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2018年04月30日

【作品紹介】薬師山様のミルウォーキー鉄道EP-2形「バイポーラ」と、サンタフェスーパー・チーフ(CAD)。

 実制作の方の作品消化も滞ってる現状ですが(申し訳ない!)、しかし気になるLDDも見逃せません。特にあまり日本では制作される方の居ない、北米形の旅客や電機という部門ですと。
(……正直なところを記します。先にやられて、悔しい!のですよ。合わせて北米の旅客や電気鉄道題材も増えてほしいという願いも込めてなのです)

 薬師山氏は先にミルウォーキー鉄道の大陸横断列車「オリンピアン・ハイアワサ」の特徴的な展望車・ドームカーを作図されてきました。
http://legotrain.seesaa.net/article/456764395.html
 その流れをくむもの。

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 EP-2形電気機関車は、電気鉄道の未だ黎明期1919年にGEで5両製造されたもの。PはPassengerの意味で旅客列車用です(暖房用SG搭載)。
 3車体で車軸配置は1B+D+D+B1と動軸12軸。240噸、270kwx12という巨大な機関車。
 凸形の関節機関車であるので、アメリカンクロコダイルと言われることも。

 ミルウォーキー鉄道はアメリカの鉄道会社としては異例の長大電化区間をもっており1920年代には電化延長は1000kmに及びました(参考までに東京→下関が1100kmです。ただし1963年にやっと電化完成ですが)。

 なお、北米の本線電化はニューヨーク近郊の電車区間。
 ニューヨーク〜ワシントン間(後にボストンまで延長)
 あとは山岳越えの100km程度がグレートノーザン鉄道にあった程度。
 つまり東部の一部以外では、電気鉄道は「特殊な鉄道」なのでした。


 (実物写真は拾い物です)

 EP-2は華形の長距離旅客列車に充てられていました。流線型のオリンピアン・ハイアワサ(シカゴ〜シアトル)も牽引しています。

 しかし、1962年に同列車が廃止。というよりミルウォーキー鉄道の大陸横断旅客列車が全廃です。EP-2も引退しました。
 また、貨物列車のみとなった電化区間ですが、1974年には電化廃止、ディーゼル化されてしまいました。

 今なお、アメリカの鉄道電化率は低いままです。
 嘗ての電気鉄道先進国は(そりゃエジソンが居た国ですよ!)、いまや電気機関車をアセラやアルストム、ジーメンスから輸入する国になってしまいました。

 EP-2は1両、静態保存機が栄光を今に伝えています。


 解説が長くなってしまいました。
 薬師山様のLDDです。

 時代考証は先のハイアワサを牽いていた1950年代の姿。ツートンカラーに前方の装飾を加えていた時代です。
 足回りはレゴでの走行のため、b-b-B-B-b-bにアレンジされています。無論違和感は皆無です。中央にモータとか電気系を集中させれば重量配分面でも有利になりましょう。

 なお、短く見えるように苦心されたと伺っております。
 全長は23mなので、実は客車(25m位)と大差はありません。でも、この機関車の印象は「長大」です。この全長バランスで正解で有りましょう……。

 特徴的なボンネット。カマボコ型のボンネットは巧くアク抜き?されておりますね。不思議な形状ですが、而してかっこよく、です。

 手すりやベル。また碍子などのディテールも適度にツボをおさえてます。

 ボンネット前後端の装飾はグリルタイル。
 あと、ミルウォーキー鉄道のマークは、斜めに取り付けた2x2タイル。これで伝わる名デザイン。

 見たところ、実制作には支障は無さそうです。
 遠からず実現すること、願っております。


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 そして、もう一つ。


 サンタフェ鉄道の「スーパー・チーフ」。
 レゴ社から2002年に製品になっておりましたので、ご記憶の方も多いでしょう。
(あの時代のレゴ社、標準的製品は酷いものばかりでしたけど、でも、トレイン関係は今よりもずっとやる気が有りましたね……)

 1950年代のバッド社製のステンレス。流線形客車はサンタフェ鉄道だけでなく、全米の鉄道事業者に導入されました。荷物車などでは尚も現役の車があるほどです。


 丸型流線型の展望車。
 嘗てのレゴ社製品(10022)との違いですが、流線型の丸みがカーブスロープで強調され、側窓も横組み化。品質を現代クオリティに上げています。

 床下もステンレススカートですが、モデルとしては濃灰にしてメリハリ付けてるのは正解で有りましょう。ただ、スカート丈は短いほうが軽快な印象になるかもしれません。


 ドームカー。
 ガラスドームの表現は難しい。試行錯誤のあとが窺えますが、まだ改良の余地はあるかもしれません。2x2や2x4のカーブスロープにクリア系が出てきてくれたら、この種の車両も作りやすくなってくれると思うのですが……。

 それでも、窓の横組化による精細感が良いです。

 編成は4両想定。展望・寝台車/ドーム・カフェ車/座席車/荷物車という感じでしょうか? アメリカの旅客列車だとほぼ必ず食堂車かカフェ車、そして荷物車が編成に加わりますよね。これは今のAmtrakも同様です。




 ディーゼル機関車。
 薬師山氏得意の、ヘリキャノピーを利用する方法での再現です。

 一体形状は賛否が割れそうですが(個人の作品としては、これはこれでありとも思いますが)、前面の装飾塗り分けをステッカーなしパーツのみで再現していること。側面の複雑な塗り分けをポチスロに横組で精細再現しているのが素晴らしいです。

 あの10020が古臭く見えてしまうのは言うまでもありません。
 実制作されたら、きっと輝いて見えることでしょう。人気ものになること間違いありません。


 それにしても。
 レゴ社のサンタフェ・スーパーチーフもリメイク考えてくれないものでしょうか。この5年ほどのレゴ社の鉄道分野への消極性が残念でなりません。
(安定供給はCityのセットだけですよねぇ)

 飛行機や自動車ばかりを重んじてて、まるでアメリカの旅客鉄道が衰退していった1960年代のようじゃありませんか!
 ……然し時代は21世紀です。「アメリカ以外」の殆どの国では高速化による鉄道再評価が世界的趨勢ですよ!

 鉄道を軽視するレゴ社の幹部共、1960年代のアメリカででもマーケティングでも行ってるんでしょうかねぇ?
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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