしまいました。
それによって、真正面から見たときの違和感であった、前面裾が上がってしまう問題を解消しています。合わせて、実車のバンパー状に膨らんだ部分を段差で再現。
サイドビュウ。
前面の角度も微調整。少し角度を立てています。
ぞの関連で全長も2プレート分程(つまり1ポッチほど)短くなってます。
バージョン2にも未練は無いわけじゃないですが(戻すかも?)、取り敢えずこれで完成ってことにしておきます。
内部構造とかは別記事にします。意外な部品が役に立ってます。