お題は209系。かなり減ってしまった209系ですが、今も元気に働く房総半島仕様の車です。先頭車のセミクロス改造に、中間車(モハ208)へのトイレ取付などかなり手数のかけた改造が行われており、「走ルンです」の汚名も返上でしょう。
(長距離乗る分には、全ロングになってしまうE217系の5連や、211系の4連よりはマシな車ですよね。編成の半分はクロスシート車ですから)


3両編成で。実物も4連ですよね。もうちょいでフル編成。
シンプルな作風ですが、これがまたシンプルな209系に合っています。
各車は26ポッチ(中間車基準)。

先頭車。前面はかなり大胆な横組です。
額縁状の枠ははみ出し承知のものですが、前面帯との兼ね合いでこの表現のほうがベターでありましょう。とって付けたような感じが209系らしくもありますし。
白枠部、裾で1プレート内側にはみ出させているのが実に良いデザイン。これが物凄く209系らしさを引き出しておりましょう。
あと、床下も結構凝ってますね。

中間車。こちらも床下機器が凝ってる。ある部品で精密に見せる技は大事です。
側面割付は3-2-4-2-4-2-4-2-3。これで26ポッチ。4ドア省略なし。
ドア間4ポッチに割り切ってるのは正解でしょう。横組の2x2パネルで十分に209系の大窓らしく見えていますから。

凝っているのは、トイレ部分の窓埋め表現ですね。
この車が通勤形ではなく、近郊形であることの証のよう。

お米氏のE233系 京葉線とならんで。
ここにE217系もそろうと、千葉らしい情景になりましょう。

残念ながら動力系の実装がなかったため、走行はできなかったのですが。
その雰囲気を模して。いや、走行はしてるのですよ。
やはり、半都会?が似合います。

走行の種明かしは「甲種回送」モードです。
適当な動力車(DE10とかEF65)がちょうどなく、使えるのがED42とヨ3500形。
碓氷峠を越えて長野から千葉に帰って来るところなのでしょう???
(209系の房総転用改造などははるばる長野などで行われてます。無論、碓氷峠は越えていません(笑))。
動力系実装での、次の活躍、楽しみにしております。
(9V環境のあるところなら、モーター貸しますから!)
また、209系の現役としては八高線川越線仕様とかも考えられますね。