何でも扱っています。4.5Vトレインからスター・ウォーズにバイオニクルも!
教材用等の大量調達もお任せください

◆◇◆◇◆◇◆
レゴの「全て」を世界から。日本語日本円・品切れなしのパーツ調達!
絶版パーツ、絶版セットもOK。廉価な中古も扱。


絶版になった特殊部品が欲しい、基本ブロックや特定色の大量の調達がしたい、
とにかく「安く」レゴが欲しい……というビルダーの声にお答えします。
注文を受けてから調達を行うため、即納体制は取れません。
しかし、当店に在庫切れはございません!

カンザンブリックは、日本のレゴビルドを変えてみせます!


◆◇◆◇◆◇◆
カスタムパーツ(BBB他)・カスタムキット(ME Models)の取寄せも

2018年05月27日

【鉄道作品日本形】4110形のリメイク。10年越しで「丸いところは、丸く!」

 これがリメイクシリーズ第一弾です。

 4110形は
 奥羽本線の板谷峠などで活躍した急勾配専用の特殊な蒸気機関車。
 欧州風に見える風情は当然。ドイツ製の4100型にアレンジを加えて国産化した形式であるゆえ。
 国鉄機としての活躍は昭和24年ごろに後継のE10の登場で終わっていますが、私鉄の同型機や払い下げ機は昭和40年代半ばまで生き延び、SLブームの中で多くのファンのカメラに収まったのでした。
 全長は10m余しかなく、そこに5軸を押し込んでいますので大変に密度間が高いスタイル。国鉄時代は板谷峠とかで客車も牽いてたはずで、20m級フルサイズの客車との組み合わせではさぞや可愛らしさが強調されたことでしょう(とはいえ、蒸機時代の板谷峠は運転する側も乗客も地獄で可愛らしいどころではないのでしょうけど……)。
 もちろん、小ぶりな石炭車との組み合わせも好ましいものでした。

 現在は私鉄仕様で製造された(美唄鉄道)の「2」が地元で保存展示されています。ほか個人保管の2輌があり。

 これは2007年の第一作の解説より。
http://legotrain.seesaa.net/article/101713761.html
 最初の作はもう11年前です。思えば、自分の最初の日本形蒸機作品でもありました。
 モデルは国鉄機ではなくて、美唄鉄道の2号機または4号機です。無論空制仕様。
 

 車輪は当時出回りだしたBBBミニを使用。
 全輪フランジ付きなので、第1軸と第5軸はロッドを繋がず、左右に遷動するようにしていました。


 そして、BBBミドルが出てきて足回りを全面改修。これが2008年。
http://legotrain.seesaa.net/article/101713553.html

 
 BBBミドルはフランジレスタイプもあるのですが、そのままではフランジ付と並べて使えないので内側削ったりしたのでした……。

 これで完成! のつもりでした。BBBホイールで10年戦える! と。

 然し。ご承知のよう、この1-2年のレゴ蒸機モデルの世界は急激に変わりつつあります。
 以前は当たり前だった45度スロープを使った缶胴ではなく、カーブスロープやポチスロによる、より丸みを持った表現が当たり前に。

 自分も2017年9月に8200形(C52形)を円筒缶胴で制作。


 これで、別の世界を感じてしまいました。
http://legotrain.seesaa.net/article/453327915.html
 あぁ、蒸機の丸いところは、丸くなきゃいけないんだ……と。



 重い腰上げて、やっと4110形もリメイクです。

 最初は足回りの微調整(5軸ですからね、ロッド周りシビア)から始まり、気がついたらキャブを手直しして(密閉式に)、最終的に缶胴を丸胴化しました。

 缶胴は8200形同様の、Φ4の丸ブロックです。
 線の細い機関車(明治期の英国系4-4-0とか)や、逆に線の太いマッチョな機関車(C59やC62、D52)には使えないですけど、一般的な省形蒸機のイメージにはしっくり来てるような気がします。ディテールの盛り方次第で多少は印象も変えられますし。


 サイドビュウ。
 全長は最初の、11年前のモデルのままです。
 4110は小さく引き締まり、而して力強い峠の(或いはヤマの)機関車でありましたから。
 ボイラ中心高の高さも4110の特徴でした。それを補償するためにサイドタンクの位置が低いのですね。
 サイドタンクには三菱の赤いマーク。
 ヤマのカマ、ミニマムな色気です。

 足回りはメインロッドのスライド維持しました。メインロッドとサイドロッドがクロスする動作の面白さは捨てられません。

 なお、この角度だと、ヘッドライトの取り付けはやや無理があるの分かるでしょうか(笑)。頑張って挟み込みました。輸送して外れたことはないです。
 いっぽう、煙突やドームはがっちりペグシャフト埋め込んでるので頑丈になりました。




 バックビュウ。
 キャブは前作までのオープンタイプから、密閉式に。北海道に居た末期仕様は密閉式に改造されてますから。キャブ屋根もポチスロ+カーブスロープです。貨車の屋根もそうですが33度スロープ使った表現はそろそろ限界があるのかもしれません。素直に建築資材に転用しましょうか(笑)。


 非公式側 前部から。
 この機関車が一番魅力的に見えるシーン。

 丸缶胴化の効果もテキメンです?

 空制関連のディテール類は取捨選択が必要です。全部盛り込むのは不可能ですから。



 非動力のダミーなのは変わりません。4110のサイズなら何らかの魔改造動力を仕込むことは不可能ではなかったのですが、缶胴を円筒にしちゃうとその可能性はさがっちゃいましたね。でも、いつか3Dプリントで通電するBBBホイールが実現したら、動力化も叶うかしら?




 こんな運炭列車。まったり楽しみたいもの。
 石炭車は旧型雑形ですから、これは炭鉱私鉄の線内輸送ですね。

 ここに一般物資載せた有蓋車や無蓋車を加え、木造雑形客車も交えた混合列車が見えてきました。

 炭鉱私鉄の客車も濃ゆい世界です。どの鉄道の、どの形を作るか迷ってしまいますね。シングル屋根ダブル屋根、丸屋根に切妻。鋼製に木製、17mか20mか……。


 締めに、先程の160形との並びです。
 英国生まれのBタンクと、独の血を引くEタンク。印象が……特にボイラ中心高が全然違います。
 

 あと、カーブスロープ偉大ですね。どちらも10年ほどまえの作なのに甦った感。
 10年分の進化を取りもどした……? いや、若手の皆様の方がリアルタイムで進化を行っているのですよ。遅れないようにしませんと!


 余談ですが、レンズをズーム(コニミノのキットレンズ 18-50mm F3.5)から、標準固定焦点に変えてみました(ソニーのα用。35mm F1.8。APSなので50mm相当)。やっと買ったαの交換レンズですよ。

 固定焦点は写りが違うのを実感します。
 ABSという素材の質感が映り込む。しかし、ホコリとか嫌なものは映らない。安いレンズですが、いい買い物でした。
 まだまだ、α57は戦えそうです。
 

 あと、蒸機リメイク。C55と6200にも手を入れたいですね。
 出来たらS3/6(18.4)辺りも……。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 鉄道作品(日本形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。