トレイン作品を造られてきましたので記事にしましょう。
良い意味で国内作品(の外国形)とも別文脈ですね。エキゾチックなモデルです。

入換用のC形小型ディーゼル機関車です。
前部のゼブラ表現が良い感じです。ボンネット上の丸み表現はカーブスロープの充実がビルドを変えましたよね。
注目すべきは台枠の表現でしょう。平板になりがちな部分をサイドのタイル張りでボリューム感を出しています。
足回りは9Vの3軸。9Vモータは回転を殺していないので旋回性は良さそうです。

編成で。
機関車の後ろもゼブラパターン。1x4プリントタイルを大胆に。
英国型……のようですが、北米型でも通じる雰囲気です。とはいえ、日本形の世界観にも溶け込める雰囲気なのですね。思えば、大昔の鉄道模型はこのへんは邑楽かでありました。バックマンの無国籍なスイッチャーが活躍してたような。
貨車はどちらかというとアメリカンな印象のボックスカー。
側面はタイル張りでプレス表現の力作です。どうやらドア開閉もできそう?です。

地味に気になるのは3両目のタンク車。
造形が良い感じで、正円筒でないのが、却って遮熱板や各種ジャケット(キセ)などを想起させます。ドームやハシゴ。各種リンク類が精密な貨車モデルでしょう。
タンク車は作り込むと楽しいジャンルです。
決して脇役にはできない、何かがあるのですよね。