とても1日だけのイベントと思えぬボリュームでした。
それ故に、後悔はあります。
「なんであの人のあの作品をもっと撮れなかったんだろう!」
「あの組み合わせが出来なかったんだろう……。」
一方で拙作は十分に動かした撮影したので、そこは後悔はないのですけども(あ、嫌なやつだ私)。

ともあれ。今回のベストアングルです。
大渓谷をゆくEF64(なし氏)と、小型の凸電(ナローの泉氏)。
「地形」が登場するトレインイベントが、2月の名古屋平日、3月の鉄道模型芸術祭と毎月続くって不思議な感じがします。
でも、これが2018年の凄さ。
奥多摩でナローの運搬軌道と接続してた?ことを思い出し。
(流石に並ぶような情景ではなかったですが)

EF64 1000は山の機関車ですからこんな情景が絵になるのですね。

霞んで見える山をバックに。
しゅん氏のアメリカ型が大活躍なのです。
この暴力的規模の大レイアウトが実に似合うのでした。

このアングルもまた力強い。

ビックスカイブルーも爽やかです。7幅のアメリカ形はベストバランスかもしれません。本物、大きんですよね体感的に。

鉱石車が似合います。

EF64とのすれ違い。大スケール同士様になってるじゃないですか。

なし氏の珍作? 戦車走行用台車と戦車。
戦車が走ってるように見える? なお16幅です(戦車が)

戦車はソ連のでしょうか? 「カチューシャ」♪が似合いそうです
冬季迷彩良いですねぇ。ミリ系のオフでゆっくり拝見できればと思うのでした。

山岳地帯の高架は現場打ちです。
池袋では廃線跡でしたから、今回は本領発揮?
わたるん氏 いつも遠征ありがとうございます。赤い名鉄、どこでも絵になるんですよね。

山岳地帯は名ドラマのシーンの予感?

ナロー線路も並行してるのでこんなシーンも。
この凸電(釧路コールマインのニチユ)と、EF64(8幅フル!)ってスケール合ってるんじゃないでしょうか? 実物のサイズ比こんな感じかも?

なし氏の気動車。推進軸駆動。
久々の登場ですが、耐久性に難があるとか。

オフ会と展示会の違いはなんですか?
「ベルビルを出していいかどうか」
だと思うんですよ。自分は。
まぁ良くも悪くも身内受けネタの象徴ですからねベルビル。
でも、今回は活躍して良いオフ会なのです。

レッツ、討ち入り!
……って情景にしか見えませんよねコレ。
ところでなし氏のCタンク、久々の登板故にもっと活躍拝見したかった……。今回は時間がとにかく足りなかったですね。




mieshin氏の自由形機関車。
未来的フォルムで大活躍です。SFチックな貨物輸送。
この種のデザインももっと考えられて然りですよね。




しゅん氏のアメリカンロコ並び。
一番手前のSD45が製品のマースクトレイン(2011年)のコピーなのですが、どんどん大型に重厚にリアルになってく様子がわかりましょう。
いや、リアルと言うのは変かもしれませんが。自由形ですから。
でも実物が存在したらこんな重量感・質感であろうな、というのは伝わってくるのです。

bikkubo氏の「キマロキ」(除雪編隊)。
大物すぎる新作ゆえ、別記事にします。精細さと迫力。
今回一番目立って新作でありました。

国鉄蒸機同士の渋い出会い。
C11はてりやき氏作品で、今回初披露です。
最初トラブルあったものの、なんとか克服した模様です。

除雪車は実は日米のデザイン差がありませんでした。初期には輸入車でしたし。
ですので、この並びは違和感なしです。


調整中のC11は山の上で試運転。ただ、この線路やや勾配とかがシビアでした。
鉱石車引いての小規模貨物はタンク機似合うのですが。


トンネルからひょっこりと。

変わって山上線は拙作の西武E52。
気分は秩父線。武甲山です。
また、mieshin氏のタンク車は舶来古典電機には妙に似合うのでお気にいりなのです。秩父線だとリアルにはセメントタキ・ホキ辺りなのでしょうけども。

山岳の大迫力。

見上げるアングルって良いものです。



aykyoto氏の209系房総仕様は動力がなくて走れなかったので、甲種回送モードでの運転となりました。ただ、適当なEF65とかDE10が今回は居ない……。
ミスマッチ上等で、ED42に牽かせてみました。
碓氷峠が未だアプト式で残ってて、長野工場への入出場があるんですよきっと(無理のある設定……)。

山の上も下も古典電機。


今回のプランの有り難いところは、4wlcエリア(tamotsu氏・kimron氏)が隣接して借景になってくれたことでしょう。
西武の古典電機は池袋までやってくる都会っ子でもありましたから、こんな情景も様になるのですよ。

ファミレス前景に。1980年代の東京郊外をイメージできますね。
タンク車の後ろに黒の「ワ」をぶら下げて……。

こんな編成、良いものです。





山上線は碓氷峠に見立てて、アプト式電機を。
これがまた、似合ったのでした。
<続>