
如何にもな、古典的単車にクリスマス装飾付けて……。
こんな電車が告げるクリスマス。素敵。
レゴの公式のクリスマスは「汽車」ですけども(過去の製品も)、電車というのも有りでしょう。製品にありそうな雰囲気に落とし込んでいるのも薬師山様の作品の特徴ですし。
古典単車としてみると、オープンの運転台は丸みの処理が綺麗。ステップや手すりも好ましいディテール。側面は腰高の上に小さな窓……というのが木造車らしいです。
屋根は黒ではなくて濃緑。上品なクリスマスカラーで落ち着いてます。
そして作品全体を引き締める、リアルなZパンタ。こういうのって大事です。玩具を模型にする要素ですから。

側面より。
電池に006Pの9V電池(コネクタ改造)を使うとPFでも動力系が此処までコンパクトに収まってしまいます。機器部全長10ポッチ。お陰で小さい単車ながら両のデッキ部分は開放できてるわけですね。9V環境なくても出来ることはあります。
余談ですが、意外と006Pは長持ちしますね。単車の自車走行なら負荷も小さいのでかなりパフォーマンスは良いんじゃないでしょうか?(二次電池使うと更に良いのでしょうけど)
全長も16ポッチ。小さいって、素敵!
このフォーマット、装飾なしのガチモデルで、函館のハイカラ號や札幌の22号。或いは京都のN電とかいろいろ展開できちゃうかな?とか考えてしまいます(笑)。

活躍の模様。ブリックライブ大阪にて。
急カーブと小柄な建物のミニレイアウトが似合うのです。
あと、自由形なら欧州的にトレーラー曳かせるのも楽しそう。プレゼント満載した無蓋車とか、装飾いっぱいの客車とか。各方面に、夢の膨らむ小さなモデルなのでした。
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追記。N電登場時仕様と末期仕様。こちらも既に考えられていたそうです。さすがとしか。
どちらもキット化出来るくらいにデザインに筋が通っておりますよね。