実は、当日の朝6時に自分担当部分が出来上がるまで、この大胆にして革新的で野心的すぎる企画の成功を疑っていたのですよ。出来っこない……! と。
いや、既にSUU氏やなし氏キベルネ氏awazo氏の制作部分は完成度高かったですから、7割ほどが完成でも上出来! 位に考えておりましたが。
(それでも、今までのこと思えばありえないことですが)
しかし。
初の試み、全面シーナリー付のモジュールレイアウトは「10割の完成」してしまったのでした! 自己満足度には十割五分くらいですが……流石に厚かましいので(笑)。
そして、日本のレゴトレイン展示の、歴史の転換点にもなったと言えるんじゃないでしょうか?
さて。池袋鉄道模型芸術祭の復習です。
今年の展示は、3月24-25日の土日です。
土曜日は10−18時。
日曜日は10−17時となります。
会場は、池袋駅前 東京芸術劇場 地下アトリウム。
有料催事(大人500円)ですが、レゴ及びプラレール展示部分は入場無料でご覧になれます(ただ、他展示もご覧になることお薦めいたします)。
http://tetsudomokei.jp/
持込車両(PF及び9V。4.5V)は可能ですが、時間ごとにテーマなど定めていることありますのでお気をつけください。

なし氏機関区セクションから本線を眺める。

機関区。細部の作り込み。

キベルネ・トレッスル。今回を象徴するシーンでありましょう。
背後にはpgy167氏の山も見えて快い情景。
試運転列車はsato氏のEF81+トワイラ。

キベルネ・トレッスル 全景。
足元の侵入防止柵は即興で現場制作されたものですが。まるで子分のよう。親分を護ってほしいものです。

まっすぐの線路の美しさ。

pgy167様の、山岳セクション。雄大かつエキゾチックな風景ですが、桜が咲くと身近にも感じられる不思議さ。

如何にも私鉄沿線。5udon様のセクション。

bikkubo様のセクションはトンネルと陸橋で二分されています。
内側線はあえて曲線を通らせているのも面白い。

群馬板倉氏のセクション(手前)と、SUU氏のセクション(奥)
都市を構成します。現在日本的リアリズム、極めてますね。

別角度から

ダミーですが、モノレール駅。
車両は拙作の東京モノレール100形

関山担当は、人口路盤と高架電鉄。
高架電鉄はモジュール内に独立した線路。動くシーナリーとしての効果を狙っています。別名、関山電鉄(笑)。

FBI氏担当の港湾地帯。
埠頭とコンテナ船、可動橋がポイントです。

awazo氏の駅は、古典的国鉄風。
貨物ホームと3番線まである、如何にもな国鉄駅です。
ここに似合ってしまう車両、多いでしょうね。

再び、トレッスルへ。
複線分あり。最内側はこの角度から見ると、単線+複線に見えてしまいますね。

FBI氏部分から、関山部分をみる。
背後のプラレールが、恰も未来都市・幻想都市の如く。

関山部分。人口路盤の下はカーブレールです。
港湾がギリギリに食い込んでいます。
横須賀あたりが、やはり脳裏にありました。

関山部分全景。おなじみの高架電鉄です。
いわゆる「パイク」を意識しました。
本線は人口路盤の下を通るので、曲線トンネル的効果を狙った由です。

awazo氏の 駅前。
この角度は内側になるので、お客様に見えないのが惜しい……!

やはりスタッフエリア側からの なし氏の機関区。

サラリと生まれた、雪国情景。
bikkubo氏の担当部と、PGY氏の担当部分の素敵な合わせ技!
名シーンの、一部に過ぎません。
そして物語が紡がれるのは、明日からなのですよ。皆様のお越しをお待ちしております。