
前回記事
Hot minifig rides 2018レポ(プリゲーム篇1) 「世界が羨む」夜景の革命
http://legotrain.seesaa.net/article/459258621.html
tamotsu様の動画・10分!
このブログで扱うのに鉄分がない?
でも、バス分は十分に補充です。
事情を知らない方には分かっていただきにくいのですが、日本でのバス趣味(研究・乗車・撮影)は鉄道趣味の影響下に1980年代に始まっています。バスの商用メディアのスタートは鉄道趣味雑誌の「バスコーナー」だったのですよ。
そもそも、同じ陸上の交通機関であり、ライバルと言うよりは相互の補完関係なのですね。これは多くのバス事業者が鉄道事業者の兼業や子会社であることが示しておりましょう。
まぁ、関山は公共交通機関はバスだけじゃなくて民間輸送機に旅客機や客船(貨客船)も大好物ですけども。
(その一環で、飛行機のオフでは民間輸送機、艦船のオフでは車両渡船を出してます)

2016年の作ですが、今尚も一番手間の掛かった作品であり孤高の作品。
ディズニーリゾートクルーザー。
実車は東京特殊車両改造の特装車ですが、すでに全車退役済です。
やはり、カリフォルニアな雰囲気に似合うのですね。テーマパークのお客をホテルに送り届けるところでしょうか?

薬師山氏のガーラ(セレガ)。5幅の貸切・高速路線車のベンチマークとなるか?
インパクトピラーの目立つこのバスは高速夜行の定番の一つ、夜景が似合うのです。



拙作新作のエアロエース。無論、薬師山氏作品への「返歌」として。
市場では日野・いすゞのガーラ及びセレガ(ほぼ同型)と、三菱ふそうのエアロエースが二分している状態ですね。
1台は定番のJR系。もう1台は京急系の東洋観光。
東洋観光のエアロは嘗ての京急貸切車の塗装を今に伝える存在です。


ガーラ(セレガ)と、エアロエースの合わせは真っ先に撮りたかったシーンです。

貸切車同士。これまたテーマパークからの帰りでしょうか? 東洋観光車は湾岸線経由かはたまたアクアラインか……?
一方で、千葉の浦安は高速路線も多いところ。JRちらりも似合うのです。

JR系、つばめマークのバス同士。
国鉄は高速バスの「老舗にして名門」でもあります。



同じJRのエアロとガーラ(セレガ)。
作者が違うと表現も違う。割愛必須の5幅というスケールとなると、ディテールの優先順位も自ずから変わってきます。良し悪しではなく。
その意味で薬師山氏のエアロも拝見してみたいですし、私もガーラ(セレガ)を別表現で……?
ただ、その前にモノコックボディ時代のバスにもチャレンジしたいですね。


変わってはとバスのガーラ(セレガ)と、東洋観光のエアロ。
黄色のはとバスのインパクトは鮮烈ですし、古典的な赤白ツートンの観光バスって実はにたパターンの事業者は多いのですよね。




既存作を含めた5幅バスの並びです。
拙作が8台揃った由。
特装車2。一般路線3。ボンネット(貸切)1。貸切・高速路線用2。
ゆとりのラインナップ!
ここに加わったのが薬師山氏の2台であり、今回のバス展示はなかなかの充実となったのでした。

関連して6幅のトラック。
左のコンボイは作者不明。真ん中のいすゞはtamotsu氏。右のふそうっぽい?のはアイスソバ氏です。
デコトラという文脈はカーショウにはピッタリです。
このジャンルも参入してみたいの、言うまでもありません。

もう一つ関連して。5幅のモーターホームたち。こちらはbuchi氏作品。
アクセサリやキャンプシーンの魅せ方も巧いのですね。

アメリカには個人所有の寝台車や展望車などプライベートカーという文化がありますが、アメリカンなモーターホームはそれを道路にもってきたような趣。
一般的なもので長さはマイクロバスほど、幅は大型バス(!)並なのです。ゆえに5幅との相性は抜群。

奥が去年の作品で、手前が今年の新作とのこと。
フランス国鉄の電機のような顔が印象的で70年代のモデル。


無論、インテリアの再現まで。
炊事設備があり、それぞれ、二人づつ横になることができます。

本物の車内です。
今回は……buchi氏の所有車に乗せて・泊めて頂いたのでした。
1990年のモデルとのことで、80年代のアムトラック客車と同じ空気が流れておりますね。私のコレクションから「Empire Builder」の食堂車メニュウを備品として貸与させていただきましたが、きっと良い演出小物になってくれることでしょう。
あと、私もモーターホーム作ってきますからね!