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2018年02月04日

【作品紹介】三木勘吉様の京王帝都電鉄5000系電車。歴史的名車を好バランスで。

 京王帝都電鉄5000系電車は関東私鉄の名車として名高いもの。

 曲面ガラス使った美しい前面。貫通扉はデザイン上のメリハリに。
 側窓と側扉窓のサイズが同じ、均整の取れた側面。
 それまでの緑色の電車……のイメージを文字通りに塗り替える、アイボリーに緋帯の明るい塗色。

 1962年という、新宿の地下線開業に昇圧という京王帝都電鉄 京王線の飛躍のときの、まさに主役でありました。
 同時に「特急」も運行開始。大幅なスピードアップに。イメージアップ。

 その後も1969年代まで増備が続き、量的にも主力車ともなります。
 質の面では冷房車も加わる。これは関東私鉄の通勤車では初のもの!

 ただし1972年以降は拡大した輸送力に見合う車両として4ドア20mの6000系が新造されるようになります。それでも5000系もまた1980年頃までは「特急」にも運用していたのでした。以後は二線級に落ちていきますが、でも臨時の特急や快速にも時折入ってた模様。
 京王線での営業車としての退役は1996年。

 然し、多くの車両が1990年代に地方私鉄に譲渡され、一畑電鉄・伊予鉄道・高松琴平電鉄・銚子電鉄では未だ現役と。その譲渡車も流石に引退も見えてきているようですが、それでもなお、不朽の名車でありましょう。

 5000系の名が2017年からの新造車に襲名されいるのも感慨深いことです。
 あの5000系二代目もまた新しい時代を拓く(はずの)車両ですから。

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 名車ではありますし、また形状や塗装が特に難度高いわけではないのでしょう。

 でも、なぜかレゴでの作品は無いままでした。故に、この三木様の作品が初に。調布での「ボクらのブリック」に合わせての新作です。

 冷房車の3両編成。先頭車に「KEIO」ロゴが入っていますから末期……1980年代以降の姿ですね。

 造形は前面・側面とも横組み基調です。

 前面は上半分を平板状のお面を貼り付け。曲面はポチスロで出しています。スッキリと美しい。下半分は順組。ウエッジプレートで帯を表現。その下は45度に面取りしたブロック。下部のライトケースは非透明の仕上げです。ここは難しいところかも知れませんね。ベストな答は見つけにくそうです。

 貫通扉の誇張はありませんけども、でも十分5000系の顔に見えます。ただヘッドライトはもう1プレート張り出してる方がいい顔になるかも?


 側面は1x1のブロックを横組みで窓配置を省略無しで再現です。それで全長26ポッチ。
 1x2を順組でもあり得る窓形状ですが、そうすると窓配置の省略が要されます。どちらを取るか? ですね。

 なお、1x1横組だと窓の上下高さが不足する懸念がありますが(窓が小さく見える)、この作品ではその辺の違和感はありません。腰を高くして調整しているようですけど、それでも鈍重には見えません。実車のスマートさは十分に保ってる。
 全体のバランスの良さ、センスある解釈に依っているがためでしょう。

 クリアの方向幕や、タン色の車番は良いアクセントです。

 屋上機器はややゴツいかも。ただ初期の冷房車ゆえ冷房装置は結構大柄でしたが。上面をタイルにすると良い感じかもと?
 末期の使用であるなら、列車無線アンテナはほしいところですね。

 床下機器はミニマムですが、巧く要点抑えております。


 5000系は京王線内の形状・編成で既にバリエーションは豊富です(吊り掛け駆動車さえありました)。目立つところでは冷房機の形状は作り分けで楽しそう。

 また、地方私鉄への譲渡車も制作の良いネタになりましょう。
 いろいろ楽しめるモデルなのですね。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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