さて。京阪は2000系スーパーカー(1954年)由来の今となっては旧型になってしまった通勤車を多々抱え込んでおりましたが、その置き換え用として製造が続いています。2012年のデビウ当初は支線や各停用の4連口でしたが、その後7-8両の本線急行用も増えつつあり、一大勢力になっていくのでしょうか?

エース君作品は、以前のmazta-k氏のLDDを元に実制作されたとのこと。手持ち部品に合わせてアレンジした感じでしょうか。それでも4両造ってます(フル編成でもありますね)。京阪の通勤車の緑はレゴ的には解釈が難しい色ですが、この作品では通常緑に解釈。これはこれで明るい感じがします。また、先に作られた特急車8000系の通常赤との対比も良い感じになるでしょうね。
最近のエース君作品はドアに窓が入り、見栄えが良くなってきました。ただ、側窓は実車と違う形状なのが残念ですけども。全長2ポッチ伸ばして窓柱を追加すると全体のバランスも変わってきそうですから、ここは難しい問題なのかもしれません。

前面。mazta-k氏の元設計の特徴であった、隙間に依る標識灯表現を採り入れています。斜めに合わせた隙間は難しいところですが、積極的に利用するのは名案ですよね。おでこの処理も流麗な感じが伝わってきます。アルミボディならではの滑らかさなのですよね3000系(二代)や13000系って。
スカートは実物もそう見える、ステーの見えない浮遊しているかのような形状を再現。ただ、ちょっとゴツい印象? スカートを1プレート上方に寄せて、かつスカート裾のタイルは真ん中の4幅分だけにしたほうが軽快に見えますかも?

点灯時はご覧の通り。インパクト大きいですね。

尾灯も点灯のため、ケーブルが編成全体を通して渡っています。
現行京阪電車は3000系(立命館大鉄研)に、先の8000系(エース君)、2600系(エース君パパ)と揃ってます。イベントなどで、京阪オンリーの時間とかあると楽しそうですよね。