お題は、2018年3月デビウ予定の叡山電車の新観光列車「ひえい」。デオ700形電車の改造なのだそうで、想像図を見てると多少は原型の面影残しつつ……でも、大胆!
レゴでは無理だよなぁ……という挑戦状的デザインですが、しかし薬師山様は形にしてこられました。小気味よく。

写真は薬師山様撮影。
前面は最近出回りだした4x4の1/4丸タイル(縁形)と2x2のやはり1/4タイルの組み合わせかな……と思いつつ、この作品ではより手近なカーブスロープでの構成です。この発想はありませんでした。そして、あの「縁」的な楕円を表現できておりましょう。
全体の……デオ700形元来の部分は薬師山様の電車作品らしい、落ち着きと安定感があります。電車としての基本が押さえられているので、大胆なデザインでも破綻しないのでしょうね。

写真はかう゛ぇ様撮影。
側面楕円窓は作り方を考え込んでしまうところですが、横組とディジタライズでらしく見せておりましょう。時間的制約もあったとのことなので、できる範囲でベストを尽くされ、そして実物よりも早い落成。そして公的展示に。勢いもまた大事なのですね。
サイドラインやエンブレムも表現あります。締まってます。

写真はサニー様撮影。
まだ実物の詳細仕様の分からない前面はブラックアウト処理。でも、隙間なく黒で埋めてます。やはりエンブレムがアクセントに。
楕円の内側に、トランスレッドで尾灯?表現あっても良いかもしれませんね。
えいでんの新たな「顔」。実物もこの作品も、今後の活躍が楽しみです。