専用台車 26021 ブリリンでは「 Vehicle, Base」カテゴリ
https://www.bricklink.com/catalogItemIn.asp?P=26021
26021用 車輪24869 ブリリンでは「wheel」カテゴリ
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レール各種は「train track」カテゴリです
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https://www.bricklink.com/v2/catalog/catalogitem.page?P=34738
https://www.bricklink.com/v2/catalog/catalogitem.page?P=25059
https://www.bricklink.com/v2/catalog/catalogitem.page?P=26022
90度曲線の25061、急勾配の25559/26560/34738。通常直線の25059、短直線の26022といきなり5種類ものリリース。25061はモータースポーツテーマでのアーチにも使われているのは興味深い。アングル状のルックスは秀逸と言えましょうか。
これらのパーツ、まとまった形ではまだ版権系の大型セット(70922)やシティの鉱山セット(60188)にしか入っていませんが、夏新製品ではクリエイターカテゴリのローラーコースターセットが通常(31084)と、大型(10261)が出てくるようですね。
ええと、もっと真面目に通常の鉄道もやれって文句もいいたいですが(笑)。
愚痴はともかく、レール規格はなんとこれまでのナローレールと同じです。すなわち、車輪にはテクニック軸のトレイン車輪が使える由。つまり、電動化の可能性もみえてくるわけです。
早速、たむちん様が「実用化」されてきました(驚)!

未来的なスタイルのAGT(新交通システム)です。
より小さく! を目標にされたそうで、事実上のミニマムサイズでしょうか。
車体のデザインはクリーンで美しい。シンプルモダンの美。玄人的なデザイン。
嬉しいのは車体裾足回りの処理で、カバーリングされてる。これが上品。
カラーリングはモノトーンというストイックさ。色でごまかせないのでデザイン難度は高いと言えましょう。

側面。2車体連接固定編成。幌で繋がれています。
各車全長11ポッチづつですから、通常トレインとしても極小の部類です。つまり難度が高い……。

写真を明るく加工。左がモーター。右が電池box車です。赤外線の受光装置は見送られているようですが、この種の輸送システムは意外と「走りっぱなし」でも気にならないものです。

連接部分は大きく可動します。これで急カーブをクリア。
ケーブルは強く山形に折り癖付けておくとカーブで抵抗にならないようです。

肝心の、足回り。
バックゲージが通常のナローとの互換性をしめしておりましょう。
つまり、この動力機構の上に古典的なナローゲージ車両を造るような可能性もあるわけです。
右の付随車は元来のローラーコースターボギーを使用しています。小径車輪よりも走行抵抗が小さいのだとか。

動力車のメカ。
ナローゲージ自作動力は強度不足とトルク不足に泣かされるのですが。この作品はテクニック系パーツ中心に足回りを組んでいます。これなら頑丈? 無論2軸駆動。
ウォームは速度を落としすぎる懸念がありますが、平ギア部でやや増速して代償にしてるようです。
「最終的にウォームギアで駆動してる為、等倍ギヤだと速度が遅すぎるので16枚から8枚に増速。 車体との接続は、モーター下4x6プレートに1x6と2x6のステーを取り付けて、車体と一緒に組立ててます。 腰を低くする為、通常のレゴトレインとは違う工夫が必要でした。」

付随車車内は電池でいっぱい。
電源は簡単にon/offできるようですね。

連接部です。テクニカルに堅牢に。

ケーブルの取り回し。
受光ユニット非搭載で、配線がシンプルになっているのは大きいかもしれません。PFはケーブルぶっといのが困りものですから。

R12という急カーブのクリアが大変だったそうです。


ローラーコースターボギーをそのまま使うと0.5プレート車体高が下がってしまうので、ハーフペグ用いての0.5プレートの高さ補正を行ってるとか。
最後に動画を!
— たむちん (@tam_modeler) 2018年4月21日
バッテリーの重量があるのでレールがたわまないか心配でしたが、このような高架軌道でも支柱は接続部だけで大丈夫でした。
ロードプレートと建物にコレを組み合わせて、街の中を走らせるとカッコ良いかなと(°∀°) pic.twitter.com/Ry9i3mbihu
動画。急カーブをクリアしていくのはちょっと感動的です。
都市交通的な使われ方が想定されてますけども、車両の形状次第で産業系軽便鉄道などの可能性も持たせられそうですね。
ナローゲージの新時代がやってきたのは確かなようです。