先に関山の実績から申し上げると、フレキシ程度の短距離ではなんとかなる感じです。無論、角度は実質固定に。
失敗したのがme-modelsの大曲線への使用であり、どうしても接点が弱くなり、通電不良が相次ぎ、現在は9Vでの使用を断念している状態です……。
それを「実績」を踏まえた上で。
フレキシブルレール通電化☆
— mieshin (レゴドール) (@mieshin_brick) 2018年5月9日
くねくね、オラオラァ!しても
走行可能♪(*^^*)
前回の大曲線にすれば 優雅に
9vが走れるかも! pic.twitter.com/xYWY44IxRi
まずは動画を。連続的にうねうね角度を変えていくフレキシブルレールの上を走ってく9Vモーター。え? と思わされます。
使用方法としては関西式の大曲線(「フレキシ+直線」の相互繋ぎ)も想定しているようですね。

詳細画像です。
銅テープをきれいに貼ってあります。
若干動きが固くなるので、適度な角度保持もしやすいとのこと。
分解しなくても、隙間にテープ入れると貼ることができるそうですよ。

過去の直線レールへの適用について。
内側のみ(接触面のみ)加工したものはやはり経年には弱いようです。上面も貼ったものは保持できているようです。

使用機材。
銅テープは酸化が気になるところですが、9年の継続では問題ないようです。
もともとアルミよりは導電性は良いので、その意味では理想です。
ルックスに関しては好みが分かれるかも、ですね。
さて、補記続きです。
Me-modelsのレールですが、成形精度がやや落ちるためそれも接触不良……通電不良の原因になっている可能性があります。そもそも断面形状が往年の4.5Vレールタイプで、それを組み立てるがための精度不足がありますから。
その意味で、レゴ社純正品やその改造品(薬師山氏の流儀での急曲線など)は接点に関して有利ではありましょう?
なお、最近は3Dプリントによる大曲線や急曲線や特殊レールをリリースするメーカーもあります。精度は分かりませんが、しかし一体構造ゆえの剛性はありそうに思えますが……さて? 断面もレゴ通常品と同じに見えます。
3Dプリント+銅テープに依る通電性の向上が何処まで期待できるかどうかは分かりません。無論、可能性の一つではあります。
さて一方で。
導電樹脂というものがあり、それ使って3Dプリントの9Vレールを造る可能性も考えられてよいのかもしれません。通常品より若干高くなるでしょうし、また金属並みの導電性があるのかどうか気になるところではありますが。
(一方、絶縁に関しては真ん中で切って左右分離にすれば大丈夫でしょう)
導電樹脂の3Dプリントの車輪をリリースするメーカーも現れないものでしょうか? あれば購入考えたいところなのですが。集電ブラシは真鍮エッチングとして。
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